『A Tercera Division～昇格～』

先日、リーグ最終戦が行われました。

最終戦までの結果を整理しておくと、最終戦を残して我々Jupiterは2位、3位との勝ち点差はわずか2ポイント。

2位までが自動昇格できることになったため、私たちは引き分け以上で昇格（得失点差で上回るため）、負ければ3位の結果次第という状態でした。

最終戦はアウェー、しかも12:00からのため前日に現地入り。

プール付きのホテル

夕食の様子　　　

夕食後に　

試合当日はクラブがバスをチャーターし、クラブ関係者、サポーター、子供たちを含め100人ものサポーターが試合会場に応援にきてくれました。

試合は、相手も降格がかかった大事な試合。

緊張感と興奮が入り混じり、会場は異様な雰囲気に包まれていました。

私自身今回感動したのは、5部リーグの街クラブがバスをチャーターして100人以上のサポーターを引き連れて応援に来てくれたということ。

昇格がかかっていたとは言え、サポーターの応援は本当に力になりました。

結果は1-1の引き分け。

3位のチームは勝利しましたが、得失点差で上回り、昇格を決めました。

その瞬間、サポーターや選手全員が一気にグラウンドに入り乱れ、お互い抱き合い、歌い、写真を撮り、大盛り上がり。

残念ながら相手チームはこの試合で降格が決まり、結果は天と地の差となりました。

グラウンドで喜びを分かち合い、その後ロッカールームでも歌い、叫び、チーム関係者をシャワールームに放り込み、監督だろうが会長だろうがおかまいなし。

これでもかというぐらいに喜びを爆発させていました。

たぶん1時間ぐらいやっていたんじゃないでしょうか。。ｗｗスペイン人のエネルギーにはいつも脅かされます。

会場を後にし、ホームグラウンドへ帰還。

そこでもサポーターとミニ祝勝会を開き、喜びを共有しました。

またサポーターがピッチで花道を作ってくれ、一人ずつ選手紹介されて出て行くという即席セレモニーも行われ、ここまでチームを支えてくれるサポーターに感謝の気持ちで一杯です。

映像はこちら

これでクラブは3年連続での昇格、私自身も3年連続でカテゴリーを上げることができました。

バルセロナに来た当初は7部リーグからスタートしましたが、来シーズンはいよいよナショナルリーグ。

ピッチで皆と抱き合いサポーターから声をかけてもらった時に当初の事を思い出し、思わず涙がこぼれてしまいました。

現在の様なクラブに誘ってもらった事への感謝とチームメイトに恵まれたことへの誇りと感謝で胸が熱くなりました。

ひとまずゆっくり休んで、来シーズンに向けていい準備をしたいと思います。

あとはビザの問題などうまくいくことを願っています。

CaSaMassa ～ESPERANZA～