今回は綾辻さんです。
綾辻さんと言えば「新本格」の第一人者?と言うのか・・・。
兎に角、松本清張以後、社会派の推理小説がメジャーになり、古きよき時代の遺物のように本格推理小説は廃れていくのかな?な状態の中で、島田荘司さんの「占星術殺人事件」の時のような興奮でした。
- 綾辻 行人
- 十角館の殺人
しかし、この「十角館の殺人」は非難ごうごうやったんですよね。
今では考えられませんが・・・。
綾辻さん以後、いろいろな方が出てこられるのですが、やはり道をつくったのは綾辻さんではナイかと私は思います。
この作品の中に登場人物に「ミステリに相応しいのは時代遅れと言われようと、怪しい住人、大邸宅、名探偵、血みどろの惨劇、破天荒なトリック・・・・」とこのようなセリフがあります。
そーなんですよ!そのとーり!
その後、館シリーズやその他のシリーズを書かれているのですが、館シリーズがストップしているのは非常に残念です。(ノ_-。)
- 綾辻 行人
- 時計館の殺人
- 綾辻 行人
- 迷路館の殺人
- 綾辻 行人
- 眼球綺譚
後、漫画化もかなりされているようです。
あの「佐々木倫子」さんとの合作?もありまして。
私は佐々木倫子さんのファンなのですが、佐々木さんはどーもお笑いのイメージがあり、まだ読んでいないのですが・・・。
- 佐々木 倫子, 綾辻 行人
- 月館の殺人 上 IKKI COMICS
見たいような、見たくないような・・・。そんな一冊ですね。こりは。