S国でのMな日々 -2ページ目

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03Dec
- ほぼ日とどいた
  手帳が届きました。いい感じ。外国に住むようになってはじめて日本の紙のクオリティに驚いたのですが、ほんとすごいというか、次元が違う。日本はもうわたくしなんかが生まれるずっと前からうっすい紙で文庫本つくってますよね。アメリカのペーパーバックってなんで？なんで、あんなにあっつい、あつくるしい紙なの？藁半紙？？この手帳につかわれている紙はなんとトモエリバーですよ。トモエリバーがなにか知らないけど。ともかく、書いてみたのですが、いいです。
02Dec
- タイプする仕事
  新しい仕事をはじめてまだまだ日が浅いのですが、「書くこと」と「仕事」がリンクするのってうれしい。でも実際はタイプしてるだけ。
30Nov
- 何度もすみません、ほぼ日です
  ほぼ日、ってテーマを追加した方がいいですかね。で、ほぼ日なんですが、なんと、わたくし、手帳を買いました！今時スケジュール管理なんて、グーグルカレンダーで十分なんです。さらに、手帳に書くほどの用事なんて全然無いんです。さらに、たとえあったとしても、年に数回の用事のために毎日持ち歩いたりなんかしないんです。さらに、かつて手帳を使ったこと無いんです。つまり、ひきこもりに最も不要なものなんです。今から届くのが楽しみです。
29Nov
- 改めてほぼ日
  そう、それで初めてほぼ日刊イトイ新聞のページを訪れたんです。そして「今日のダーリン」なるものを読みはじめました。言ってしまえば「感性はひとそれぞれ」について書いてあるんですけど、わたくし、この点について言うと極々自然に、糸井さんの言葉を借りると、（わたし）が「おもしろい」と感じて、　（あなた）が「おもしろくない」と感じたとしたら、　それは、たがいに「そっか」と思えばいいことだ。は当然じゃないのと育ってきたんです。わたくし、この世で一番嫌いな作家はM上春樹なんです。高校生、20代、30代とチャレンジしてみたのですが、どの時期に読んでも何を読んでも文字通り「気持ちが悪くなる」。内容を思い出すだけでもダメなんです。いっそ読んだということ自体を忘れてしまいたい。でもそうじゃない人もいっぱいいるんです。わたくしにしてみれば「そうなんだ」ピリオド、です。そんなんですから、昔友達に借りた本（これはM上じゃない）の感想をブログに書いたんです。ようは「つまらん」と。それをみた当の友人に「なんで僕がいいと思っているものをこきおろすんですか」を5重ぐらいオブラートで包んで言われました。そういう事を言う場合の言い方にさえ気を使ってしまうようなやさしい子。「そういう風に感じる人もいるんだわ」とわたくしにしてはめずらしく反省したんです。それからは「感じても言わない方がいい」リストに半分入れました。（時と場所を考えるという意味で半分）いま食った（うどん）が、うまいかまずいか。　それを決めるくらいの自由は、捨てちゃいけない。を読んで、そりゃそうだと思う反面、やっぱりそう割り切れない人を傷つけるのも避けないとと殊勝なことを言ってみますが、おもいっきりM上の悪口書いてました。いつまでたっても大人になれないわたくし。今日のダーリン11/27
28Nov
- ほぼ日
  初めて読みました。びっくりでしょ。正確に言うとMITメディアラボの石井研の記事のみ読んだことがあります。大学の先輩です。やっていることも言ってることも人間的にも全部ここにコピペしたいくらいすっごくおもしろい。このおもしろさは糸井重里だからこそな感じですが、たとえが絶妙で。その中でもすきなくだり石井「100メートルトラックを　人より速く走ること、　それは真の競争ではない」糸井はい。石井「トラックも何もない、　原野をひとり切り拓きながら、　孤独に耐えて走る。　それがほんとうの競争で、　そこには観客も審判も　ストップウォッチもない」トラックがすでに引かれている場所を速く走ることが競争だと思ってる。そうじゃなくて、まったく新しい道を作ることが大事だということを言ったんです。そうしたらある日、高村光太郎を読んだら‥‥。糸井はははは。結局すごいは高村さんでした。で、今日はこんな話をするつもりは毛頭無しだったのにこれで終わります。時間のある方は是非こちらの記事を
27Nov
- ベストクラッシック100を聴く
