本日は12月定例会最終日。
咳と微熱が3週間近く続き、この冬の風邪のしつこさに困惑しております。
さて、私が作成し会派として提出した「パチンコ・スロット・公営ギャンブル依存症に対する具体的な対策を求める意見書」(案)は、残念ながら「依存対策において、対策費を事業者が負担する事を明確化する」という文言が踏み込み過ぎだという理由で却下となりました。
私は特にしがらみも無いので、依存症対策の事業者負担は当然の事だと思っております。
一方で今定例会では、参議院議員の定数が増えかねない「参議院合同選挙区の解消を求める意見書」や、全国で外国人客の急増によって日本人の観光客が宿泊出来ない、マナーの悪さに不愉快な思いをしているなどの課題が多々ある中で、訪日外国人4000万人という数字が果たして目標として一人歩きして良いのか一度立ち止まってしっかり考えなければならないと考え、「訪日外国人旅行者4,000万人受入れを目指す体制整備を求める意見書」、さらには、再び偏差値主義を助長しかねない『文部事務次官通知「高等学校入学者選抜について(平成5年2月22日付け文初高第243号)」の改善を求める意見書』など他1件の意見書案に反対をいたしました。
いずれも可決しましたが、今回は随分荒っぽい意見書が出て来たので、いくつか反対をさせていただきかなり稀なケースとなった定例会となりました。

