『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
昨日、日比谷のシャンテシネへ、ダニエル・デイ・ルイスがアカデミー賞主演男優賞を受賞した作品、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』を観に行きました。
これもずっと観てみたかった作品。
でも今回はあえて事前情報はあまり聞かずに劇場へ。
とにかく長い!笑 登場人物が最初にことばを発するまでの時間も長いし、しかもそのことばが
「金だ」
だったから思わず笑ってしまいました笑
でも期待は裏切りません。もともとメッセージ性のある作品だとは思っていなかったけれど、やはりこれは人物伝だな~。
ダニエルという主人公(実際の名前といっしょ)を追うことによって、いつの時代にもいる、「富を追い続けるがあまりに周りがみえなくなる」人間をよく表していた。
彼は悪魔みたいなひとで、人間味がない最悪な男だけど、なんとなくわかる部分があった。なんとなく。
でも彼は終始最低ヨ。簡単にひとを殺しすぎだし。
レディへのひとが手がけた音楽も、絶妙だった。
劇場で観ても損はしない気がしまーす