酒と温泉の日々
Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

ゆがわら温泉ぽんバル

昨日・今日の二日間、足柄下郡湯河原町で開催されている街バルゆがわら温泉ぽんバル

さすがに土曜日は行けないので昨日行って参りました。

こちらのバル、今年4月に開催した「第2回 伊東 湯のまちバル」を視察にいらして、僅か半年で開催に漕ぎつけたものです(^_^)

午前中で仕事を終えて向かいましたよ湯河原温泉(^_^)


駅前の案内所でチケットを購入します。
首からぶら下げられるストラップ付きとは便利ですね~。
これをぶら下げていればバル参加者と一目でわかりますね(^_^)

14時半の路線バスに乗って1店舗目を目指します


1店舗目
お昼ご飯も取らずに出掛けたので、まずは昼ごはんを♪
cafe&bar「BON」

 
おっと!最初の店からバル参加者を発見!
彼女もこちらが一店舗目との事でした(^_^)
こちらのお店、昼と夜でメニューが変わります。


お昼のバルメニューは「坦々焼きそば」
これは湯河原町のご当地名物として売り出した焼きそばです(^_^)
挽肉たっぷりの辛焼きそば。
温泉卵がまろやかにしてくれます。
通常メニュー同等で提供してくれました!(通常料金800円)
これにソフトドリンクがついてワンチケット♪
うん、美味しい♪


2店舗目は湯河原温泉で開催されるバルですからね、しっかり温泉に入りましょう♪


大観荘さんは源泉掛け流しの湯
ナトリウム・カルシウム—塩化物・硫酸塩温泉(湯河原第53号泉)


塩化物系の温まる湯でございます(^_^)
高温泉のため、少しずつ源泉が投入されています。


さぁ、湯上りにはお酒を頂きましょうか(^_^)
3店舗目 酒屋「なだや」さん
こちら、地酒・本格焼酎・ワインなど、品揃え豊富で管理がしっかりされているお店です。
また常時、利き酒を愉しめる様になっており、美酒に酔いしれる事が出来ます(^_^)


なだやさんのバルメニューは利き酒2杯
こちらがお奨めの一本
こりゃすげぇ(^_^;)


気仙沼の塩辛が出てきちゃいましたんでね、同じ東北の墨廼江を頂きましょう♪
でもってもう一杯は黒龍の冷やおろし
ん~、ちょいと料亭に居るような設えです。


そうそう、この黒龍の「冷やおろし」はですね...
10リットルの樽に詰められてるんですよ!
こいつをサーバーで...なんともまぁ(^_^;)

さぁ、ここで17時近くになりましたよ!
これから夜の店舗がオープンしだします(^_^)


4店舗目
江戸前寿司の「鮨秀」さん
マップのメニューを見ると「おつまみ1品」なんですよ。
ん~、寿司屋でツマミだけか...なんて思ってたら!!


およよ!!
握り鮨5貫???
おつまみじゃないじゃん!!


って事で握り鮨5貫を♪
ビール系はバルメニューにないのでお酒を頂きましたよ♪
土佐鶴の冷やと握り、これで700円はお得ですよ!


出前の注文があったようでカウンターに並んでます。
店の大将面白い!
「酒が600円で握りが100円なんだよ、お客が来れば来るほど赤字だ」なんて冗談を飛ばす(w
ご馳走様でした!


5店舗目
焼鳥の鳥助さん


金髪オールバックな店主、一見強面だけど話してみるとなかなかどうして(w


やっとビールにありつけた(w
串焼き2本とポテトサラダにドリンクです。
レバー旨い!


はい、バルを愉しむ方々に遭遇です!
チケットやマップ持ってると、知らない人でも情報交換出来たりしていいですね~
これもバルの魅力の一つでしょうか。


さぁチケット2冊目行きますよ♪
6店舗目は焼肉の南大門さん


バルメニューは冷奴とドリンク。生ビールジョッキで来ましたよ♪
焼肉屋らしい冷奴です。目の前に焼き網があるのに...

 
あぁぁぁ、ホルモン追加しちゃった(w
コロコロしていて旨かったっす(^_^)

ここで...


