良識ある大人は

一般の社会人は

 

その人が出来ていないこと

その人が苦手なこと

その人が不得意なこと

その人の甘いところ

その人の悪い癖

その人の要領の悪い箇所

その人特有の脳の使い方

その人に何度言っても改善しない箇所

その人の問題点

 

面等向かっては言わない

 

何度か言っても直らないものは

直せないものであるから

 

普段の様子を見ていれば

「ああ…これが大の苦手か~」

とわかるから

 

 

人は誰でも

得手不得手がある

 

 

良識ある大人は

 

出来ているところだけを褒める

70%しか出来ていなくても

頑張った部分を褒める

 

残りの30%は誰かが補填する

出来ない箇所は誰かが尻ぬぐいする

 

経験させて成長させようと

スタートさせても

無理なものは無理なものだ

残りの90%を他の人が補填する

90%を周囲の人が尻ぬぐいをする場合もある

 

90%ともなれば

それはもう他人の仕事であるけれど

 

 

あまりに現実を言うと

自信を失う場合があるから

 

人によっては自己肯定感が低すぎる

傷つきやすい

 

などがある

 

 

そういう人には

 

良識ある大人は

 

今後できるように

心が折れないよう

 

必ず褒め言葉を入れたりする

 

出来ていない大問題部分は

決して本人には言わない

 

「この問題は言っても無駄だな」

 

「これまで何度言っても出来なかったから」

 

という感じ

 

 

皆さんも

お子さんや会社の部下には

そうしていらっしゃることでしょう。

 

 

で、時に

 

人はそれを勘違いしていくことがある

 

 

「自分は出来ている」

 

「自分はデキる」

 

「自分は優秀だ」

 

 

とか。

 

 

でもそれは

 

事実ではない

 

現実ではない場合が多い

 

 

結果主義の大人の世界では

 

通用しない

 

 

運悪く

 

一緒に仕事をしたこともない

 

外部の大人が

 

余計なことを言うこともある

 

 

そしてどんどん勘違いが増大していく

 

 

一緒に仕事をしたら現実がわかるのに。

 

むしろ一緒に仕事をしろ!と言いたい

 

いや、すればいいと思う

 

皆が「現実」「事実」を知ることができるから。

 

 

さて、

 

自己肯定感が低すぎると

承認欲求が強くなりすぎる

 

実際を知らない大人が

ノリで軽く

言った褒め”言葉”に

 

過剰反応し、承認された気分になり

 

「認めてもらえた!」

 

となり、

 

そこから闇落ちが始まる

 

※MV的には承認欲求が強いとアウト!

他人の承認がないと「自分はOK」になれないのは

典型的な依存型であるからだ。

そこは自分の弱みとなり、

IQ の高い悪者にまんまと騙されることになる

 

 

すると

 

線路を切り替える

 

違う道へ行くことになる

 

 

弱みが

 

いつでも簡単に線路を変えるきっかけになる

 

非常に脆いものである。

 

非常に不安定である。

 

 

まあ、それも運、人の人生である

 

 

で、

 

時に

 

現実を叩きつけなくてはいけないことがある

 

 

そうしないと

 

関係性を保てなくなった時だ

 

 

現実を知る

 

実力を知る

 

自分の得手不得手を知る

 

とにかく

 

自分のありのままを自覚することからしか

 

現実は好転しない

 

 

だって

 

今の状態は自分の結果だから

 

過去から積み上げてきた自分の色々が

 

表に出ているだけだから

 

 

勘違いしたまま

 

知識をいくら吸収しても

 

専門用語を辞書のように集めても

 

机上の空論ばかりでは

 

 

現実という”現場”に落とせない

 

社会、人とうまく繋がれていない場合

 

やはり

 

現象化しない

 

 

要領が悪いまま頑張っても

 

時間と体力の無駄になるだけ

 

 

現象化させられる力を

 

”実装力”

 

とも呼ぶ

 

 

 

私の観察力はフツーの人よりも精度が高い

 

 

本人も知らない、気づかなかった

これまで親にも先生にも友人にも

恋人にも仕事関係者にも

これまで出会った沢山の大人たち

 

その誰にも言われたことがない

 

そんな

 

その人がうまくいかない根本の理由

 

を私が初めて本人に告げることもある

 

 

「生まれて初めて言われたでしょう?

これまで誰にも言われたことがないでしょう?」

 

答えは

 

YES

 

だった。

 

 

でもそれこそが

 

人生をいつも中途半端にさせる

やり始めたことを最後まで完成させられない

最初はやる気満々でスタートさせるが結果に繋げていけない

継続させられない

人との関係を深く繊細につめていけない

結果を出せない理由

 

なのだ

 

 

人を観察する力があると

 

ほんと色々と見えてくる。

 

 

私の場合

 

ただ観察するだけでなく

 

「なぜそうなったのか」

という理由、原因も同時に考えるし

 

「なにがどうなってこの現象を引き起こすのか」

という仕組み、からくりも同時に考えるし

 

「本人の脳内はどうなっているのか

本人には現実がどう見えているのか」

など、相手の立場になることも同時にするし

 

「何に気をつければ改善の方向に少しでも向かうか」

と改善策も同時に考えるし

 

 

ただボーッと観察しているのではなく

 

同時に

 

洞察分析もしている。

 

 

 

寺子屋をしてもいいけれど

 

非常に得手不得手があると思う

 

それはそれでよしなのだ

 

違っていいのだ

 

だからこそOKなのだ