悪性リンパ腫と闘う旦那の闘病記

悪性リンパ腫と闘う旦那の闘病記

働き盛りの旦那が悪性リンパ腫に…

寛解目前で、脳への転移が確認された。



妻の目線から、治療のこと、治療後の様子などを書き綴っております。

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6月2日に、検査のため入院し、髄液の検査




髄液を採取した段階で「濁りがある。再発の可能性が大きい」と言われた。




MRIの結果、頸椎神経細胞根にリンパ腫の転移したことが判明。




どうやら、腰椎神経細胞根にもリンパ腫らしきものがあるらしい。








寛解からたったの48日でリンパ腫が再発してしまった。






結果から言いますと、リンパ腫の治癒は絶望的。




残る希望は、リンパ腫との共存。




リンパ腫の症状が出たら、そのリンパ腫をたたきつぶす!←ひたすらこれを、繰り返す…






リンパ腫をたたきつぶす=抗ガン剤治療となる。


 ↓


抗ガン剤治療をし続けることによって、体に大きなダメージが加わる。


 ↓


体力的に抗ガン剤治療に耐えられなくなる。


 ↓


手の施しようがなくなる=手詰まり…






現段階では、余命宣告はできないと言われている。


手詰まりになったとき、初めて余命宣告が可能になるらしい。






今は、今回見つかった頚椎神経根のリンパ腫を、ステロイド剤の大量投与でやっつける。


ステロイド剤の大量投与は、6月2日~4日(全3回)行う。


そして、6月5日に髄注を行う。




その後の治療計画は、経過を見ながら立てていくことになるらしい。






結局、肩の痛み・足の痛みとしびれ(+脱力)・右腕の脱力・腰の痛み、これらすべては、リンパ腫の再発による症状だった。今回は、異常に気づき、早急に治療を開始できたので、半身麻痺にはならなかったが、もう少し治療が遅くなっていたら、確実に半身麻痺になっていただろうといわれている。




旦那の場合、リンパ腫の治療中だったため、リンパ腫を疑うことができたが、普通だったら今回の病気を的確に判断できたかどうか…




気づいたときにはすでに半身不随!




そんなことになっていたかもしれない。



それってすごく怖いことです。




担当医の話によると、頚椎細胞根にあると言われているリンパ腫はかなり小さいものらしい。


そのために、ピンポイントで放射線を当てることが難しく、今回はステロイド剤を大量に投与するという治療方法を選択したと言っていた。


それくらい小さいものなのだから、注意してみていなかったら、軽く見逃しちゃったりするだろうな…




6月4日、ステロイド剤大量投与を3回終えた時点で、旦那の体の痛みはほとんど無くなった。




左足の麻痺は未だに残ってはいるが、少しずつ無理をしない程度に、院内で歩行訓練をしてリハビリ中。


右腕は相変わらず、肘の部分から肩にかけて、90°以上上に上がらない状態が続いている。


担当医の話によると、これらの症状は、少しずつ回復するだろうと言われている。




明日は、午前中にCTを撮影し、午後から髄注を受ける予定。




その後の治療計画は今のところ未定。


髄注後の経過を見て、今後どのように治療を進めていくかが決まってくる。




治癒の道はたたれましたが、共存の道が残っている。


治療が辛くて受けたくないと思うまで、治療は続けていく予定です。


もちろん、復職もあきらめていない。