らぶどろっぷ【元AV嬢の私小説】 -2ページ目

今こういうことになってます!

らぶどろっぱー諸君! ごめん。


ちょっと しばらく 書けそうもないかんじだ。


どこから話そう… どこまで話そう… いろいろ考えてみたんだけど

やっぱり本当のことを 全部 伝えることにした。 賛否両論 いろいろありそうだし

Blogの影響力を考えると 書くべきかどうか それすら 自信はないんだけどね。


前章を書き終えて 俊ちゃんとの恋愛が終わり

そのせいか ちょっと鬱っぽくなったというか 書くモチベーションが保てなくなってしまった。


そのことを セラピストに相談したら あの当時は心が弱くて出来なかった「喪失体験」というものを

現在しているのでしょう それに伴った鬱の症状でしょう という風に言われたの。


まぁ それはとても納得のいく分析だったし 必要なことなんだろうから

今はその喪失体験とやらをきっちりして 成長できるといいなぁ と思っていた。


「でも 先生、 あたし週に1回Blogを更新しなきゃいけないし、実は今携帯サイトの連載も持ってて…

書けないことがまたストレスになってしまって… きっついんですよ」


「では、ライティングの手助けのために抗鬱剤を処方しましょう」


「それで意欲が上がるなら 是非!! あたしとしても早く書いてしまいたくて」


「そうですね、 あなたにとって ライティングは とても有意義で生産的なことですから

その手助けになるなら アメリカから SSRI系の抗鬱剤を 取り寄せましょう」

(名前は伏せますが アメリカでは かなり 一般的な薬です)


なんてことが夏休み前にあったの。 

そしてアメリカから届いた薬を私は毎日飲むようになった。

効き目はすごいマイルドで全然効いてるかどうかの実感はない。 いつものとおり。 いたって普通。


元気になることもなければ 頭の回転が早くなるようなこともなく やっぱり原稿は書けなかった。


もうちょっと様子を見てみるかー と薬を飲み始めてから2週間くらいたった頃!


のんびりとWOWWOWかなんかの映画を見てて思った。

あたし最近なんか幸せだな・・・

すっかり夫婦喧嘩もしなくなったし 子供はえらい可愛いし ふんふんふーん♪(鼻歌)


てか!!! あれ!!! なんだこの満足感!


そうなんです、本当に驚きなんですが、あたし幸せになってしまいました。


別に何が変わったわけでもなく、心が穏やかで、安定している。 上にも下にもブレない。 

いわゆるフラットな状態で、しかもそれに満足している自分がいる。


みなさん、あたしにとっては これは 本当に ミラクルなことでした。

きっと普通の人にとっては これが当たり前なのだということを 身をもって 理解しました。


前のあたしなら 幸せでありながらも 何か足りない もっと欲しい あれも! これも!

という欲求に突き動かされ 自分の感情と好奇心に支配された人生を 突っ走っていたわけですが


今のあたしは 立ち止まり 味わっている。


言わずもがな はじめての経験です。 何もなく平穏な一日が愛おしい。


もちろん らぶどろっぷを書いていないから 心が穏やかでいられるってのも あるだろうね。


いや、しかし 最初はこんな自分に戸惑った。

ちょっと待て、 これは私か?! こんなの全然自分らしくないじゃないか、 これでいいのか?!

薬のせいで まったりしちゃって たしかに不満や不安はないけど  絶対的にまりもらしくねぇ!


そう思いながらも 「まぁいっか」 というポジティブな思考に流され

適当に遊んだり 適度な刺激を味わいつつ 今までとは違う自分を楽しんでいたんです。


心の平穏。 うーん 素晴らしい。。。

イライラしないし焦燥感みたいなのがないんだよね。


なにが変わったのかなぁ と考えてみると

強迫観念がなくなった 「これがなくては生きていけない!」 みたいなものがない。


とはいえ 適当に あたしらしいこともやっていて (それなりに悪さもしてます)

ただ それに依存したり 執着したりしてないってところかもしれない。


のほほんと 楽しんでるわけです。 


で あたしの周りはどうかというと 

母親の気持ちが安定しているからか 子供もおりこうさんになって落ち着いた。

気のせいかもしれないけど 本当に急に良い子になったような気がするの。


父や母は 今のあたしを とても良い! と言ってくれている。


弟は例の薬について やや悪い印象を持っているようで

「ねーちゃん あの薬は子供が事故で死んでも泣かなくなるらしいよ! やめなよ!」

なーんて言っていた。


なるほどね、たしかに悲しみを抑えてくれるんだろうな、この薬は。

子供が死んでも泣かないなんて 異常な事態だし それってちょっとまずくない? と思わないでもない。

だけどだ もし薬を飲んでいなければ あたしは子供が事故で死んだりなんてしたら

衝動的に 後追い自殺しそうだし 加害者がいれば きっと殺してしまうんじゃないか?


