※美肌づくりの基本は洗顔から※
スキンケアの基本はまずなんと言っても洗顔から始まります☆
きちんと汚れを落としておかなければ、そのあとにつける化粧水や美容液も十分に浸透せず、効果が発揮されなくなってしまいます××
朝やノーメイクの日の夜の洗顔は、分泌され酸化した皮脂と皮脂についた汚れを落とすための石けん洗顔です☆
メイクをした日は、メイクを落とすためのクレンジングをしてから、通常の石けん洗顔(ダブル洗顔)をします☆
しかし、実際には誤った自己流の洗顔を続けている人も少なくありません××
オイリースキンだから一日に何度もゴシゴシと力を入れて洗顔したり、逆にドライスキンだからといって肌に負担をかけないように気を遣いすぎて、汚れがきちんと落ちていないケースもあります××
朝と夜、きちんと石けんを泡立てて洗顔し、メイクをした日は、石けんで洗う前にクレンジングをしメイクを落としてから洗顔しましょう☆
メイクをしたまま寝てしまうと、肌の老化を一気にスピードアップさせてしまうことになりますので、必ずメイクはしっかり落としてから寝るようにしてください☆
“ クレンジング ”
クレンジング剤には、オイル ・ クリーム ・ 乳液 ・ ジェル ・ ローションなど様々なタイプがあります☆
これには、ふき取りタイプと洗い流すタイプがあります☆
汚れが落ちやすいのは一番オイルタイプが簡単ですが、肌に残った油分を取り除くにも手間がかかりますから、オイルよりは乳液やジェルタイプのものがお勧めです☆
また、ふき取りタイプは肌をこすって傷めてしまうことがありますので、肌への負担が少ない洗い流すタイプのものを選びましょう☆
アイシャドウやアイラインは色素沈着の原因にもなりますから、アイ・ クレンジング剤を使って、優しく丁寧に落とします☆
《 クレンジング方法 》
適量のクレンジング剤を手に取り、顔全体にのばしていきます☆
人差し指と中指、薬指を軽く曲げ、指先を使い、顔の中心から外側に向かって優しく、らせんを描くように動かしていきます☆
小鼻の横はメイクが入り込み落ちにくいので、特に念入りになじませます☆
また、忘れがちなアゴの裏側も丁寧に落としましょう☆
クレンジング剤が十分になじんだら、指先が軽くなってきますので、ぬるま湯で洗い流します☆
このとき時間をかけ過ぎると、せっかく浮き出た汚れをまた肌にすりこんでしまうことになりますので、あまり時間をかけ過ぎないようにします☆
唇は、クレンジング剤を指でクルクルと円を描くようになじませ、洗い流します☆
必ずこのあと、石けんで通常の洗顔をします☆
“ 洗顔 ”
石けん洗顔剤にも、固形・ フォーム ・ ジェルなど様々なタイプがあります☆
洗顔剤で一番大切なのは汚れがきちんと落ちること☆
その基準となるのは、洗いあがりの感触です☆
十分に汚れが落ちたあとの肌は、ある程度つっぱり感があります☆
これは汚れと一緒に皮脂が洗い落とされたためですが、つっぱりすぎるのは洗いすぎです☆
逆に洗いあがりにヌルッとしたり、しっとりしているのは洗浄力が足りないといえるでしょう××
すすいだ時に、肌がキュッキュッという感触があることが目安となります☆
この感触は、肌質による違いはありませんので、サンプルなどで試して自分に合うものを使いましょう☆
また洗顔剤の中にスクラブが入っているものがあります☆
毛穴の中の汚れや肌のくすみを取るということで人気がありますが、実はこのスクラブは毛穴の奥までは入り込めません××
逆にスクラブが肌の表面を削っているようなもので、必要な角質や皮脂を取り除いてしまい、肌荒れの原因にもなりますので、お勧めできません××
今流行の酵素洗顔
を利用してみるのもよいのではないでしょうか。
《洗顔の方法 》
初めに自分の手をよく洗い、清潔な状態にします☆
石けんで洗う前に30~35℃くらいのぬるま湯を、顔全体に数回かけて表面の大まかな汚れを落とします☆
次にぬるま湯を使い、石けんをよく泡立てます☆
このとき少し時間をかけて、きめの細かいしっかりした泡をつくります☆
泡立てることで肌への摩擦を少なくし、肌を包み込むようにして手で洗うのが一番です☆
もちろんスポンジやプラシは使わず、泡を顔の上で転がすような気持ちで洗います☆
このとき決してゴシゴシと力を入れてはいけません☆
最後のポイントはすすぎです☆
せっかく正しい洗顔をしても、すすぎが不十分だと肌に残った石けんがシワの原因になったり、吹き出ものなどのトラブになります××
髪の生え際やあごから耳の輪郭の部分、小鼻の横に残りやすいので特に念入りにすすぎましょう☆
ぬるま湯で十分にすすいだら、最後に冷水でひきしめることもお勧めです☆
毛穴が引き締まるのが、目に見えてわかります☆
洗顔後は、清潔なやわらかいタオルで押さえるように水分を吸い取ります☆