4月に伊東のバルを視察に来た、ホテル東横の佐藤専務他と合流(^_^)
準備から諸々大変だったでしょうね!お疲れ様です。

 
「ゆがわら温泉ぽんバル」は、街全体の広域開催。
18時から22時の間は「バルバス」が走ります。
何と、店舗の目の前まで迎えに来てくれて、次の店舗前まで送ってくれます。
便利ですが、やはり街歩きを主とするバル、主要停留所式の方がいいかな~なんて思いました。

 
7店舗目
創作割烹の秋山さん

割烹と言われると一歩構えてしまいますが...
女将さん、なかなかノリの良い方でございました(w


メニューはこちら
お料理は5品から選びます。
6人でしたのでね、1品ずつと伊先の握りずしを二つオーダー

 
まずはかんぱーーーい♪
1品目:厚焼き玉子のキノコとスッポンのあんかけ

 
2品目:鮪の山掛け
3品目:勘八のお造り


4品目:鮪とシーフードのサラダ


5品目:伊先の握り鮨(3貫)×2皿
どれも丁寧なお仕事されています(^_^)
なかなか足を踏み入れられない割烹料理店にも気軽に入れるのがバルの魅力!

 

はい、だいぶ出来上がってきています(w

でもって、リクルートじゃらんの現地(湯河原エリア)担当さん
担当エリアの行事に参加するのもAGTさんの大事な仕事じゃないですかね!
どうでしょう?他社の皆様(w

はい、こちらからまたバルバスで移動します(^_^)


8店舗目はお馴染み、しあわせ中華そば「にこり」さん


ここはラーメン屋さんです。
ラーメン屋だけど、バルメニューにラーメンはありません

 
「秋の色とりどり野菜サラダ自家製ハム添え」か「タイ風海老トースト」
うん、ラーメン屋でこんなの食べられるってのも意外性があっていいですね(^_^)
やりますなぁ~にこりさん!


ちなみに、チケットは700円分の金券としても扱えるので通常メニューからラーメンを頼む事も可能です♪

 
9店舗目、もう帰る時間が迫ってまいりました。
駅近くのスナック「それいゆ」さん
伊東にもこんな店名の店がありましたなぁ~(w
ママさんひとりで営業されているスナックです。
街のこと、色々と教えて頂きましたよ。
ワンドリンクにおつまみとカラオケ3曲でワンチケット!
いいじゃないですか~♪

はい、ここで打ち止め!
1チケットを同行の飛田君に持って行かれて湯河原駅へ

 
湯河原22:49発の伊東線直通列車で帰りますよ。
これ乗り過ごすと伊東まで帰れません(w
駅の側線には185系が2本留置されていました。
国鉄スタイルの車両、もう貴重になってきましたね(^_^;)

定刻通り23:27に伊東に到着。

寄せばいいのに...


馴染みの店に行ってしまう酔っ払い(w
閉店の2時まで呑んでたのは言うまでもありません(^_^;)

第1回 ゆがわら温泉ぽんバル
参加店舗数49店舗
僅かな期間での準備や店舗誘致など大変だったと思います。
どの店舗もチケット以上のお得感があり、また悪い印象をもつところが一つもありませんでした。
とても楽しい時間を過ごす事が出来ました(^_^)

第26回 静岡地酒まつり2013

昨日、10月1日は日本酒の日でございます。

と言う事?で、毎年10月1日は「静岡県地酒まつり」が開催されます。
曜日関係ありません、大事なのは日にちなのですよ!

photo:01
今年の会場は静岡駅南口からすぐのホテルセンチュリー静岡
東部・中部・西部と3年で一巡する形で開催され今回で26回目
そこそこの歴史がある地酒まつりです。

photo:02
出展各蔵の飾り樽が出迎えます
今年は28蔵が出展したそうです

photo:03
中部の有名処が並んでいますよ!

