パタゴニアへ☆2
プエルト・モンには朝9時前に到着。
ここからフェリーでチャイテンに向かうのだけれど。。。
フェリー乗り場はどこだ?
インフォメーションセンターでスペイン語の単語を並べたて、
どうにか【あっちの方】と教えてもらい、てくてく歩いていく。
遠くはないけど、近くなかったフェリー乗り場。
20分ほど歩いて辿り着いたフェリーオフィスで意気揚々と
「チャイテン行き一枚」 と言うと・・・
『NO』 と一言。
ナニが『NO』なんだい?
オネーサン、何やら説明してくれるけれど何言ってるんだかチンプンカンプン。。。
今日、フェリーが無いのか?
それとも、もうローシーズンで無いのか?
訳わからなーい。。。と泣きそうになりながら、何度も聞きなおすと
『otra・・・・』 ←知ってる単語出た~キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
otro/otra は 【他の・別の】って意味だったハズ(私の3年前の中米旅が生かされる時がキター!!)
「別の会社なの?」 ってオネーサンに聞き返すと、オネーサンも安心したように頷く。
オネーサン、諦めずに説明してくれてアリガトー。
「別の会社はどこなの?」 と訊くと、隣を指差すオネーサン。
来たときには目に入らなかったけれど、すぐ隣にもオフィスが。
すぐさま隣のオフィスに移動して、再び意気揚々と
「チャイテン行き一枚!!」 と言う。
『今日?』
イエース☆☆☆やったー☆これでチャイテンまで行けるよ~☆
『今夜24時ね』
え?
24時っすか?
真夜中っすか?
今から、軽く15時間後ってことっすか?
パタゴニアへ☆1
正直、ポールさんと木乃実さんが暮らすラフンタって村が
一体、何処にあるのか。
パタゴニアって言っても広いんだよー。
google earthで調べたけど、わからなかったんだよー。
言葉では、
サンチャゴからバスでプエルト・モンまで14時間。
プエルト・モンからフェリーでチャイテンまで12時間。
チャイテンからバスでラフンタまで4時間。
って。
ニッポンからチリに飛ぶよりも時間が掛かる、っていうのはわかったけれど。
とりあえず、サンチャゴのバスターミナルでプエルト・モン行きのバスチケットを購入。
始めの一歩。
『どこに行くんだ?』 って話しかけてきてくれて
「プエルト・モンだ」 ってチケット見せたら
『tam bien(一緒だ)』 って。
バスが来たら、
『このバスだよ』 って教えてくれたよ。
優しさが染みる~。旅の途中は特にね。
チリのバス事情は、噂には聞いてたけれどいい。
アルゼンチンはもっと良いらしいけれど。
ちゃぁんと時間通りにバスが発着するし
荷物の管理もしっかりしてる!!
いろいろクラスによって値段は違うんだけど
クッション良くって、リクライニングも充分倒せるセミカマで4000円くらい。
更に上のランクだとフルフラットになるらしい。
そして、スナック付き♪アルゼンチンだとワインのサービスもあるんだとか。
そのためだけにアルゼンチン行ってみたい気も。。。
ぐーすか寝て、朝にはプエルト・モンに到着。
途中で見た景色が、NZで過ごしたぶどう畑と似ていてきゅぅっとなる。
そういえばNZと緯度が同じくらいなのかー、と今更気付く。
【tam bien おじちゃん】が『ここがプエルト・モンだ。良い旅をな』 って声を掛けてバスを降りて行った。
それだけで、充分良い旅が始まったキモチになれるね。
でも、まだ半分?もう半分?
サンチャゴ着☆
機内では、飲み放題の旅を堪能し、
トロントの空港では、試食の【コスタリカ土産】を堪能し、
やってきましたチリ・サンチャゴへ。
チリの検疫は厳しいことで有名。
植物や植物生産物に寄生する検疫対象病害虫のチリ国内への侵入と蔓延を防ぐため、
すご~く綿密にチェックするらしく、
梅干の種も、種子として扱われて没収&罰金だとか。
私のスーツケースの中には、木乃実さんから頼まれた日本食だらけ。
「食べものは持っているか?」 と訊かれ、
NOと言える量では無く。。。
検疫官、スーツケース一面の日本食を見て、やや苦笑い。
お味噌やワサビを興味深そうに見てた。
サンチャゴでは、木乃実さんに頼まれた【お買物・現地編】の使命を果たすべく
スーパーを巡る。
POLEN(ミツバチが集めた花粉の粒)と、珈琲豆の挽いたの。
これが、なかなか見つからず
歩いていける範囲のスーパーには無くって
(私の歩いていける範囲は片道2~3時間くらい)
でも、どうしても諦めたくなくて、地下鉄に乗って一番遠くの駅まで行ってみたら・・・
あったぁ~
でかした、私☆
これで、気持ちよくパタゴニアに向かえるぞ~☆☆☆