Life is.... -6ページ目

Life is....

HIV+とC型肝炎治療闘病記

ネットである文面を読んで思った事を書きます。

先ずはその文面を転記します。
この方は強迫観念の強い疾患を少しお持ちの方なのですが、

ゴミを捨てに行った。「もしや他のゴミの注射器とかに触っていたら、どうしよう・・・」という強迫観念が湧き上がり、出したゴミ2つをもう一度部屋に持ち帰り(ゴム手袋着用)、中を確認、木の枝と雑草のゴミであるのを確認し、「私はこれ以外一切触っていない」との確証の基、再度当該木の枝、雑草のゴミをゴミ捨て場に捨てました。

これでも「注射器に触れていたら・・・」という強迫観念による恐怖が頭に残っています。

ポイントは・・・
①触ったのは自分の出したゴミだけという自信はある。家に持ち帰り再度確認もしている。
②)クレストはトゲがあり、悪戦苦闘している時、袋から突き出ている枝を折るのに「チク」とはします。
③ゴム手袋をして万全の体制。
④もし警察に聞かれても、「間違いなく自分のゴミ袋以外、一切触っていません」という自信もある。
⑤こんな事でHIV感染していたら、ごみ収集人、看護婦、HIV感染者だらけに、なってしまう。
と認識しています。

この中の文面で

「注射器に触れていたら・・・」
「こんな事でHIV感染していたら、ごみ収集人、看護婦、HIV感染者だらけに、なってしまう」

と2つがありますが、確かに凝固してない血液にはまだまだHIVウィルスは死滅してなく滞在していると言いますが、HIV/AIDSという得体の知れない恐怖感がメンタルの弱い方々へここまで考えさせてしまう事も2014年の現在でもおられるという事に驚き、まだまだ啓発活動や啓蒙はある特定の方々にはできていても、一般の方々には皆無に等しいのだなと思いました。

こんな話、馬鹿らしいと思われた方間違いですよ。まだまだ日本全国民の大半はこういう知識なんだと思います。どうしてこうなのか?誰が悪いのか?ではなく、HIV感染しない方法とHIVに感染してからの対応の仕方が知れ渡ってないだけです。

紐解きまして、この方は
①ゴム手袋をしている。
②針で刺した痛みが無い。
③手に傷があったとしてもゴム手袋で凝固してない血液に触っていない。
上記の3点でも十分予防されてるのに、(元々の強迫観念は置いといて)その境界線が見えていないのです。

1990年代から2000年代初頭までは間違ったがHIV感染経路の噂が多かったのですが、
2014年の現在、何が正しくて、何をしたら感染するか(感染経路は確かに複数あります)をもっと知らさなければいけない状態なんだなと思います。

また次回にでも簡単に何で感染するかを説明してみます。

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