photo:04
毎度おなじみ、島田の大村屋酒造場からは発売前の「おんな泣かせ」が今年も来ていました♪

photo:05
小夜衣の森本社長は相変わらずです(w
なんか変なもん羽織ってると思ったら前掛けを上着に加工したんだとか!
すげぇ(^_^;)

photo:06
「忠正」「曽我鶴」「萩の蔵」の銘柄はお分かりかと思いますが、その3蔵が一つになって誕生した駿河酒造場さん。
伊豆東海岸では川奈酒販がプロデュースした「雑魚」の醸造元でも知られますね。

photo:07
18時半過ぎに開会
県酒造組合土井会長の挨拶の後に登場したのは川勝平太県知事
静岡県産酒で乾杯を!を提唱していらっしゃいます♪

photo:08
各蔵の仕込み水を頂けるのもこの機会ならでは!ですよ♪

photo:09
土井酒造場と言えば、波瀬正吉杜氏!
酒名にまでなるほどです。

photo:10

photo:12
杉錦酒造は山廃を中心に燗酒を提供していました。

image
富士正酒造さんは兄弟で出展されていました
この純米、旨かったっす(^_^)

photo:13
鉄板...志太泉さん
無濾過生原酒は効きましたねぇ。米が活きてます!(^^)!

photo:14
富士宮の牧野酒造さんは富士山ブランド押しでしたね。
もちろん、蔵を出ればそこには霊峰富士!

photo:15
大村屋酒造場、19時からの限定酒は...米を40%まで磨き込んだ若竹純米大吟醸プレミアム!
静岡県産酒造米「誉富士」を自家精米で40%まで磨き、無濾過瓶火入れで9か月も熟成されて出荷される一本。胴割れしやすい誉富士を40%まで精米する...正気の沙汰ではありませんね。

photo:16
まろやかな旨みが広がり、スッと抜けていくキレの良さ
うす~くピンクと言うか琥珀と言うかリンゴジュースを薄くしたと言えばいいか?くらいの色がほんのりついています。
思わずもう一杯頂いてしまった逸品でしたよ!(お嬢様方も2杯目を...)

photo:17
森本酒造の古酒浪漫
破天荒な森本社長の酒はどれも個性派
こいつはもうね、麻婆豆腐もってこい!な感じですよ。
淡泊な食材じゃ酒に負けちゃいます。
琥珀色したウィスキー原酒のような...参った(w

photo:18
一緒に連れてってもらった川奈酒販の高橋君と駿河酒造場の平井さん・萩原さん
まーちゃん、どこ向いてんのさ!

photo:19
な!なんと!
土井酒造場の若き杜氏ご夫妻の間に入れて頂き撮ってもらいました(^_^;)
波瀬杜氏亡き後も、その伝統と心意気はしっかり受け継がれていますね。

photo:20
20時に閉会となりました。
何だかんだと結構呑みました。
日本の國酒「日本酒」

温暖な静岡で旨い酒を造るために苦労してきた先人の知恵と努力の賜物で、今こうして全国区になった静岡県産酒。
静岡県民の誇りですね!

「静岡の酒で乾杯!」

静岡県酒造組合
iPhoneからの投稿

南津軽散歩

9月11日(水)
休みってのは早いもんで、今日が最終日でございます。

朝食を済ませて9時過ぎにロビーへ
清算を終えてコーヒーブレイク♪

お宿を発ちます!(^^)!
列車で大鰐へ向かおうとしていたのですが...
時刻表みてビックリ(^^ゞ

7:34発の次は11:05発(゜o゜)
実に3時間半も普通列車が無いのです...

って事で、けい子女将に大鰐駅まで送って頂きました!(^^)!

 
10時前に大鰐駅に到着。JRを跨ぐ跨線橋をズンズンと進んでいきます。
途中で一回り小さくなる跨線橋へ進むと弘南鉄道の大鰐駅。
しかし、この方面表示の消されたところにはどこの地名が書かれていたのでしょうねぇ。
秋田と金沢の間...新潟ですかね?

