2014-09-06 10:43:34

中学・高校生の野球競技人口

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「野球人気は下がっていない」説の一つの根拠として、「高校野球の部員数が増えている」というものがありますが、これについていくつか怪しい点がありますので指摘しておきます。

 

 

まずは高野連発表の高校野球部員数のデータ です。

H4~10年に若干へこんでいる時期があるようにも見えますが、ここ15年ほどは増え続けています。

 

「高校野球の部員数が増えているんだから野球人気に死角なし!」と考えてしまいそうですが、中学の野球部の人数を見てみると意外なことがわかります。実はなぜか、中学の野球部員数は過去10数年どんどん減っているのです。

 

中学校の野球部員数については日本中学校体育連盟 のサイトに載っています。年度ごとのリンク先しかないため、こちらでまとめました。また、比較のため年度ごとに3年後の高校野球の部員数(例えば中学のH13年→高校のH16年)と合わせて掲載します。

 

 

年度.   中学野球  3年後高校 継続率?
平成13.  321692  160801   50.0% 
平成14.  314022  165293   52.6%

平成15.  312811  166314   53.2%
平成16.  298605  168501   56.5%
平成17.  295621  169298   57.3%
平成18.  302037  169449   56.1%
平成19.  305300  168488   55.2%
平成20.  305958  166925   54.6%
平成21.  307053  168144   54.8%

平成22.  290755  167088   57.5%
平成23.  280917  170312   60.6%
平成24.  261527  (H27年)
平成25.  242290  (H28年)

 

 

中学の野球部員数はデータのあるH13年以降、徐々に減少しています。一方でなぜか高校の部員数は増えていて、そのため高校/中学の比率(継続率?)が上昇しています。

 

この数字のギャップについて、実際に継続率が上がっているということもあるかもしれませんが、それよりも「中学と高校の部員数について、集計の仕方が異なる」ことによるのではないかと言われています。

特に高校野球の部員数について、「実際の活動人数より多めに集計されている」という兆候があるので、今回はそちらを紹介します。

 

 

・女子マネージャーが含まれている

H26年高野連の都道府県別部員数を見ると 、千葉県は8035人となっています。そして千葉県高等学校野球連盟のサイト にはご丁寧に部員数の内訳が出ているのですが、

 

男子:7337人

女子:698人

計:8035人

 

となっているのですね…。つまり千葉県の野球部員数には女子マネージャーが1割程度含まれていて、実際の「競技人口」よりも多くカウントされていることになります。集計の仕方がいい加減でなければこれは全国共通と思われるため、「高校の野球部員数≠野球の競技人口」ということになります。中学の部員数は男子のみのデータなので(別に女子部員数のデータもありますがH25年で1000人程度と1%弱です)、この集計方法の違いが「中学では減っていて、高校では増えている」理由の一つとして考えられます。

 

 

・「かけもち部員」が含まれている

高校野球は部活の中で特別扱いされているため、かけもちというか他の部活から人数を集めて何とか大会に出場する、ということが広く行われているようです。

去年も野球部は5人しかいなかったためスキー部3人と帰宅部1人を加えて大会に臨んだ双葉高校の話 もありましたし、古くはベースランニングのルールを全く知らない選手の動画 とかもありました。これらの選手を「部員数」に含めても、公式戦に出ている以上まあ問題はないでしょう。とはいえ「野球の競技人口」について語るとき、基本的にかけもちのない中学の人数と、大会の時だけ人を借りてくる高校の人数とどちらが参考になるかというと、中学の方ではないかと思います。

 

 

・「野球側」からの反論

ここまで、「学生年代の野球人口は実は減っているのではないか」という話をしてきましたが、「中学の競技人口」の方が正確でないという反論もあるため紹介しておきます。

中体連の集計は、あくまで中学校の軟式野球部の部員数であるため、「リトルシニアやボーイズリーグなど、硬式野球をする中学生は増えているのではないか?」という反論が出てくることが多いです。とはいえ定量的なデータをみたことはないのと、データがあったとして団体間や部活動との重複登録がないのかなど、反論になりきれていないように思います。バシッとデータを出せる方がいましたら歓迎しますのでお待ちしています。

 

 

 

最後に一応まとめを書いておきますと、

 

高校野球の部員数が増えていると言われているが、女子マネや他の部活とのかけもち部員が多かったり、中学では野球部員が大幅に減っているため、高野連集計の部員数は競技人口を正しく反映していない可能性が高い

 

となりますかね(まとめとしては長かった)

 

ところで、まだ3年後の高校部員数が出ていないのが残念ですが、H24・25年の中学野球部員数は急激に減った感があります。H26年の部員数は例年だと9月中に発表になるので、結果が出たらまた紹介したいと思います。このまま中学が減り続け、「何らかの事情」で高校の部員数が維持され続けたとすると、十数年後には「継続率」が100%を超えるかもしれません。怪しい専門学校の「就職率」みたいですね…

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2014-08-18 09:05:45

CS・ケーブルTVの契約者数

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前回はBSチャンネルの視聴率の動向についての検討で、BSにおける野球中継の視聴率はここ数年では特に増加しているわけではなさそうという話でした。

 

今回はその他の有料チャンネル、特にスカパーとケーブルテレビについてのデータを調べてみます。

 

スカパーの加入状況は衛星放送協会のサイト に載っています。スカパーとプレミアムサービスの違いは、簡単に言うと機械の違いというだけで「ほぼ似たような別のもの」ですので、両者の合計がスカパーの契約者数と言ってよいでしょう。

ケーブルテレビについては「ケーブルテレビ業界レポート」 (PDF)の8ページに多チャンネルサービスの加入者数の推移が出ていました。インターネット接続サービスのみの契約者は含まない、「ケーブルテレビを見られる環境にある世帯」の数といってよいと思います。

 

数字のみこちらにまとめておきます。ケーブルのデータが2006年以降なのでそこからで、スカパーの方の数値は千の位を四捨五入しています。

 

