ころころまめ子 -2595ページ目

かたつむり その1

蝸牛の速さ、と私が比喩に出すかたつむり。


雨が降るこんな夜、数年前のかたつむりと私の日々を思い出しました。



小学生の頃飼っていて、何だかまた飼い始めたくなりまして、でも最近は身近なところにいないよなぁなんて、そんな話をしていたら、かたつむりを貰いました。


そこから約半年以上、かたつむりとの生活がありました。


越冬もしましたよ。


お散歩させたり、ごはん(はっぱ)や卵の殻(カルシウム。かたつむりの殻を丈夫にする)をあげたりしました。


子どもも産まれました。


でも、ある日を境に、私は野に放ちました。取ってきたという場所に近いところへ戻してきたのです。


野に放った次の日、予想以上の大雨が…大きな水たまりが波打ち、まるで濁流。その後の彼らの行方はわかりません。


私は少し泣きました、小雨のときにしてあげればよかったと…



今日の雨は、そんな悲しい思い出を思い出しました。かたつむりとの楽しい日々は、また書かせてください。


明日は晴れるといいなぁ~