 
ちょうど9:59着の列車が到着しました。
下車したのは僅か3人、平日の日中なんてそんなもんですかね。
折り返しまで30分近くあります。改札業務を終えた駅職員が車内広告の貼り替えを行っていきます。

 
つり革が取り換えられていたので見てみると、赤く塗られた吊り手は特産のリンゴをイメージし、緑の布は沿線に見える岩木山をイメージしてるのだそうです。

 
弘南鉄道の一日乗車券は「大黒様きっぷ」と言います。弘南線・大鰐線の両線を利用できます。大黒の大は大鰐(大鰐線の終点)の大、黒は黒石(弘南線の終点)の黒から取っているそうです。
10時半に大鰐を発車し、住宅街を抜けるとリンゴ畑が目立ちだします。
途中の津軽大沢駅には車両区が併設されています。
旧東急6000系が点検を受けているようでした。列車交換待ちの間にドア開閉等を行っていました。
運用離脱してると聞きましたが、まだ使うんでしょうかねぇ(^^ゞ

 
大鰐線の弘前側の終点「中央弘前」
ここには同社のマスコット?ラッセル君と一緒に写真撮れるようになっています。
ん~微妙(w

 
中央弘前駅からJR弘前駅まで徒歩移動。15分ほどでしょうか...
昔1度だけ来たことがありますが、こんなに歩いたかな???な距離。
11時半発の黒石行きに乗車し、今年7月27日に開業したばかりの駅「たんぼアート」駅へ。
弘南線の電車は全て元東急7000系ですね。
たんぼアート駅は弘南線田舎館駅の400mほど弘前寄り、道の駅いなかだて付近に、田舎館村によって造られました。
道の駅いなかだての敷地内にあるたんぼアート第二会場へのアクセスとして設けられ、冬場は営業が中止される。(たんぼアートが出来ないため)


駅を降りたらすぐ目に飛び込んできたこれ...
かつてJR黒石線を継承した弘南鉄道黒石線で使われていた気動車が見るも無残な姿に...
休憩所か何かで使われていた様だが、出来ることなら往時の塗装に戻してしっかり保存展示してもらいたいもの。


田んぼアート第2会場の道の駅いなかだては広大な敷地に埋蔵文化センターなどの施設が併設されている。
その一角の田圃に現れたのは...
ウルトラマンの田んぼアート。
これを見せる為の展望台まで造られており、エレベーターで展望台へ上がる(大人200円)
それにしても見事なものですねぇ。
この第2会場と村役場の第1会場との間を無料シャトルバスが運行されているが、時間帯が合わず断念。


12:26発の弘前行きで車庫のある平賀へ戻り構内の車両撮影。
この機関車が冬になるとラッセル車を押して除雪作業を行う。
滞在時間僅か7分(w
12:43発の黒石行きで終点黒石へ。

 
黒石はB級グルメ「汁焼きそば」が有名。駅から近い店に行ってみるもお休み...
でもって、そのお隣にあったラーメン屋に入ってみることに。
13時過ぎの店内は地元の方が入れ代わり立ち代わりで期待できそう♪
メニューは...
手打ちラーメンの「大」か「中」のみ!
後はありません、餃子もライスもありません。
飯類?持込OKだそうです。何ともまぁ(^^ゞ


具材は葱・メンマ・チャーシューだけ!
余計なものが一切ないシンプルな構成です。
煮干し系ですね、あっさりした醤油スープが手打ち麺にしっかり絡んで旨い♪
行き当たりばったりがGOOD!な展開♪
(中)500円、ご馳走様です!(^^)!


ちょいと黒石市内を散策します。
消防団の詰所ですか、まぁ立派な建物です。
保存されているのかと思ったら、中にしっかり消防車が入っています。
現役ですね。凄い!



佐藤酒造の建物も立派です!
その立派な建物に恥じないほど大きな酒玉!

市内ではこみせ通りにある鳴海酒造が蔵見学を行っている

ぶらぶらと街歩きをして14時半ころに黒石駅へ戻る。

 
駅ロータリーには弘南バスのターミナルがあり、各方面へのバスが発着する。
何台か見られたマイクロバス仕様の路線車。閑散路線や狭路路線にはいいですね。
自分は14:55発の浪岡駅前行きに乗車します。
役30分のバス旅、後半10分ほどは他の乗客がいなかった(^^ゞ

 
浪岡駅から徒歩数分のところにある銭湯「浪岡駅前温泉」
アルカリ性単純温泉の黒湯
油が僅かに浮いているモール系ですか
この旅最後の湯は黒!
カランから出る湯も黒!
タオルが黒くなる(w
源泉温度もちょうどよい42℃強

こちらの方の銭湯は朝からやってるところが多いですね~
ここは9時から22時まで13時間営業。
伊東も朝風呂出来る銭湯があるといいのにね(^^ゞ

雪沢の透明
日景の白
矢立の赤
そして浪岡の黒

泉質も色もバラバラな湯を堪能した旅でもありましたな!(^^)!