 

有料チャンネル加入者数

  スカパー ケーブル 合計

06 3560000 6270000 *9830000

07 3580000 6650000 10230000

08 3570000 6860000 10430000

09 3580000 6970000 10550000

10 3620000 7310000 10930000

11 3700000 7650000 11350000

12 3730000 8000000 11730000

13 3630000 7590000 11220000

 

 

スカパー、ケーブルとも2012年までは増加してきている(スカパーは横ばいな気もしますが)のですが、2013年に減少に転じているように見えます。2006~7年ごろからは合計で100万世帯ほど増えているでしょうか。(スカパーとケーブルの両方に加入する人は考えないことにします)

 

ところで、関東地区でのナイター中継の視聴率(年間平均と3・4月)の推移を再掲しておきます。

 
HUT1

 
3・4月

 

巨人戦ナイターの3・4月平均視聴率は、06年が12.7%、07年が10.9%で、13年は9.7%、14年は8.4%となっています。近年のナイター中継の「年間平均視聴率」は、数字の取れない夏以降の中継を削減しているので下げ止まっているように見えますが、実際の視聴率はまだまだ低下傾向が続いていると言えます。

 

ナイター中継の視聴率の低下に対して「有料チャンネルで見るようになった人が増えただけで、野球人気自体は下がっていない」という反論があります。今回、いろんな数値が出たのでそれについて考えてみましょう。

 

まず、ビデオリサーチの視聴率調査について、関東地区の世帯数は1800万世帯、人口は4000万人となっています。世帯視聴率1%当たりで18万世帯です。

 

 

 

<00年~06年の年間平均視聴率低下>

 

関東地区におけるナイター中継の年間平均視聴率(最初のグラフです)は、00年に18%だったものがどんどん低下して、06年に10%となりました。この減少分が8%=およそ150万世帯で、06年時点で有料チャンネルの加入世帯数はおよそ1000万世帯(00年時点でどの程度かは不明)です。

つまり、有料チャンネルの所有者が全員関東地区に住んでいて、そのうち6分の1(視聴率16%!)ほどが野球中継を見ていれば地上波放送の減少分をカバーでき「テレビでプロ野球を見る人は減っていない!」といえることになります。(しかもその熱心なファンたちはなぜか00年以前は有料チャンネルでプロ野球を見ていなかったようです)
 
上記は一番野球にとって楽観的な見方をしてみたのですが、実際には「有料チャンネルの所有者が全員関東地区に住んでいる」という前提は無理があります。関東地区の人口が4000万人なのでざっと日本全体の3分の1ですね。有料チャンネルの所有者のうち、関東地区に住んでいる人も3分の1=06年時点で330万世帯と考えてみましょう。00年→06年のナイター中継の視聴率減少分8%=150万世帯を補うためには、330万世帯のうちおよそ半分の世帯が有料チャンネルでプロ野球中継を見ている必要があります。視聴率50%!毎日がワールドカップですね!

 

 

 

<06年以降の中継試合数・視聴率低下>

 

有料チャンネル契約数ですが、06年から13年にかけて140万世帯ほど増えています。この間、3・4月の「まだナイター中継をやっている期間」における月間平均視聴率は06年は12.7%、13年が9.7%と、3.0%低下しています。世帯数にすると3.0%は50万世帯ほどと推定されるので、この間に加入した140万世帯がなぜか全員が関東地区在住で、そのうちの3分の1以上(視聴率33%)が有料チャンネルで野球中継を見た場合に「テレビで野球を見る人は減っていない」と言えることができます。

 

当然ですがここでも「新規に有料チャンネルに加入した人が全員関東地区在住だった」なんてことはないので、やはり人口比で3分の1と考えますと関東地区での有料チャンネル増加分は50万世帯…。つまり新規に加入した人が視聴率100%=全員、全ての試合、最初から最後まで野球中継を見ていたぐらいでようやく「テレビで野球を見る人は減っていない」といえることになります。ちなみに僕の知っている限りで100人ほどこの期間にスカパーに加入した人がいますが、野球中継は見ているのは誰もいないか、いても一人ではないかと思いますw その一人だって毎日見てはいないでしょう…。

 

 

 

<まとめ>

 

BSチャンネルにおけるナイター中継の視聴率は、巨人戦でも2%程度、他球団はもっと低くて数字が判明しないぐらいでした。有料チャンネルは自らの意志で加入するためもう少し高いとは思いますが、さすがに50%とか100%とかまで行っているはずもないでしょう。というわけでまとめますと、

 

 

・ナイター中継について「地上波の視聴率が下がった分、有料チャンネルで見る人が増えている」と言うためには、有料チャンネルでの視聴率が50~100%になる必要があり、無理がありすぎる

 

 

と言えると思います。ところで、もちろん50%とか行ってるはずもないと思うのですが、実際はどの程度なんでしょうね?自分の(サッカーに対してですが)視聴行動から考えるとファンですら10%は行かないと思いますし、ファン人口の比率を考えるとやっぱり2-3%程度なのかなと思うのですが…

 

 


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2014-08-16 09:40:21

BSの総視聴率、BSでのナイター視聴率

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前回は地上波テレビの視聴率が低下していることについて、その分BS・CSの視聴者数が増えているかもしれないという話でしたが、BSについてはNHKのサイトにデータがあったのでそれをご紹介します。

 

なお、今回のデータはビデオリサーチ社の機械集計による視聴率ではなく、NHKが行った日記式調査での数値になりますので、普段出てくるいわゆる「視聴率」と直接の比較は出来ません。あくまで今回のデータ内での時間経過を探ることが目的です。

 

NHK文化放送研究所が一年に2回行っている全国個人視聴率調査 より、2004年から2014年(6月)までの一日あたりテレビ視聴時間(分)をグラフにまとめました。地上波全体、BS全体とBSについて民放とNHKの一日あたり視聴時間をそれぞれグラフ化したものです。地上波計については左の目盛り(最大250分)、BSについては右の目盛り(最大25分)になります。



