ブログへのご訪問ありがとうございます。
今日リブログした記事。
ダウン症特有の顔つきについて2020年に書いたものです。
ダウン症児を育てる母として、
とても悩んだ時期があったから当時記事にしてみたのですが、
今でも月間のアクセス報告を見るたびに
常に上位にあるので驚くほどです。
生まれたばかりの時は、ダウン症特有の顔つきが本当に
気になっていました。差別されないか、いじめられないかと
いつも心配していました
でも、大きくなるにつれて、娘が生きてくれていることに
感謝をするようになると、顔つきも、あの足も
(親指と人差し指の間がめちゃくちゃあいてます)
全て愛おしくなりました
ただ、お口は閉じた方が生きやすくなるとは思っています。
あの記事を書いて4年後の今、
「子どものお顔は変わります」
(人によって差はあると思いますが)
と言えるようになりました。
ダウン症特有の顔貌というよりも
発達時期にいる子ども達のお顔という解釈です。
実際にアメリカの歯科医師の方が、
ダウン症には特化してはいませんが(←ここ重要!)、
乳幼児期の咀嚼で顔の骨格が変わることを研究論文で発表
されています。
そして摂食指導をされておられる先生方(米国)の中に
その論文を参考文献として引用されている方々が数名
いらっしゃいます。
あとは、近頃日本の小児科医の中にも推奨者が増えている
「手づかみ食べ」。
世界ではBLWやABLWと言われている離乳食スタイルですが、
いわゆる感覚統合をしながらの咀嚼運動となるため、
食べさせてもらっているよりも発達が加速されるので
この食べ方を導入しているダウン症のお子さんは顔が変わると
おっしゃっていた先生もいます。
ちなみに私の娘は顔がとても変わったほうです。
(↓昔のパスポート写真)
お口も空いてました。
口が閉じないからいつもよだれ。
そんな時期がありました。
でもね、あきらめませんでした!
私は血流だなと思っていたので、自己流で毎晩マッサージを
していました。
顔を触るとわかるのですが、低緊張のために本当に
ふにゃっふにゃなのにも関わらず、
娘には顔の下半分にゴリっとしたコリがあったので
それをほぐしていました。
そして、マッサージは毎回好きなうたを1曲歌ってもらっている間だけ。
だからあっという間!
当時は短期記憶を向上させるための「歌」と、
血流改善のための「マッサージ」を一緒にして「時短」
をねらってたんですが
よく考えればこれが感覚統合につながる多感覚アプローチ
だったんですよね。
歌いながら、良い香りのオイルでマッサージ。
いくつもの感覚が脳に届いていたから
マッサージ効果がでやすかったのですね。
実際にお顔が変わりました。
今では自宅リハを行って筋緊張対策をしているので
マッサージの必要はなくなりましたが、
それでもたまにむくみがひどく「あれ?」となるので
その時だけはやっています
結局のところ全てに「脳」が関連するんですよね。
自宅リハビリで口も閉じるようになりましたし、
食事も楽しめるようになりました。
ちなみに脳の神経系をつなぐ「多感覚アプローチ」はこちらの書籍で詳しく
解説されています。
気になる方はぜひやってみてくださいね!
そうそう、この多感覚アプローチに関する勉強会(9/28土@品川)ですが
おかげ様で満員御礼につき締め切らせていただきました。
オンラインでのご参加は今日まで受付ております。
また、勉強会の後のスペシャルランチセッションは残り1席です。
こちらも本日いっぱいで締め切りとなりますので、
良ければぜひお申込みください。
障がい児育児の裏話など、みなさんと楽しくお話できればと思います。
何を話すかは当日のメンバー次第ですが、
元気とやる気をお持ち帰りいただくことは確かだと思います
そして、11/30(土)には博多でも勉強会を開催します!
勉強会には娘は登場しませんが(よくお嬢さんは?と聞かれる笑)、
10年分の学びを専門職の先生と2人でしっかり
お伝えさせていただきます!