 
さて、浪岡駅から新青森まで普通電車で向かいます。
乗車口案内にもリンゴちゃん♪お国柄しっかり出てますね~

 
一日も居られなかった青森ですが...(^^ゞ
ちなみに新青森駅開業してから初めて利用しました。

 

はやて44号にて帰路につきます
E5系使用で、停車駅が少ない俊足列車です。
10号車にはグランクラス、専属アテンダントさんがお客様の乗車をエスコートします。

が、オイラは普通に指定席(^^ゞ
予算的なもんが...ね(w

新青森17:12発
途中、盛岡・仙台・大宮・上野しか止まりません。
速い速い!僅か3時間24分で713.9kmを走り抜けちゃうんですからねぇ(^^ゞ

 
駅弁に缶ビール、車販の缶ビールを追加して東京へ
弁当喰い終わるともう盛岡ですからねぇ...(^^ゞ

東京には20:36定刻に到着。
構内でつまみを仕入れて東海道線ホームへ

 

お馴染み伊東線直通最終列車529Mに乗り込みます。
こいつに乗れば後は怖いもんなし!終点まで爆睡しても起こしてもらえます(w
さぁ、呑みますか!

熱海で伊東線上りの最終電車の到着を待ち発車です。見慣れた光景が旅の締め括り。本当に休みってのは早く過ぎ去る...
23:27、無事に伊東駅到着です。
重いキャリーを引きずり15分ほどで帰宅


帰宅早々に撮影画像の取り込み...
頑張ったなぁ(w

ずっと行きたかった小坂町
偶然、予定した日に執り行われる事を知った大館神明社例祭
数々の湯に行く末が心配される大鰐線
駆け足だったけど、充実した休暇になりました!(^^)!

さぁて、また金貯めてどこかへ旅しなきゃ♪


大館神明社例祭

JR花輪線東大館駅の近くに社を構えるのが大館神明社
毎年9月10日(宵宮)・11日(本祭)に執り行われる
どこぞの街みたく土日にするような事はしない
当たり前だが、神様不在の祭りの何が祭りなんだ!と言いたい

正午過ぎに大館駅に到着。
奉告祭と言われる神事が14時からだと聞いたので、昼飯でも喰ってから...
なんてノンビリ構えていたら、お囃子が聞こえてくる


おや?もう山車(大館では山車と書いて「ヤマ」と言う)が出ているじゃないの!
聞けば、奉告祭へ向かうところだと。
会場となる馬喰町まで距離のあるところは早めに出て行くわけなんですね。
ここは御成町二丁目の「二丁目講」(いわゆる、町内とか山車を持つ括り)

この二丁目講、なんと公式サイトまで持っているんですね。
でもって、ユーストリームで祭りの様子を配信している...何と言うハイテクな(^^ゞ


13時頃の実行委員会本部前付近には各講が続々と集まってくる。
こちらは御成町一丁目の「一成講」


山車には太鼓・笛・踊り子のほか20数人が乗っている。
我が町の方と山車の造りが全然違いますね。


馬喰町の通りに並ぶ山車
踊り子さんたちも暫しの休憩です

 

14時、スカイパーキングと言う駐車場で奉告祭が執り行われます
各講の代表・稚児が並び厳かに神事がすすみます
奉納されている酒は地元大館の北鹿

 
奉告祭が終わると山車が動き始めます

 
360度山車が回転すると言う「大豊講」。台座部分がどうなっているのか興味津々(^^ゞ

 
13基の中で唯一の木車で威風堂々とした「馬龍講」。発電機が台枠の下に吊られるほどの高さがある

 
総合的な管理・運営を行うのは余興奉納実行委員会。各講の流れを見ながら誘導して行きます。
そして各講は運行責任者が先頭に立ち山車の運行を管理します。

 
各講揃いの法被・袢纏に踊り子の衣装(着物)で身を固める
小さな子供から大人まで、それぞれが祭りを楽しみにしていたのがヒシヒシと伝わるほど感じられる

 
片側2車線ある大きな通りを終日通行止めにして行われる神明社例祭
本部付近では子供神輿各講の演舞が披露されていた

 
これだけの祭り、神社も相当大きなものかと思ったが意外や意外、静かな佇まいを見せていた
JR東大館駅から徒歩で5分もしない線路端に大館神明社の社がある
各講、時間が重ならないように参拝している様子が伺えた


