それぞれの明日に向かって ブレスジャーニー 東スポ杯2歳S
クラシック登竜門と名高い東スポ杯2歳S。
人気馬3頭による熾烈なレッドヒートを制したのは外の緑帽2番人気のブレスジャーニー。
エンパイアメーカーを父に持つバトルプラン産駒の同馬。
パドックで見ても仕上がりの良さは際立ってました。
セール購買価格で300万足らずだった馬が、ノーザンのエリート達をまとめて差し切る。
ロマンですねぇ。
2着に負けたスワーヴリチャード。
兄はあのバンドワゴンになります。
2着に敗れた新馬戦からスケールの大きさは話題になっていた一頭。
まだ気性が若い部分を見せながらの好走は今後にも良い経験となったのでは。
1番人気だったムーヴザワールド。
パドックで見ても高級馬だなぁといった印象を受けました。
日本の高速馬場より欧州の馬場が合いそうな感じ。
軽い馬場への適性は疑問。
トラストはいくらか余裕残しの仕上げ。
パドックでもうるさく見せ、今後もどうかなぁって感じはする。
ブレスジャーニーは仕上がりの早さでここまで通用しているが、来年の春になるとどうなるか。
スワーヴリチャードも強いところは見せてくれたけど、あとは気性の成長を待ちたいところです。
そこさえクリアできればダービーで上位に来るのはこの馬の方ではないでしょうか。
ムーヴザワールド・トラストは東京の馬場では厳しいなと感じました。
さてこの見立てがどうなるか。
これから2歳戦が佳境を迎えます。