予告通り 子宮頸がんワクチン について
今回はマジメに書かせていただきます
まずは子宮頸がんとは・・・・
子宮の入り口付近にできるがんで、子宮頸ガンの原因はHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染です
HPVじたいは皮膚や粘膜などどこにでもいるありふれたウイルスですが、子宮頸ガンの原因となるのはその中の 発がん性HPV といって性交渉で感染します
性交渉経験がある女性の80%は発ガン性HPVに感染するといわれていますが…
90%以上は自然に排除されます。
しかし排除されなかった一部のウイルスの感染が長期間続くと、ガン化してしまいます
子宮頸ガンの初期にはほとんど自覚症状がないため自分では気づかないことが多く、
進行すると様々な症状が起こります
・性交後出血 ・茶褐色や黒褐色のおりものが増える ・不正出血 ・下腹部の痛みや腰痛・・・・etc
進行してから症状として現れるため、定期的は検診を受けていないと発見が遅れ大きな手術や
放射線治療が必要な状態となってしまいます。
そしてHPVは何度でも感染するものなので、定期的な検診が必要なのです
その誰でもがなりうる子宮頸ガンを予防できるワクチンが日本でも認可され
接種が可能になりました
ワクチンを受けることで特に子宮頸ガンになりやすい型の発ガン性HPVの
感染を防ぐことができます
子宮頸がんワクチン
注射は筋肉注射
半年間に3回の接種が必要です
初回→初回接種から1カ月後→初回接種から6カ月後
3回接種することで十分な効き目が得られるため、最後まで接種することが重要です
1回 ¥18,000
接種後にかゆみ,赤み,注射部位の腫れや、痛みが出ることはありますが、通常数日で治ります
(インフルエンザワクチンと同じような症状です)
1番気になる効果の持続期間ですが…7年間は確実
確実な効果は7年間ですが20年間ほど持続すると言われています。
ZARDの坂井泉水さんの闘病で認知が広がった子宮頸ガン
幅広い年齢層の女性にみらえrますが、とくに最近は20~30代の若い女性に急増しています
早いうちからのワクチン接種で感染を防ぎましょう
ワクチンを接種したからといって100%子宮頸がんにならないというわけではありません!!
ワクチン接種後も年1回のがん検診は受けましょう!!
また、現在発症しているガンや前ガン病変(ガンになる手前の状態)の進行を遅らせる治療薬にはなりません。
当院での子宮頸ガンワクチンのご予約は表参道・婦人科 メディアージュクリニック青山
ガンを予防できるワクチンができたなんて、まさに現代の予防医学ですね
健康第一 みなさんがHappyでいられますよーに