各講の山車が一端、祭典事務所へ戻るとメイン通りは歩行者天国の様相を見せる
道両側に並ぶ露店の数も半端なく多いが、これでも減った方だとか...
  
夕刻になると再び山車が動き出す
実行委員会本部前では、余興を魅せる講もある

 
実行委員一番のお洒落さん??
17時過ぎ、夕飯をとるため会場を離れる

 
馬喰町に戻り、日景温泉のけい子女将に連れられてお邪魔したのは居酒屋「WASABI」さん


一日中歩き回ってましたからね、そりゃ冷たいもん呑みたくなりますよ!
シュワシュワっとしたもんほしくなりますよ(w

 
赤身の馬刺しで清酒に行っちゃったりしてからの~燻りがっこ♪
世の中上手く...旨くできてます(^_^)

 
真鱈の白子天はねっとりウマウマ♪
そんなこんなで2合少々呑んで再びメイン通りへ
僅か2時間足らずの間にあの通りが人だらけ(^^ゞ


田乃坂と呼ばれる坂道を一気に駆け上がる...
夜の部の見せ場的なところへ


太鼓を打つ手にも力が入り、昼間の流暢なお囃子から一転して、物々しく慌ただしさを感じさせる流れになる


引手も負けじと威勢の良い掛け声と共に坂を駆けあがる


しかし大したもんだ。これだけガタガタ揺れる山車の上でよろける事なく踊り続ける踊り子
その肢体は芯が座っていてぶれない!流石です!(^^)!

 
全講が田乃坂を昇りきると本部前近くの交差点が物々しくなる
各山車が犇めき合い・擦れ違い・また犇めき合う


写真撮って~と声掛けてきた二人

ねぇ新聞載る??と聞かれる様な恰好じゃなかったけど...
新聞は載らないけど、ブログに載せて良ければ載せるよ~と。
探すとは言ってたけど、さてはて見つけられるかしら?(^^ゞ


宵宮はさらに熱を帯び...

 
山車から太鼓が降ろされ、路上で叩く講もあれば、山車上の音頭取りに合わせて踊りだす講も。

 
子供も大人も一つになって大騒ぎ!お囃子がどこのだか分からなくなるほど太鼓も鐘も笛もハチャメチャに響き渡る、それに合わせて人が動く!弾ける!壊れる!

 

もう誰も止められない!
そんな感じさえ受ける!と言うかそのまんまか(w

 
片や、山車の上で踊る踊り子はと言えば燐としてその姿を一向に変える事なく踊り続ける
身体に一切のブレを見せず扇子を取りまわす


カメラ持って撮りまわっていると、撮れとばかり叩いてくる
もう何が何だかわからない(^^ゞ


 

そして、どうにもとまらない...

もう警備できましぇ~~~ん!

 
宿に戻る都合上、22時過ぎくらいまでしか居られなかったが、あの調子だとまだまだ続いてたんでしょうね...何時に静かになったんでしょう?

昼の厳かさと夜の狂喜乱舞、顔が全くと言ってよいほど変わる。
そして、平日にも関わらず、これだけ多くの人が祭りに出てきている。

人が揃わないから週末にするのではなく、祭りに魅力を感じさせる事が出来ていないから出て来なくなるのでは?と思う事しばしば。
学校だって休み変える事出来るでしょ。会社だって有休使えるでしょ。
現に、休み取って帰ってきていると言う話も聞いた。

神様不在の人間様々の祭りなんて祭りじゃない!!