BS


地上波放送の視聴時間は、アンケートによるとこの10年で一日220分ほどから200分程度まで減少傾向にあるようです。一方、BSチャンネルの視聴時間は一日10分程度から20分弱へと増えているようです。BSチャンネルについてNHK-BSの視聴時間はあまり増えておらず、民放のBSチャンネルの視聴時間が増えているようです。赤の線(BS合計)の傾向からは、2010年11月の調査からBSチャンネルの視聴時間が増えているように見えます。

 

このように、NHKの調査によると以前(05年ごろ)と比べてBSチャンネル全体の視聴時間は2倍弱になっており、おそらくビデオリサーチ調査による視聴率の動向も同程度であろうと思われます。

 

 

一方、視スレでBS放送でのプロ野球中継についてデータをまとめてくれた方がいたのでご紹介します。

2008-2014データからBS1の野球関連視聴率を抜き出してみたもので、元データではMLBやアマチュア野球も入っていましたがここではプロ野球関連のみをまとめています。「○○%以下」となっているものは、個人視聴率調査の上位にランクインしていなかったため数字が判明しないものです。(あらためて書いておきますが、NHKによる日記式調査なのでビデオリサーチの視聴率調査とは単純比較はできません)

 
 

1.5%     2008/06/09月 18:05~21:25 NHK-BS1 プロ野球「中日」対「楽天」
1.0%以下 2008/06/11水 18:05~21:25 NHK-BS1 プロ野球「オリックス」対「横浜」
1.2%     2008/06/12木 18:05~21:25 NHK-BS1 プロ野球「ソフトバンク」対「中日」
1.0%以下 2008/06/15日 13:05~16:30 NHK-BS1 プロ野球「楽天」対「巨人」
1.2%以下 2009/06/08月 18:05~21:30 NHK-BS1 プロ野球「中日」対「西武」
2.4%     2009/06/11木 18:05~21:30 NHK-BS1 プロ野球「オリックス」対「巨人」
2.0%     2010/06/07月 18:00~21:30 NHK-BS1 プロ野球「巨人」対「楽天」
0.8%以下 2010/06/09水 18:00~21:30 NHK-BS1 プロ野球「ソフトバンク」対「横浜」
2.1%     2010/06/10木 18:00~21:30 NHK-BS1 プロ野球「オリックス」対「巨人」
1.5%以下 2011/06/06月 18:00~21:25 NHK-BS1 プロ野球「ヤクルト」対「楽天」
1.5%以下 2011/06/08水 18:00~21:25 NHK-BS1 プロ野球「日本ハム」対「中日」
2.5%     2011/06/09木 18:00~21:25 NHK-BS1 プロ野球「ソフトバンク」対「巨人」
1.6%     2011/06/11土 14:00~17:33 NHK-BS1 プロ野球「オリックス」対「巨人」

1.7%     2011/11/17木 18:10~21:50 NHK-BS1 日本シリーズ第5戦 ソフトバンク対中日
2.2%     2011/11/19土 18:10~21:50 NHK-BS1 日本シリーズ第6戦 ソフトバンク対中日
2.9%     2011/11/20日 18:25~21:50 NHK-BS1 日本シリーズ第7戦 ソフトバンク対中日
1.1%以下 2012/06/11月 18:00~21:25 NHK-BS1 プロ野球「阪神」対「ソフトバンク
1.1%以下 2012/06/13水 18:00~21:25 NHK-BS1 プロ野球「ソフトバンク」対「中日
1.7%     2012/06/14木 18:00~21:25 NHK-BS1 プロ野球「日本ハム」対「巨人」
1.6%     2013/06/12水 18:00~21:30 NHK-BS1 プロ野球「オリックス」対「巨人」
1.0%以下 2013/06/13木 18:00~21:30 NHK-BS1 プロ野球「楽天」対「広島
0.7%以下 2014/06/03火 18:10~21:30 NHK-BS1 プロ野球「ロッテ」対「中日」
0.7%以下 2014/06/04水 18:00~21:30 NHK-BS1 プロ野球「西武」対「DeNA」
0.7%以下 2014/06/06金 18:00~18:49 NHK-BS1 プロ野球「阪神」対「オリックス」
0.7%以下 2014/06/06金 21:00~21:30 NHK-BS1 プロ野球「阪神」対「オリックス」
0.7%以下 2014/06/08日 14:00~17:30 NHK-BS1 プロ野球「ヤクルト」対「西武」

 

 

巨人戦ナイターのみ抽出(※8/18追記あり後述)
2.4%     2009/06/11木 18:05~21:30 NHK-BS1 プロ野球「オリックス」対「巨人」
2.0%     2010/06/07月 18:00~21:30 NHK-BS1 プロ野球「巨人」対「楽天」
2.1%     2010/06/10木 18:00~21:30 NHK-BS1 プロ野球「オリックス」対「巨人」
2.5%     2011/06/09木 18:00~21:25 NHK-BS1 プロ野球「ソフトバンク」対「巨人」
1.7%    2012/06/14木 18:00~21:25 NHK-BS1 プロ野球「日本ハム」対「巨人」
1.6%    2013/06/12水 18:00~21:30 NHK-BS1 プロ野球「オリックス」対「巨人」

 

 

NHK-BSのみの結果ではありますが、プロ野球全体にしても、巨人戦のみにしても、特に最近上昇しているということはなさそうです。民放のBSについては今回データがないのですが、「NHKでは見ないけど民放なら野球中継を見る」という人は普通はいないと思うので、同じような傾向なのではないでしょうか。

 

 

 

以上より、BSチャンネルについて

 

・BSチャンネルの視聴時間は増えているが、BSでの野球中継の視聴率が上がっているわけではなさそう

 

ということが言えると思います。なお今回はBS放送のみについてですので、CSではまた違う傾向があるかもと思いますのであしからず。

 

