メイクセラピストの役割
メイクセラピーってなんだろうってところを真面目に説明させていただきます
《メイクセラピーにおけるカウンセリングの役割》
定義としては本来のカウンセリングと同じく「言動的(言葉による)コミュニケーションと非言動的(表情、態度、姿勢、身振りなどによる)コミュニケーションを通じて、行動変容を援助する人間関係」となります
まずメイクセラピーの導入部分であるオーダーカウンセリングについては、心理的配慮のあるカウンセリングを主体に行います
心理的配慮とはクライアントの不安や緊張を和らげること、受容的な態度でクライアントが安心してその場にいられる雰囲気を作ること、言いづらい事や本心からの要求を聞けるような信頼関係を作ること、クライアントの感情が溢れだした時にとめずに寄り添うこと
メイクセラピーのカウンセリングにおいての最終目的は、クライアントが自分の問題を自分自身で解決できるように援助することです
メイクを施すだけが目的ではありません
メイクアップ行為を用いて自己成長を援助すること
それをより効果的にするためのカウンセリング
《美容カウンセリングとの比較》
1つ目は「内向的な成長への欲求」
オーダーカウンセリングではその中に潜む内面的な成長に関する欲求を読み解く必要があります。
「その印象になりたい理由」を引き出し尊重していくことで、メイクにより希望に沿った外見的印象を手にしたときに起こる肯定的変化を思い描くことにつながっていくのです
2つ目は「コンプレックス」
目や口などのパーツの大小や顔立ちに対するコンプレックスだけではなく、「周りから冷たそうと言われる」「気を遣っているのに恐がられる」などというように、自分の印象に対するコンプレックスも引き出す必要があります
コンプレックスは本人の「思い込み」であることも多く、オーダーカウンセリングで聞き出し、メインカウンセリングで解消するように促すことも重要
3つ目は「現状のマイナス要因」
気分がすぐれない原因を知ることにより、クライアント自身がメイクによって元気になれるよう提案が可能
4つ目は「隠されたオーダー」
当たり障りのないオーダーに隠された「真の願望」を引き出さなければほんものの欲求を満たすことは出来ません
これらの4つの重要なニーズを引き出すためには何よりも「信頼関係」を作る必要があります
メイクセラピーは一対一でじっくりカウンセリングを施し大変時間のかかる奥の深い化粧療法です
そういう導入口になかなか入って来にくいと思いますので、私はメイクレッスンやワンポイントメイクさせていただくなかで、レッスンまでの期間に連絡を取り合い、なりたいイメージを聞き出した上でレッスン当日までに私もお客様のなりたいイメージを膨らませて行かせていただいております
皆様にメイクセラピーの本来のあり方を分かっていただきたくて今回このように説明させていただきました
マンツーマンメイクセラピーレッスンの手順
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