パトリシアのカルテ

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甲状腺乳頭がんと闘うアラサー女子の日記

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※無事退院いたしました。

今は自宅療養ですが、空いた時間でブログをアップさせていきたいと思います。


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一週間後。



再び病院へ。



「手術します」と言わなければならない日。



何度来ても、病院は緊張感が走る。



いつも通りの待合室で名前が呼ばれるまでに相変わらず長い時間が過ぎ、ようやく先生に呼ばれて、私はこう言った。




「先生、私、他の病院でも診てもらいたいんです。だから、資料お借りできませんでしょうか。」





いわゆる“セカンドオピニオン”。


先生を信じていない、とかではなくて、このように大きい病気なら、他の医療機関で診てもらい、それぞれから見解を聞きたかった。


さらに言えば、本当はその病院には行き慣れていないので、母の行っている病院でやりたかった。






先生は、思いがけない発言だったようで、少し驚いていたようだったが、冷静に



「それもいいことだと思いますよ。」



と答え、また一ヶ月後くらいにどのようにするか決めましょうと、加えた。




早速、紹介状や資料一式を用意してもらうために、書類に名前などを書いた。




セカンドオピニオンは、病院で直接アポイントは取ってもらえない。


「紹介状」や資料などを持って、自分で手配を進めなければならない。




よって後日、自分で連絡を取ることとした。