 

※8/18追記

 

視スレにデータを載せてくれた人から補足がありました。

NHK-BSの視聴率について2011年6月以前は「衛星放送受信可能者のみを分母とした値」で、それ以降は全世帯を対象としたものに変更されたようです。そこで、BS放送受信世帯数から2012年以降についても比較できるよう換算した数値を出してくれました。

 

視聴率    衛星可視率   視聴率
(地上波込)            (衛星受信者分母)
1.1%        45.2%       2.4%          09/06/11木 18:05~21:30 プロ野球「オリックス」対「巨人」
0.9%        47.0%       2.0%          10/06/07月 18:00~21:30 プロ野球「巨人」対「楽天」
1.0%        47.0%       2.1%          10/06/10木 18:00~21:30 プロ野球「オリックス」対「巨人」
1.3%        50.8%       2.5%          11/06/09木 18:00~21:25 プロ野球「ソフトバンク」対「巨人」
1.7%        48.0%       2.5%          12/06/14木 18:00~21:25 プロ野球「日本ハム」対「巨人」
1.6%        46.8%       2.3%          13/06/12水 18:00~21:30 プロ野球「オリックス」対「巨人」

 

衛星受信可能率から両視聴率を換算したところ
巨人戦は一応上昇傾向と言えるかもしれません
視聴率(地上波込)1%当たりの関東の推定視聴者数は39万人
サンプルは全国ランダム、それを単純に関東人口比で割っただけ?
の推定視聴者数なので色々考慮が必要ですが
地上波見ない人はBS見てる理論はある程度事実かもしれませんw

 

 

ということのようです。地上波視聴率と比較するには一番左の数値が適切(日記式なのでおそらくVRの数値より高めに出ていると思いますが)で、従来は1.0%程度だったのが1.5%程度には上がっているかもということのようです。小数点以下ではあるのですが、テレビ界は0.1%で勝負しているのでこれは大変な数字です、失礼しましたw

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2014-08-10 09:29:28

ゴールデンタイムの視聴率

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前回のエントリーではHUT=総世帯視聴率と巨人戦ナイターの視聴率との比較を行いましたが、それに対して「総世帯視聴率以上に(野球中継に限らず)テレビ番組単体での視聴率は下がっている」という反論がありました。

 

そこでHUTが載っていたサイト から調べてみたところ、テレビ局ごとの視聴率としては以下のようになっていました。

 

    NHK NTV TBS CX* EX* TX* 平均

2001 13.0 15.4 13.9 14.0 10.2 *8.4 12.5

2002 13.9 15.2 13.4 13.2 10.5 *8.0 12.4

2003 12.1 14.0 12.6 13.8 11.3 *8.3 12.0 

2004 12.7 13.4 12.9 13.7 11.9 *8.3 12.2

2005 12.1 12.7 12.8 14.3 12.6 *8.2 12.1 

2006 11.7 11.9 12.7 14.1 11.4 *8.4 11.7

2007 12.1 12.1 11.7 13.8 11.5 *8.3 11.6

2008 13.1 12.4 11.2 13.3 11.4 *7.7 11.5

2009 12.2 12.5 *9.5 13.6 11.0 *7.1 11.0

2010 11.8 12.3 *9.8 12.6 11.5 *6.1 10.7

2011 11.5 12.7 10.0 12.5 11.7 *6.0 10.7

2012 11.5 12.1 *9.5 10.9 12.4 *6.8 10.5

2013 10.7 12.1 *9.7 10.5 11.8 *7.2 10.3

 

これを見ると、HUTと比べてテレビ局ごとの平均視聴率は随分下がっているように見えます。

 

 

HUT=総世帯視聴率は、調査対象世帯で一台でもテレビがオンになっていればその世帯でテレビを見ているとカウントされます。

それに対して、番組ごとの視聴率は複数のテレビがある世帯において、二台のテレビで例えばNHKと日テレの番組を見ていた場合、両方が視聴されたとカウントされることになります。

 

HUTはそれほど下がっていないのにテレビ局ごとの視聴率は下がっているということは、以前は家庭内で2-3台テレビがオンになっていたものが、今では1台しか稼働していない時間が増えているのでは?ということが考えられます。

 

 

なお、これと巨人戦ナイターの年間平均視聴率を単純に比較するのは出来ません。

前回も書いたのですが、もう少し詳しく書いておきます。

 

プロ野球中継の視聴率は、春先は高いのですが夏から秋にかけてどんどん低下していくという傾向があります。

まだ中継数が多かった2006年のころの推移を出しておきます。

 

 

       3月  4月   5月.  6月  7月.  8月.  9月   10月  年間   中継/ナイター/試合数

2006  14.7  12.6  11.1  *9.2  *7.2  *6.8  *7.0  //./  *9.6     106-137-146

 

 

そのため、各テレビ局は春先のみナイター中継を行うようになり、夏以降はほとんどカットされるようになりました。

今年のナイター中継数(予定も含む)です。

 

 

4月 8試合(3/28の開幕戦含む)

5月 4試合

6月 3試合

7月 2試合

8月 2試合

9月 2試合    

 

 

数字がまだ取れる春先の中継数が多く夏以降が少なくなっているのに、それらの「平均」をとっても全試合中継していたころとは比較できないですよね。

 

とはいえ、前回のような「中継数×視聴率」のような指標では、「プロ野球の社会における存在感」の目安にはなっても、テレビ番組の平均視聴率と比較するには不適当です。

 

そこで今回は、「3・4月の野球中継の平均視聴率」と「テレビ番組全体のG帯平均視聴率」とを比較してみることにしました。春先の3・4月であれば野球中継もそれなりに放送はされていますし、経年変化を調べることはまだ可能なサンプル数と言えなくもないかなと…。本当は06年は22試合も中継されていたのに、今年は8試合まで減ってしまっているので違いはあるのですが。(全体の中継数が少なくなると、数字が高く出るNHK中継分の影響が大きくなり多少上に引っ張られます)