だとするならば どっちが良いのだろう。 ということだね。


旦那はというと 穏やかになった私で たぶん幸せなんだろうけど はっきりとこう言った。

「おまえの才能は 薬のせいで 枯れてしまったな。 今までせっかく書いてきたのに もったいねぇ」


がっーーん!!!

そうなのだ。 本当にそのとおりなのだ。 


あたしは病んでいたり 問題を抱えている時にこそ 心を打つ文章を書けていたと思う。

欲求不満や 自分の感情の波を利用して らぶどろっぷを 書いてきた。 

それが私のライティング方法だった。 


でもね 今は自分のベースが変わっている最中で ちょっとマッタリしすぎちゃってるけれど

本来の私は 何かを伝えたいとか 自己表現したいという気持ちが強い人なので

きっと また 絶対に 書くだろうな ということも 自分では わかっているのです。


それがいつになるのか ちょっとまだわからないんだけど 自然とそうなる時を待ちたい気分。


あと実は 今年中にどうしても達成したい夢が一つありまして 今はそっちを優先してしまっているんだ。

その件についても 書くと思う。 いずれね。


なんというか 抗鬱剤が 自分の心を 平和にしてくれる薬だとは思っていなかった。


激しくイケイケな精神状態になれるのでは!

いわゆる躁転できることを期待していたんだけど全然違ったよー。


最初に期待していた効き方ではなく ある意味裏切られた恰好だったんだけど

あら不思議! 結果的に幸せになってしまい 書く必要がなくなってしまったのだ。


実は以前にも あたしは 同じSSRI系の抗鬱剤を飲んでいたことがある。

その時は全く効き目を実感できなくて 数ヶ月飲んでかってにやめてしまった。


なので あたしは 今だから こうなれたんだということ。

薬のせいで こうなった というわけではなくて 薬が キッカケになってくれたんだと思う。


「あたしらしくない」ってのも 今までの自分とは違うので違和感があるだけで

今の自分に慣れていけば これもまた あたしということに なっていくのだろう と。


また らぶどろっぷを書きながら過去を振り返り自己治療をしていたはずだったんだけど

本物のセラピーに通うようになり治療を再開したということも 書かなくなった理由の一つだと思う。


私は 無責任かもしれない。 今まで支えてくれた読者に対して不誠実かもしれない。


だから何がなんでも この先のストーリーを

更生して 幸せになるための道のりを 読者にきちんと示してあげる責任があるのではないか?

と もちろん 思っている。


実は父からは 何も書かずに このままフェードアウトするのが一番良いとアドバイスされた。


「もう書かなくてもよくなった」 という事実を 示すことこそが

何よりもの証だ と 「語らずにおとせ」 ということらしい。


「次におまえが何かを書くときには 本当に素晴らしい作品が書けるだろう」

とまで付け加えてくれた。


だけど どーも そこまで大人な対応を あたしは出来そうもないし

やっぱり きちんと 自分の言葉で みんなに伝えることを 選択しました。


それで 今後「らぶどろっぷ」をどうするかという話なんだけど

今までのように 小説として 1話づつ しっかり書いていくということが今は出来そうもないので

視点を現在の私に移して 過去を振り返るエッセイという形で 続きを書こうかなと思う。


今まで頑張って書いてきた「らぶどろっぷ」という作品を 台無しにしてしまうことになるかもしれないけど

それでもこのまましりきれとんぼで終わらせるよりは まだいいかな と思うし

私と読者との 妥協点と 思ってもらえると 嬉しい。


まぁ ガッカリー! って意見が ぶっちゃけ多いのはしょうがない。

ほんとすまん。 でもいつになるかわからないけど 小説としてのらぶどろっぷも 必ず書き上げるつもり。


そういうわけで 不定期更新ではあると思いますが

ちょこちょこ ストーリーを先に進めていこうと思います。 のんびりで。


でも おもしろいね

あたしも まさか こんな展開になるとは 書き始めた頃は想像できなかった。


真剣に生きていると 不思議と道は切り開かれていく。


それが自分の想像していたものとは違っても 道はなるべくようにして続いていくんだと思う。


ほんと おもしろいなぁ。。。


とりあえずコメント欄を開放します。 

あたしも時々書き込むので久しぶりに交流もてればうれしーです。


せっかく 幸せなので また 精神的にキツくなりそーだったら コメント欄閉じちゃうかもしれないけどね。


今 暗闇の中を 手探りで歩いている 乙女達よ!

絶望することはないよ ほんと 神様は たくさんの幸せを 人生の上に 用意してくれている。


そんな気がする今日この頃でした。

また よろしくね。


PS: 心配や励ましのメッセージやメール 本当にどうもありがとうございました。


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