きものは日本が誇る伝統衣装ですが・・・
第１部と第２部の幕間に、世界の伝統衣装のご紹介をしました！
まずはお隣、韓国のご存知「チマ・チョゴリ」です。
カラフルで華やかですね～
ふんわりとしたシルエットでとても女性らしいです。
続いては
バングラデシュの「パンジャビ」という伝統衣装です。
バングラデシュは日本人はあまりなじみがない国かもしれません。
南アジアに位置し、人口密度が世界一！
「コックスバザール」の長～い白砂ビーチはなんと全長120km。
連続して続く世界一長いビーチは国民の誇りだそうです。
黒と白の市松模様の着物でＡさんに登場していただきました。
こちらは帽子・バック・つけ襟をマルシェ・ドゥ・スールさんに作っていただきました
着物に帽子、びっくりされる方もあるかもしれませんが、いかがでしょうか？
こんな着こなしなら帽子も素敵ですよね
洋服用のつけ襟は、中心をずらすことでコサージュをつけたようになり
雰囲気のある着こなしになりました。
マルシェ・ドゥ・スールさんは白潟本町にすてきなお店がありますので、ぜひ覗いてみてくださいね！
さて可愛らしい親子の登場です。
お母さんモデルのＹさんは生成りに薔薇の小紋・ピンクの半幅帯、
お嬢ちゃんはピンクと紫の着物に兵児帯です
二人の髪飾りは「ミニチュアちさと工房」さんに作っていただいた薔薇です。
親子でおそろいの小物をつけるとお出掛けも心弾みますね
お母様には髪飾りと同じ薔薇で帯飾りも作っていただきました。
第１部のラストを飾るのはＭさんです。
黒地にネコ柄の小紋に、えんじ色の縞模様の半幅帯を結んでいただきました
みなさん、冬に着物を着るとき、衿元や袖口が寒いと感じませんか？
そんな季節にあう暖かな小物を「ここぺり」さんに作っていただきました。
ネックウォーマーは衣紋の位置にファーが入りこむ型につくっていただきました。
おそろいのアームウォーマーはたっぷり肘までの長さがあります。
これならきっと北風を防いでくれそうですね
唯一の男性モデル、Ｋさんの登場です！
茶色の着物に格子模様の木綿の角帯を締めていただきました。
こんな帯なら男性にも気負わず着物を着ていただけるのではないでしょうか。
帯に飾ってあるのは同じくmokoさんに作っていただいたものです。
帯や着物に合わせ小物をオーダーするのも楽しみの一つですよね。
衿元のショールは天野紺屋さんに染めていただいたものです。
藍のグラデーションがすばらしく、着物姿を引き立ててくれますね。
しまね観光大使の経験を持つ、青山愛（めぐみ）さんに登場していただきました。
ピンクの小花柄の小紋です。
藍の兵児（へこ）帯が着物姿を清楚に見せてくれていますね。
先ほどの男性のショールと同じく天野紺屋さんに染めていただきました。
木綿の楊柳（ようりゅう）地ですので結ぶとふんわりボリュームがでます。
帯結びが苦手な方はこんな帯を手持ちの着物にさっと結べば、着物でのお出掛けがもっと気軽になるかもしれませんね。
次に登場したのはＦさんです。
黒地に緑の格子模様が入った木綿の着物に、大胆な花柄の半幅帯を合わせました。
こちらは半襟・帯飾り・髪飾りを八巻（はちまき）さんに作っていただきました。
半襟は2012年の干支であるタツノオトシゴを水色や緑で型押ししました。
帯かざりには和洋の布を丸くつなぎ楽しい配色となっています。
髪にもおそろいの飾りをつけていますよ。
半襟はアレンジしやすいところなので、好きな柄の生地を使ってみたり、
簡単な刺繍をしたり、最近では、アイロンでつけるパーツなども売っているので
色々と楽しんでみられてはいかがでしょうか？
３人目のモデルはＮさんです。
着物はグレー地に赤や黒、緑が入ったウールのもの。
帯はデニムと薔薇模様のリバーシブル半幅帯です。
髪と帯、指をコラボ作家さん「kiten」さんのフェルト小物がふんわりと彩ります
独特な世界観を持つkitenさんの作品は、ファンが多いです
お次はＦさんの登場です
鮮やかな着物にダークカラーの羽織を合わせ、きりっと着こなしておられます。
羽織ひもと帯留は、「moko」さんの作品です。爽やかな色と優しい素材感がかわいらしい印象をプラスしてくれます。
こんな奥様が街中を歩いていたら、振り返ってみてしまいそうですね
ファッションショーの開幕です
スタッフもびっくりするくらい、たくさんのお客様にご来場いただきました！
まずはわれらがリーダーのごあいさつです
緊張のトップバッター、モデルはＨさんです。
からし色とみどりの絣着物に半幅帯をきりっと結んでいます。
ポイントは、半襟と帯揚げの紫色
コラボ作家は「舞」さん。
緑・茶色などの落ち着いた色を組み合わせた帯留と髪飾りで、いつもの着物がエスニックな雰囲気に早変わり！
堂々としたウォーキングで、見事大役を果たされました
うす紫のあられ模様の着物に黒い繻子の名古屋帯、ピンクの羽織で登場したのは、Ｏさんです。
「おさと」さんによる髪飾りとバッグです。
髪飾りは着物から取った古布、バッグは着物地と帯地が使われています。
シミや傷みで着られなくなった着物も、こんな風に甦らせてずっと使い続けられたら素敵ですね