 

なお、2010年まではビデオリサーチが「プロ野球巨人戦ナイター中継」 の月ごとの平均視聴率をまとめたページを作っていたのですが、ナイター中継があまりに減少したため2011年以降はそのページがなくなりました…。そのため2011年以降は手元のデータでの計算になっています。

 

   3・4月視聴率

01 17.7%

02 17.5%

03 16.2%

04 15.0%

05 12.9%

06 12.7%

07 10.9%

08 10.4%

09 12.2%

10 *9.7%

11 10.1%

12 *9.6%

13 *9.7%

14 *8.4%


3・4月

 

グラフを見ると、やはりナイター中継視聴率の06年までの低下のペースは著しく、それ以降はテレビ全体の視聴率と同程度に低下しているように見えます。

09年のみ上がっていますが、これはWBC効果というやつなのでしょうw

逆に、今年は急に下がっているように見えます。理由はよくわかりません。

テレビ全体の視聴率については、今年の分のデータはまだ出ていないのですが、ここまで急に下がることはないと思われます。来年以降の経過が気になるところです。

 

 

まとめますと、

 

・テレビ全体の視聴率はやっぱり少し低下しており、ナイター中継の視聴率もそれと同程度に下がっている

 

ということになるかと思います。

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2014-08-05 21:44:00

総世帯視聴率の推移2014

テーマ:初心者の部屋

なぜか頻繁に更新していますが、別に奥さんに逃げられたとかではありませんw

 

さて今日は、「野球だけが視聴率下がっているのか?テレビ全体の視聴率が下がっているのでは?」という疑問に対するテンプレ的なエントリーになります。


以前、「テレビ全体の視聴率はそれほど下がっていないが、プロ野球中継の視聴率は極端に低下している」というエントリーを書いたのは2005年になります。もう約10年前か…。

 

初心者の部屋④ 野球だけが視聴率下がってるの?

 

今回はテレビ全体の視聴率(HUT=総世帯視聴率)について、最新のデータを使いアップデートします。

 

 

こちらのサイト に、総世帯視聴率の推移 が載っていました。これを巨人ナイター視聴率と比較すると、

 

 

ゴールデン時間帯での総世帯視聴率(HUT)と巨人ナイター視聴率の推移

 

    HUT  巨人
2001 68.7% 15.1%
2002 68.0% 16.2%
2003 67.0% 14.3%
2004 68.3% 12.2%
2005 67.6% 10.2%
2006 65.8%.  9.6%
2007 65.8%.  9.8%
2008 66.0%.  9.7%
2009 64.3% 10.0%
2010 63.9%.  8.4%
2011 63.7%.  9.5%
2012 63.8%.  9.3%
2013 64.2%.  8.5% 

 

以上のようになります。パッと見、HUT以上にナイター中継の視聴率が下がっているように見えますね。

 

グラフにしてみます。2001年からの変化の比率を表示しています。
HUT1
 

 

グラフからは、HUTの低下と比べてナイター中継の視聴率低下の方が大きそうです。

 

野球人気低下への反論として、「巨人戦の視聴率は下がったけれど、その分スカパーで他球団の試合を見るようになった!」というものがありますが、巨人戦の視聴率の低下はテレビ全体の視聴率低下よりも大きいですのでその反論がおかしいのはわかりますね。引き算が出来れば大丈夫なので食塩水の濃度の計算 よりは簡単です。

 

 

 
ところで、2006年以降はナイター中継の平均視聴率は下げ止まっているように見えますが、これはあくまで「平均」視聴率です。

 

2006年以降、各テレビ局は視聴率が見込めない地上波でのナイター中継をどんどん減らしていきました。

 

プロ野球中継は春先は視聴率が高く(というかプロ野球にしてはマシな方というか)、夏から秋にかけてどんどん低下していくという傾向があります。

 

そこでテレビ局としては春先のみ地上波中継を残し、夏以降は視聴率が見込めないため放送しないようになりました。

 

具体的には、ナイター中継数は以下のように減ってきています。

 

 

巨人戦ナイター中継数、平均視聴率

年度  中継数 視聴率

2001年  140  15.1%

2002年  134  16.2%

2003年  132  14.3%

2004年  133  12.2%

2005年  129  10.2%

2006年  106  *9.6%

2007年  *74  *9.8%

2008年  *61  *9.7%

2009年  *32  10.0%

2010年  *27  *8.4%

2011年  *19  *9.5%

2012年  *20  *8.5%
2013年  *22  *8.0%

 

 

2006年以降、ナイター中継数が減りつつ平均視聴率は維持され、また2011年以降は中継数は横ばい(各局が政治的?にこれ以上減らしづらくなった)だが平均視聴率はその分下がっている、という傾向が見て取れると思われます。

 

これについてもグラフ化しました。つまり、「プロ野球中継の世間的な存在感」=「どれだけの人×時間が野球中継の視聴に費やされているか」を「中継数×視聴率」で代表できると考え、その変化をグラフ化するという優しさのないことをやってみましたw こちらも2001年からの変化の比率を表示しています。


HUT2
 

 

棒グラフがナイター中継数、黒い折れ線が「中継数×視聴率」です。

 

平均視聴率からの乖離がやはり激しいですね…。

 

 

まとめますと、

 

・テレビ全体の視聴率はそれほど落ちていないが、野球中継の視聴率はそれ以上に落ちている
 

・最近は中継数が減ったので平均視聴率の低下が見えにくいが、野球中継を見る機会は実はさらに減っている

 

ということになるかと思います。

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2006-03-29 23:02:04

初心者の部屋⑫ ここの管理人はアンチ野球なの?