もし来年この時期に休めたら、翌日の本祭りも見てみたい。
そう思える宵宮でした。

夏休み的な休日(その2)

初日後半(w


小一時間歩いて、ここが限界でしょ!な時間に辿り着いたバス停は「学校前」
いや、確かに学校前だけど、〇〇小学校前とか...固有名詞つけないもん??(w
数分待って、なんと定刻通りにバスが来た!ん~、街方面へは普通に来るのね(^^ゞ
秋北バスは国際興業系のためか、塗装も国際興業と類似。中古車も多く、結構な年式の車も走っています。

大館駅前16:28着。
16:38発の上陣場行きのバスに乗り換える予定でしたが、泊る宿の女将さんが大館市内に出ているとの事で、こちらで待ち合わせて乗せて行って頂く事に♪

そうそう、雪沢温泉の辺りで急にiphoneのケーブルが給電不能に陥りましてね...
家電量販店に寄って購入すると言うハプニング付き(^^ゞ
バス乗り継ぎだったら行けなかったなぁ...うん、助かった。

 

大館駅から車で20分ほど、国道7号線脇に大きな看板が見えて来ると宿の入口
国道から2km弱の一本道を登り切ったところにあるのが今宵のお宿
その昔、この入口付近に奥羽本線が走っていたんですよ。
かの有名な矢立越えですね。

 

はい、今宵のお宿「日景温泉」へ到着致しました♪
日本秘湯を守る会にも加盟する一軒宿でございます。
秋田杉がふんだんに使われた建物ですよ。
車から降り立つと硫化水素臭が鼻を突くんですってば!


旅の荷を解きまずは湯殿へ参りましょう!
いきなりお出迎えはこのガラス!いまじゃこんなガラス作れる職人いないんじゃない?ってな意匠ですねぇ。

東北の草津と言われる日景の湯
白濁した湯が浴槽に注がれていますよ♪
でもって、床石は十和田石ですな!伊豆石も近い風合いがありますが、泉質と石が織りなす魅惑的な紋様
夕刻の薄暗くなった浴舎の雰囲気と相まって素晴らしい空間を造り出しています♪

硫化水素臭漂う浴舎、天梁の太さと組み上げ方も一見の価値あり!

 
お夕飯は食堂で。
秋田県北は青森からも秋田からも食材が入る好立地。
山のモノ中心ながら海の幸もほどほどに。
そんでもって無くちゃならないキリタンポ!
あっさり醤油ベースの鍋は軽く頂けてしまいますね♪


でもって秘湯を守る会の宿ですもんね、秘湯ビールでのどを潤しながらの夕飯でした♪


食後、ロビーに向かうとですね、看板ネコちゃんの「茶々丸」がお出迎え♪
しっかり前足揃えてるの分かりますか~♪
人懐こいネコちゃんでございます。

 
夕飯の後は、女将のけい子さんと酒盛り(w
でもって、用意されていたのは...(゜_゜)

山本に黄色ラベルなんぞ有ったかいや???(・_・;)

 
なん?蔵付き酵母?
で??セクスィー山本酵母???
なんじゃそりゃ(w

「ロックで呑む山廃仕込みの純米吟醸」
「試験的に仕込んだ...」

そりゃ知るはずもない!

このラベルの文言も良いよね!
静岡で言えば森本酒造的な(w

女将...素敵(w


ツマミを頂きながら、宿の話やら翌日のお祭りの話やら色々と...
旨い酒に合うつまみ。スイスイと流れこんでいきます。

 
時刻が22時半を回った頃、親戚が二人到着。
いきなりロビーの窓を叩きだすからビックリ仰天(w
秘湯の宿は、さらに酒盛りが続き、気が付けば1時過ぎ。
楽しい時間でございました!(^^)!

9月10日(火)


翌朝6時半起床
朝風呂へ
朝陽降り注ぐ浴舎もまたいい雰囲気です。


図太い梁に組まれる枝梁
こんだけの梁を造れる木材、何年もの??
通気窓までの組梁も立派ですね。これ本当に管理大変なはず...


こちらが湯治部にある浴舎
3人も入れれば一杯な浴槽だけの単純明快な浴舎
源泉に最も近く加温もしていない、温めの湯は長湯に最適(だが、硫化水素に注意)
こちらもいい雰囲気だ!

