10月28日、仕事が終わってからユナイテッドワールド証券の中国株セミナーに出席してきました。そのご報告です。ラジオNIKKEIとの共同企画ということで講師は亜州IRの又井郁生社長でした。題目は「今から始める中国株~プロからみた情報の活用法」で前半1時間が「企業データの活用法」、後半1時間が「亜州IRニュースの活用法」でした。

なお、この日の講演は後日、ラジオNIKKEIのHP上でインターネット・ラジオ(?)として公開されるそうです。

①「企業データの活用法」

外国証券内容説明書の見方

財務比率の説明

参考として04年実績のH株指数構成銘柄の平均値

PER(株価収益率)=株価/1株当たり純利益(EPS)→12倍

PBR(株価純資産倍率)=株価/1株当たり純資産(BPS)→1.9倍

配当利回り→2.7%

②亜州IRニュースの活用法

取引が開始する日本時間の午前11時まで投資の参考になるような情報を配信しているとのこと。


正直、余り役に立つ情報はありませんでした。(笑)ただ、余談として又井社長が2つの個別銘柄について今後の値動きについてコメントされました。勿論、個人的な見解だと断った上で投資は自己責任で行うようにとの注意がありました。また、記述内容は私の言葉に置き換わっていますので、又井社長が意図されたものとは違うものになっているかもしれません。そのあたりは十分にご理解をお願いいたします。(笑)


中国建設銀行(0939)

10月27日に上場した中国4大銀行の一つです。公募価格は2.35HK$で、今週末の終値も2.35HK$でした。現在は苦戦している印象ですが、今後は上昇するだろうと予想されているそうです。

(ア) 今後、中国工商銀行、中国銀行の上場が予定されており、中国建設銀行の株価動向によってはそれらの上場、公募価格に影響があることから、中国建設銀行の株価が上昇するように強い意図、意思が働くと思われる。

(イ) 先に上場した中国交通銀行(3328)も上場後2.500HK$の安値をつけたが、高値3.525HK$まで上昇した。


吉林化学工業(0368)

ペトロチャイナが67.29%の株式を持つ石油化学総合メーカーだそうです。ペトロチャイナが非流通株改革を避ける目的で同社を完全子会社化に踏み切る見通しであると複数の香港メディアが伝え、現在は取引停止になっているそうです。直前の株価2.425HK$を2割ほど上回る2.900HK$~3.00HK$で公開買付をするという観測がある。取引再開後は上げると思う。


この吉林化学工業を買うのは、個人的にはギャンブルすぎると思うのですが、これから大企業の子会社株が同じように上昇する可能性があると理解しました。(本当かな?もう少し、非流通株問題など勉強が必要です。)


繰り返し書くようですが、投資は自己責任ですので、くれぐれも情報の利用法には注意して下さいね。よろしく。(笑)