テーマ:初心者の部屋

このblogや、視スレの内容について理解の浅い方々から、
 
『ここの人たちは野球が嫌いなのか?』


という意見をいただきます。今回はそれに対するお答えです。
 
 
視スラーの多くは、野球自体が嫌いなわけではありません。
(嫌いになってしまった人も一部にいるでしょうが、理由があってのことです)
 

 
日本で生活をしていると目に付いて仕方がない、「野球防衛軍」が嫌いなのです。
 
また、僕個人としてはプロ野球に早く正常化してもらいたい、そうでないと困る、というのもあります。
 
 

 

 
野球防衛軍とは何か、一応説明します。
 

 
野球防衛軍 【やきゅうぼうえいぐん】

 
テレビ局、スポーツ新聞などのメディアの一部において、実際の需要以上に野球情報を報道したり、対抗スポーツ(サッカーなど)を不自然にこきおろす行為が目立ち、そういった活動に携わる者を『野球防衛軍』と呼ぶようになった。
テレビ局、新聞記者や野球解説者、芸能人などが主に防衛軍認定されている。『野球脳』と区別される概念であるが、重なりも多い。
視スレ辞典 より)
 
 
特にテレビ局にとって、野球中継がなくなってしまうと困るようです。そのため、自分たちのために野球を守ろうとする偏向報道をしてきました。

 

そういった防衛活動に反発しているのが視スラーの声なのです。野球自体を嫌っている人は多くはありません。
 
 

 
ところで、こういったマスメディアの『防衛活動』に反発することはアンチ行為なのでしょうか?
 
 
野球ファンにとっても、プロ野球の現状は決していいものではないと思います。
マスメディアが防衛しようとしているプロ野球の現状は、野球をむやみに賞賛(中には誉め殺しと言えるような無責任な賞賛もある)し、その上で巨人戦をゴールデンタイムに中継し、安易な番組制作で利益を得る、というものです。

 

その利権構造では、巨人という中心チームと、その放映権料にぶらさがったセ・リーグのチーム、さらにいくらがんばっても赤字でチームの存続は親会社次第(逆に、親会社が安泰なら努力の必要が全くない)というパ・リーグのチームという世界になってしまいます。
 
 
そういったぬるま湯的な運営に安住してきた結果、今の野球界は魅力のないものとなり、問題が山積みになっています。素人目にも改善すべき点がいくつも見つかってしまうのですが、なかなか現状は変わってきません。
 
 
これは、今の野球界が積極的に変わろうとしていないことが原因です。
なぜ変わろうとしないか?
変わることが、自分たちにとって都合が悪いからです。
 
野球界とマスメディアが分離されていれば、マスメディアにとって都合が悪い変化であっても、野球界にとって良いものであれば、そちらを選択するのが自然なはずです。
 
しかし、現状では野球界=マスメディアとなっています。
 
 
巨人と読売グループの関係は周知の通りです。
 
しかし、その他のチームにとっても財政上の命綱が巨人=読売に握られているのですから、マスメディアと命運を共にすることになります。
 
そのため、プロ野球の現状に逆行する球界改革には反対する動きしかとれなくなります
 
 
そういった動きが積み重なった結果、プロ野球が魅力のないものになり、先細りしていく…これを野球ファンは本当に望んでいるのでしょうか?
 
 
根本的な治療をするなら早いうちの方がいい。野球中継(レギュラーシーズンの巨人戦のことですが)の低視聴率や防衛体制の崩壊は、本当は野球ファンこそ望むべきだと思います。

 

実際、利権によるしがらみがなくなってきたこともあって、改革がゆっくりとですが進みつつありますしね。

追い込まれたというのもあるでしょうが。
 
 
 

 
ここから先は僕の個人的な意見です。
 
 
僕が防衛体制が崩壊してほしいと思うのは、単に見苦しい“自称”スポーツコーナー(サンデーモーニングや報道ステーションのような)に一刻も早くこの世から消えてほしい、というのもあります。
 
2001年に視スレが始まった当時は、ただのサッカー日本代表ファンでしたので、『この世から野球さえなくなれば、もっと住みよい世の中になるのに!』と思っていたこともありました。
 
 
しかし、その後もっと広い視野で世の中を見るようになって少し考えが変わりました。
 
 
J2、JFLのチームや、アイスホッケー、カーリング、ソフトボール、そして野球でも社会人なんかは、ずいぶんと肩身が狭そうにしています。

 
 
必要な施設がない。

経済基盤や支援制度が整備されていない。

生活に根付いた普及がなされていない。
 
 
これは、ファンの意思に基づかず、マスメディアの都合を押し付けてきたプロ野球が日本のNo.1スポーツであったことにも原因があると思います。上記で挙げたような経済基盤や普及がなくても成立してしまうので、そういった努力をしなかった。そのため他の(まだ未成熟な)スポーツが引き上げていく社会習慣がができなかったのでしょう。プロ野球の責任だとは言いませんが、原因ではあったと思います。
 
 
しかし、この現状でプロ野球が無惨に崩壊してしまったらどうなるでしょう?
 
 
きっとサッカーがとって代わり、百年構想によって他のスポーツも繁栄…するといいけど、ちょっと甘い考えのように思います。
 
 
それより日本のスポーツの象徴ともいえるプロ野球のイメージダウンによって、スポーツ全体に対して『スポーツ?ナウくないよ、ダサいよ』というムードが発生してしまう方が可能性が高そうです。
 
世間でのスポーツの地位が低下し、お金や関心が集まらなくなってしまい、他のスポーツにとっても打撃になると思います。
 
 

 
それは困る。
 

 
 
僕は大してプロ野球に関心はない(昔と違って積極的に嫌いということももうない)のですが、

僕が好きな他のスポーツのためにも、今潰れてもらっては困るのです。だから、早く正常化してほしい。
 
 
 
これが『大人の階段』を昇った僕の意見です。

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2005-08-08 23:11:00

初心者の部屋 もくじ

テーマ:初心者の部屋
2005-08-05 17:57:18

初心者の部屋⑪ 巨夢戦って何?

テーマ:初心者の部屋

★『巨夢戦』って何?


