「東京うりずん」
は、沖縄の那覇で開業して35年になる人気の沖縄料理店。
雑誌やメディアでは東京の沖縄料理店No.1に選ばれるほどなのだとか。
店名の「うりずん」とは、沖縄の旧暦2、3月のころを指すおもろ語。(沖縄の古い方言?)
農作物の植え付けにほどよい雨が降るので、台地の豊じょうをイメージさせるような語感がある。麦が、春の大地に生き生きと育成する季節。雨の降り初め(天候)か熟れ初め(作物)大地が潤いはじめる頃のこと。だそうです。(HPより)
店内はカウンター席、テーブル席、掘り炬燵とあります。
こじんまりとした空間は庶民的な造りですが、沖縄民謡の音楽が流れており、沖縄の雰囲気をそのまま持ち込んだような感じです。
メニューは1,000円前後からあり、新丸ビルにしてはリーズナブルな価格設定。
日替わりBの「ソーキ煮付け 半ソバ(1,000円)」にしました。
内容は、ソーキ煮付け、野菜の煮物、ご飯、沖縄すば、もずく酢、漬物、デザート
味 :★★★☆☆ 最もインパクトがあるのはやはりソーキ煮付け。平たく言うと豚のリブロースなのですが、非常に柔らかく煮込まれており文句なく美味しい。実は私は沖縄料理はあまり好まないのだけれどもこれは美味しいと思った。ただ、はやり脂身もかなりあるのでグッと重たいし、骨付きなので箸だとやや食べ辛い感はある。
ソーキ煮付けに添えてある、人参、大根、牛蒡、昆布、ゴーヤなどはこれも健康的で美味しい。
沖縄すば(そばではない)は、もちもち感があり、麺はやや太め。スープは透き通っておりあっさり目。飲んでも美味しい。良く見ると麺に黒いブツブツがあるのに気付くが、これは関東の人の嗜好に合わせて麦芽を練り込んでいるらしい。この辺は良く分からないが、せっかく沖縄料理を全面に出しているんだから沖縄本店のものをそのまま出せば良いような気がするがどうなんでしょう?
もずく酢はコッテリ系のソーキを食べた後だとあっさりしてて余計美味しい。
デザートはイモのお菓子でした。
ボリューム :★★★☆☆ ソーキがデカイので2つも食べると結構なボリューム。胃に結構きます。
CP :★★★☆☆ 本格的な沖縄料理が丸の内で食べられることを考えるとリーズナブルと言えるでしょう。
雰囲気、サービス:★★★☆☆ 沖縄らしい雰囲気がそのまま持ち込まれている感じで雰囲気はとても良い。豪華とかモダンとかとは対極にあります。店員さんも沖縄っぽい感じの方で、過剰にサービスが行き届いている訳ではないですが雰囲気を壊しません。男女比は半々ぐらいでしょうか。意外にも女性の1人客も多かったです。
総合 :★★☆☆☆ 味、ボリューム、CP、雰囲気などどれをとってもなかなかのレベルでバランスが取れている。
★2つとしたのは完全に個人的な嗜好によるものです。沖縄料理としてはかなりハイレベルと思うので
★3つが妥当、沖縄料理が好きな人にとっては
★4つでも全くおかしくありません。沖縄料理はヘルシーっぽいですし、好きな人にはかなりお勧めです。
〒100-6505 東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング5F
03-5224-8040