明けましておめでとうございます!

未年がやってまいりました(^O^)

私も数回目の年女です(笑)


年末と3月4月はやはり一年の区切りでご依頼の多い時期です。

そんな中、ある一本の電話。

引越ししたけどダンボールばかりで足の踏み場もありません!

あらあら大変!

東京から引越しされて福岡市に新居を構えたご家族からのご依頼でした。

日程も詰まっているけど生活にお困りの様子。


なんとか調整をつけてお伺いしました。

するとダンボールはさすがに開封され、落ち着いてはいないものの収納スペースに

とりあえず収まっている状態でした。


とりあえず入れました。

という奥様。 この方、超美人なロシアの方でした。

ありがたいことに日本語はとてもお上手でした。

ちなみにご主人は日本の方です。


【1日目】

現状と簡単なカウンセリング、あとは実際にお片付けをしながらレクチャーと現状把握。

ちょっと異例なパターンでしたが時間がない。

とりあえず普通の生活ができるようにしてあげないと。

とはいえ、家具がまだ届いていない。

ということで、恒例のいるいらない!

不用品を出し、洋服のたたみ方、

使用する場所の近くに収納するというコンセプトで収納場所の移動など。

まぁここまではお片づけ上手な方ならできること。


ここからが私にご依頼頂く意味があるのです。

収納スペースに入っているモノと量を確認。

採寸してこのスペースが有効に活用できるよう設計します。

設計といっても、収納スペースをどのように区切り棚付や家具設置の図面を作るだけ。

これがとても重要なんです。


収納スペースが有効に活用できればお部屋に物が出ません。

次回、家具が設置された時点で必要であれば棚付、家具提案をします


【数日あけて2日目】

最近、簡単な棚付作業でもちょっと時間取りすぎる私。

てことで、棚付けはプロであり住空間収納エキスパートプランナーの資格を持つスタッフに依頼。

家具がお部屋に入るとイメージも全く違います。

最終的にどこに何を収納するか・・・

全てに目的が必要です。モノ・引き出し・家具・スペース・・・

キッチン横のパントリー、リビングの収納庫、玄関正面の収納庫、洗面所横の収納庫、押入れ、クローゼット。

収納計画に基づいて棚付け、収納家具、収納用品の設置。


ここで大切なこと。

私のプロとしての知識だけで作ってはダメ。

そこに住む人、管理する人が使いやすい様に作ること。

階段下のリビング収納庫(ダボレールでL型に棚を設置しています)


階段下の玄関収納庫(アウトドアやお出かけ用品を収納)


キッチン横のパントリー

(食品は食器棚に収納出来たのであまり使用しないキッチン用品収納)

ここは奥行は手前に棚設置可能。手前と奥の使い分けができます。



ダボレールで棚を付けると何が良いか・・・

位置変更や取り外しも自由。

レールのみが残りますが、棚受け、棚板が外せるので収納スペースに支障をきたしません。


物の量に比べ多めの棚ができましたが、少しの余裕を持たせてあげるのも大切。

素敵なご家族でした。

きっと素敵なお正月をお過ごしになったことでしょう。


ありがとうございました。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。