いい旅・夢気分と巨人戦との視聴率争いのこと。




わざわざテーマとして独立している『巨夢戦』ですが、視スレでは伝統の一戦と呼ばれています。


この対戦を特別なものとして取り上げる意義として、次のように考えています。



旅番組というのは、制作費が安いわりに視聴率が取れる 番組といわれています。


一説によると、いい旅・夢気分の1本あたりの制作費は700万円以下、と言われています。

しかし、『お金も頭も使わずに出来る番組』ということで、制作意欲の高い局では卑下されているそうです。

『旅番組の割合が少ない放送局ほど制作能力が優れている』と言っていた人もいました。

(一時ログ消去前のCX日テレ渋谷にて。実際、フジと日テレは旅番組が少なかった。テレ朝は多い)



一方、巨人戦は放映権料だけで1億。さらに制作費(機材とか、解説者とか)が2~3000万円。



この高コストな野球中継を、テレ東のしかも旅番組が視聴率で凌駕した、という事実が

視聴率スレ住民の感動を誘ったのでしょう。



まるで、舞の海が曙を倒した時のように…。(今ではやられキャラになってしまったけど)




あとは、『一球の緊張感!』という仰々しいタイトルと『いい旅・夢気分』というほんわかムードの対比が

なんとなく面白かった、というのもあると思います。









きちんと語られ始めたのはパート370の

『プロ野球の視聴率・いい旅夢気分よりマシを語る370 』

からです。


この前のパート369の最後のほうで、『まだテレ東よりましじゃない?』みたいな話題になっていて

(当時巨人戦は7月で10%ちょいだった)その話題を受けて軽~い気持ちでつけたスレタイだったようです。



しかしその次の週にあっさりと敗北。


2004年7月28日

*9.5% 19:00-21:14 NTV 一球の緊張感THE LIVE 2004「巨人×広島」
*9.8% 20:00-20:54 TX* いい旅・夢気分

『プロ野球の視聴率・モオノキと銀河を語る375 』 より



その後視スレはしばらく混乱の時期が続くのですが、何だかすごい日がやってきます。




2004年8月18日

NTV プロ野球~東京ドーム巨人×ヤクルト
TBS サッカーキリンチャレンジカップ2004「日本×アルゼンチン」
CX  アテネオリンピック ▽野球・予選「日本×オーストラリア」
ANB アテネ・オリンピック ▽競泳「男子200メートル背泳ぎ予選」
TX  いい旅・夢気分 「ガッツ石松親子の栃木・鬼怒川・川俣・川治・塩原」



オリンピックとサッカー親善試合など、スポーツラッシュのかげで、一人独自路線を行くテレ東。

スポーツ番組の誇りにかけて、夢気分だけには負けられない

(なんて思ってるかどうかは知らないですけど…)


この日から『巨夢戦』と呼ばれるようになり、



        マ   ジ   や   ば   い

        伝   統   の   一   戦

一球の緊張感 LIVE2004             いい旅・夢気分
   巨人×ヤクルト     VS   ガッツ石松親子の栃木鬼怒川の旅

 絶 対 に 負 け ら れ な い 闘 い が 、そ こ に は あ る 。



こんな感じで煽られるようになってきます。

(伝統って、今年からじゃんw)


そして結果は…




8/18 ●巨ヤ *5.0% - 11.8% ○夢気分 ※OK牧場




巨夢戦が伝説になった瞬間です。





まあ、ただの遊び企画ですし、今年は一方的な展開になりつつあって下火と言えなくもないのですが、

旅番組に負けるようではプロ野球中継もやる意味ないよな~、と思ったりします。



なんだかんだいって、巨人が(そこそこ)強くないと巨夢戦も盛り上がらないんだけどなあ…。

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2005-08-04 20:24:08

初心者の部屋⑩ Jリーグよりマシ?

テーマ:初心者の部屋

★サッカーやバレーボールも代表戦しか視聴率取れないでしょ?



去年、今年とテレ朝のキャンペーンによるサッカー、水泳などの高視聴率が続いています。

また、フジテレビがバックアップするバレーボール(+ジャニーズ…)も、高視聴率です。



しかし、一部の人には



『日本代表』の名前がつけば高視聴率は当たり前

巨人戦と比べるのはJリーグ、Vリーグなのではないか



という指摘をする人がいます。今日はこれについて。



まず第一に、野球の日本代表は視聴率を取れない、という現実があります。

2004年のアテネオリンピック野球の視聴率です。



2004年8月
15日 12.1% vsイタリア     .フジ  17:25-19:58
16日 *9.4% vsオランダ    .総合 00:15-04:30(02:20頃から体操)
17日 *7.9% vsキューバ    朝日 01:00-04:30(試合開始は01:30)
18日 12.6% vsオーストラリア フジ .17:24-21:00
20日 *7.3% vsカナダ      教育 18:45-20:10(試合開始は17:30)
21日 15.6% vs台湾       日テ 16:30-19:45
22日 *8.7% vsギリシャ     教育 18:45-19:55(試合開始は17:30)
22日 *8.5% vsギリシャ     教育 20:00-20:35
24日 14.1% vsオーストラリア 総合 17:03-18:04(試合開始は17:30)
24日 19.1% vsオーストラリア 総合 18:09-18:45
24日 13.1% vsオーストラリア 教育 18:45-19:30
24日 19.3% vsオーストラリア 総合 19:30-21:58(20:20頃からバレー)
25日 12.5% vsカナダ      朝日 17:25-21:00




なお、予選について



2003年 11月
05日 22.7% 日本×中国 フジ  18:24-21:59
06日 24.3% 日本×台湾 日本 18:15-22:04
07日 28.0% 日本×韓国 TBS .18:20-22:24



悲しいことに、オリンピックの準決勝、しかも日本のゴールデンタイムですら20%を超えない。

しかも予選(ちなみに健在だったころの長嶋監督…)の方が高かったのです。



2004年の巨人開幕3連戦の視聴率を見ると、17.9、17.2、14.7%ですし、

この年の巨人戦視聴率には、6/19の21.6%(伝説の冬ソナ待ち、というのは秘密だ)

