聞いたことがありますか?
学習障害の一種で、読むこと、
ひいては書くことにも
困難を感じる障害です。
日本語は複雑で、
それぞれの文字が音を有しているので、
あまりディスレクシアを
持つ子はいないようですが、
英語圏ではだいたい5%が
ディスレクシアを持っていると
言われています。
そういうわけで英語を
教えていると稀に、
「あれ、この子はディスレクシアかな」
という子がいます。
決して読み書きが「苦手」
というわけではなく、
とにかく「困難を感じている」わけです。
しかし、ディスレクシアが
そんなにメジャーではない日本では、
まだまだ学校などの
現場ベースでの認識は低く、
もちろん保護者の方にも伝わらないので
「読み書きが苦手な子、努力が足りない子」
と思われてしまうことがあります。
個人的には中学の英語の授業が始まる前に、
小学校での事前授業や
地域の外国語講師との連携をとって、
対策を練ってあげられるといいのに、
なんて感じることがありますが、
現実はなかなかうまくいかず。
難しいことですね。
本町の町長に昨年から
大学の元教授が就任され、
学習サポートや学校整備などに
これから力を入れていかれますので
ディスレクシアだけでなく
学習障害への対応も
大いに期待しているところです。