 
露天風呂は大浴場に隣接する形で設けられている
こちらも温めの湯で解放感あるのでゆったり入れる
混浴だが、時間帯で女性専用の時がある。

 
朝食も身体に優しい食材ばかり♪
ご飯が美味しくお代わりしちゃいましたよ。
宿の前を流れる川、横は浴舎です。
日景家の別荘と湯治向けの宿として始めた日景温泉、現在は客室35室の一軒宿としては大きな部類に入る宿になっているけれど、女将の話ではもう少しこじんまりと手の届く宿にしたいと...
確かにその方がいいと思える施設です。

 
9時過ぎに宿を出てお隣の矢立の赤湯へウォーキング兼ねて向かってみました。
日景温泉入口のバス停...一日2便しか来ないので、日帰り利用の方は気をつけてくださいね!(と言うより、日帰り湯でも奥羽本線陣場駅に迎えに来てくれるそうなので、利用しましょう)

 
矢立温泉赤湯は国道7号線から脇道に入ってすぐ。
この道が旧道だったそうですが、こんな細い道で峠越えしてたんですね...
建物が見えてくると同時に見えて来るのが、旧奥羽本線の橋脚跡
昭和45年に現在のルートに付け替えられる前の峠越えルートの遺構が矢立温泉の脇にある


矢立温泉
株式会社アクトバードが経営する一軒宿
この社名が何をしている会社なのか?な感じがするんだけど...
実際には現地にいるのは60歳過ぎたご年配のオヤジさん

玄関入ってみると...

 
まぁ...情報源少ない(利用記録とかの程度で公式サイトもない)んで、分からんちゃ分からんが...
見事に休館日にビンゴ(w

あちゃー(^^ゞ

と思って、宿主を探したら浴場で配管ばらしてた(w

休館知らないで静岡から来たと告げたら...
女湯まだ抜いてないからと(w


ちと温くなって38℃くらい
だけど入れる赤湯♪

おぉぉ!析出物が織りなす模様!!

 
元々はタイル張りの浴槽・床なんだそうですよ。それが長い年月でこんなになってしまうんだと。いやぁ、気持ちいい(w

話を聞くと、湧出時は透明に近い黄色身がかった湯なんだそうで、源泉温度が29℃程度なので蒸気加温すると赤茶けた湯になるんだとか。
熱反応なのか分からないですが、面白いもんです。


矢立赤湯を後に、陣場駅まで旧奥羽本線の廃線跡を探りながらウォーキング
築堤...知らない人なら単なる草に覆われたところ。見る人が見れば、ここに線路が敷かれていたと言うのが分かる(w


陣場駅の手前に掛かる橋脚
矢立は撤去されていたのに、ここは未だに現存!
旧国鉄時代、しかも昭和45年頃の廃線で橋脚が残っているのは珍しいですね。
しかも43年放置されている割りに腐食が少ないように見えるんですが...

 
陣場駅

奥羽本線では秋田県最北の駅。
1899年(明治32年)に隣の白沢駅と共に秋田県で初めての鉄道駅として開業
青森側から建設が進んだ奥羽北線の秋田県最初の駅
昭和45年の新線切り換え前までは、もう少し西寄りに駅があったそうで、今でも給炭台の跡が残っている。
矢立温泉赤湯から廃線跡を見ながら旧道の上陣場集落を抜けて40分程度(但し下り)

陣場駅11:55発の列車で大館へ

 
大館は大館駅周辺よりも、どちらかと言えば花輪線の東大館駅から5分程度のところが栄えているようで、大館神明社祭りのお社がある神明社も東大館駅に近いところにある。

祭典の中心になる通りの近くに日景温泉の女将が教えてくれたお店「あきたさくら」がある。
こちらでランチをば。
桃豚の焼肉定食、これにコーヒーが付いて800円ですよ!(^^)!
お店の方とお話していたら、大館観光協会長さんが隣だったりとか、何だか分からないけど同和鉱業の話から大館と小坂の関係なんか色々話を聞けて良かったです(^^ゞ

この後は、大館神明社の例祭へ...




1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>