など20%越えが計3試合もあります。



このことから考えると、日本では



長嶋人気>巨人人気≒野球人気  



と言えるのではないでしょうか。


(しかし、改めて考えると不気味な現象ですよね…)



なので、野球のMAX値とも言える巨人戦と、サッカー、バレーの代表戦を比べるのはそんなに無理があるわけではない、と言えます。





第二に、巨人以外のプロ野球の視聴率に関しては、Jリーグと大差ないということがあります。



2003年
 3月    「西武×日ハム」 1.3%(29日) 3.0%(30日) 
 4月    「オリックス×ダイエー」 2.8%(26日)
 5月    「西武×オリックス」 3.0%(3日)
 7月    「中日×阪神」5.4%  首位攻防 フジテレビ2003年度ゴールデン最低視聴率!
 8月    「日ハム×西武」0.9%
 8月30日 「阪神×ヤクルト」6.8% 空前の阪神フィーバー
 9月20日 「西武×近鉄」3.7%
 9月27日 「西武×近鉄」3.8% 伊藤引退試合
2004年
 9月11日(土) 4.2% 横浜×阪神 2-5 16:00-17:24 TBS
 9月26日(日) 3.5% 横浜×中日 0-3 15:30-17:00 TBS  ←優勝決定目前

浦和×鹿島  TBS 5.8
横浜×磐田  NHK 5.2
浦和×G大阪 NHK 4.0
F東京×浦和  TBS 3.9

ソフトバンク×西武  NHK 3.3
    横浜×広島  NHK 3.2
   中日×ヤクルト NHK 3.5
ロッテ×横浜  3,5


(データーくんさん、どうもありがとうございました!)



サッカーも野球も、どちらも5%弱がほとんどです。

なので、関東地区での地上波視聴率としては



Jリーグ≒巨人以外のプロ野球

と言っていいのではないでしょうか。




まあ正直いうと、


2004年

10/16(土) 17.1% 第1戦 中 *0-2* 西 TBS  
10/17(日) 16.3% 第2戦 中 11-6* 西 フジ  
10/19(火) 14.2% 第3戦 西 10-8* 中 テレ朝 
10/21(木) 13.0% 第4戦 西 *2-8* 中 テレ朝 
10/22(金) 14.2% 第5戦 西 *1-6* 中 TBS  
10/24(日) 20.0% 第6戦 中 *2-4* 西 フジ

10/25(月) 16.9% 第7戦 西 *2-7* 中 TBS



12/5(日) JリーグCS 横×浦 12.0 TBS
12/11(土)JリーグCS 浦×横 15.3 NHK



と、メディアの扱いの差や歴史の積み重ねもあり、若干プロ野球はサッカーを上回っている気はしますが…。

(それこそ日本シリーズとCSの差であり、Jリーグとプロ野球の差ではないのかもしれないけど)





第三に、何度か書いてきましたが



巨人戦視聴率がプロ野球界の生命線である



ということ、巨人戦地上波中継が滅びるとプロ野球が滅びかねない、という現実があります。

ほとんどの球団が、地上波中継に大きく依存した経営形態を取っているためです。

何度か書いてきたテーマなので、詳しくは こちらから…。


一方、Jリーグは地上波ゴールデン中継がなくても成立していける運営形態をとっています。

(現に今成立していますよね?)


バレーは…まあむにゃむにゃ…。

しかし、『バレーよりマシ』と叫んだところで、プロ野球が救われるわけでもないので…。




視スレでは散々ループしてきた議論であり、今は こんな感じ でみんなで遊んでしまうぐらいがいしゅつな話でした。

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2005-08-02 14:21:12

初心者の部屋⑨ 巨人が勝てば視聴率は上がる?

テーマ:初心者の部屋

前回(初心者の部屋⑦) の続きです。

次に、年間平均視聴率の推移と、巨人の成績の関係について見てみます。


2004年までの年間平均視聴率です。緑色のマルは、巨人が優勝した年を表わしています。


グラフ


巨人がリーグ優勝したのは、近年では87,89,90,94,96,00,02年です。


00年と02年が入ってくれたおかげできれいなデータになっています。この表から考えられることは、


・長期低落傾向

・優勝すると1~2%戻すが、2年連続優勝だと効果がなくなる

・93年からのしばらくの高視聴率は『長島監督効果』?



優勝した年だけ見てもだんだん下がってきているし、大きく上昇することはないようです。

それよりも90年代後半の『長嶋効果』の方が大きかったように思います。

(そして長嶋はもういない…)



優勝した年は前年より1~2%戻しているように見えます。
このことは、巨人の勝利、敗戦試合の視聴率とも整合性があります。



02年の巨人勝敗と平均視聴率(旧データページより)

勝ち…16.4% (N=86)

負け…15.5% (N=50)

引き分け、放送なしは除く



この年は巨人が優勝した年です。参考までに今年(現在5位)についても計算してみます。



05年の巨人勝敗と平均視聴率(7/28分まで)

勝ち…11.8% (N=39)

負け…10.2% (N=47)

引き分け、デーゲームは除く



やはり1~2%の差がついています。02年より05年のほうが開きが大きいですが、これが巨人の順位による差なのか、時代の変化によるものなのかはより詳細な検討を必要とするでしょう。




結局のところ、「巨人が勝てば視聴率は回復する」という考えは、甘いと言えます。

ラスボス戦でホイミを使うぐらいの回復効果はあるかも知れませんが、回復しきれません。

そのままではどっちにしろ死ぬしかないです。





ちなみに、巨人のBクラス(4位の年。5位以下は最近はなかった)を表示するとこちら。


グラフ1



Bクラスによる影響はn=2と少なく、あまり語れないのですが、直近の97年については、大きな影響は出ていないように思えます。

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