  1歳になる前から歌を口ずさみ、テレビから聞こえてくる音楽に合わせてリズムをとり、鉄琴遊びを飽きずにやっている（わたくしに似ず）音楽が好きなN子。二人目はいろいろと手抜きなのですが、自分でもどうかと思うほどの抜きようなので、ちょっとがんばってN子のためにiTunes サーチ。ベスト・クラシック100 プレミアム/EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)￥3,500Amazon.co.jpベスト盤は気恥ずかしさが先に立つわたくしですが、これは買いでした。よくありがちな誰もが知っている曲を集めただけじゃない。マリア・カラスの「カルメン」やアンドレ・ワッツの「ラ・カンパネラ」やベルリンフィル、ウィーンフィルなどわたくしでも知っている有名どころの演奏が惜しげもなくたっぷりと入っています。ただ、あまりにも多様な選曲のため、クラッシック愛好家のウケは悪いかも。わたくし的には￥1500とは、安いにもほどがある、と声を大にしていいたい。（Amazonだと￥3,500ですがiTunesだと￥1500です）で、肝心のN子の反応はというと、アイアイときらきら星のほうがよっぽど好きであると判明。概してそういうものです。
26Nov
- 容姿が似ていると性格も似ている説
  D子　→　わたくしN子　→　T完全にリンクしています。
24Nov
- ブリティッシュイングリッシュ
  来年からインターへ通うD子。イギリス人が少し多めの学校。ブリティッシュイングリッシュママ達とやっていけるかしら。それ以上に、教育ママ（死語？）達についていけるかしら？
22Nov
- ひきこもり
  ひきこもってもいいというより、ひきこもった方がいい生活って快適です。
21Nov
- stop 驕れるもの
  翻訳をはじめて10日。ほぼ未経験と言っていいわたくしに毎日のように仕事をくださるのは大変ありがたいと自分では謙虚に思っていると思っていたのです。この会社、新人にはチェッカーが修正した訳をフィードバックしてくれます。がっつりと朱が入っているのを目の当たりにするとけっこうなダメージ。概して「ああ、丁寧さが足りないな」と言える。「この業界知ってるし」臭がただよっている感が拭えず。訳は体を表す
16Nov
- 雨
  最近雨ばかり。きれいな夕日、ずっとみてないな。
13Nov
- デビューしました
  はじまりました。新しい仕事。翻訳在宅です。英語嫌いなわたくしが英語でお金をもらうようになるなんて。今日からの契約で早速今日から依頼が来ました。納品が終わってホッとしたところ。ママ業と両立できるのか。
10Nov
- 誕生日
  Facebookでは誰にも誕生日おめでとうと言わないわたくし。子ども達の誕生日は素直にお祝いする気になります。
06Nov
- 一人目と二人目の違いまたはひとりとふたりの違い
  S国生まれのN子が先日一歳を迎えました。D子が一歳の時と随分違います。わたくしの感覚が。D子の時は「この世で何よりも大切な存在」で、だからこそというか、何かあったらという不安が強かったのですが、N子は「もうただただかわいい」「ずっと赤ちゃんでいてほしい」という溺愛ぶり。二人目だとこうも違うのかと我ながらこの豹変にはびっくりです。それはわたくしの遺伝子をまったく感じさせない容姿と性格に寄るところもあります。N子はとってもほがらかでのんびりしていておだやか。D子は時が経つほどにわたくしの小さい頃がフラッシュバックする毎日。感受性や正義感が強いところや気性の激しさ、まったく愛想のないところを目にする度に「きっと苦労する」と胸を痛めています。そんなD子ですがN子のことは大大大好きで、N子にだけは怒らないところがおもしろい。わたくしが遊んでもそれほど楽しそうじゃないのにD子と一緒だとすごく楽しそうなN子。ふたり一緒に遊んでいるのを見るのがわたくしの今一番うれしい時間。
03Nov
- 狂ってる日々
  S国で暮らしはじめて2年半。すっかり季節を感じる器官がくるっています。今年も残すところあと2ヶ月などといわれても、まったくぴくりとも来ません。ああ、やっとS国初心者じゃなくなったのだなあと感じるこの頃。
02Nov
- 二つの祖国
  S国にはブッグオフがあるんです。全然オフされてないのですが、現地紀ノ国屋で買うよりはという商売。もちろん古本ですよ。先日冷やかしのつもりで行ったら「文庫本3冊買ったら1冊無料」だったので文庫本ばかり20冊以上買ってしまいました。しかも少しでも字数が多いものというケチな根性で山崎豊子系を。最初に手をつけたのがこの本二つの祖国第1巻 (新潮文庫や 5-45)/山崎豊子￥704Amazon.co.jp二つの祖国第2巻 (新潮文庫や 5-46)/山崎豊子￥780Amazon.co.jp二つの祖国第3巻 (新潮文庫や 5-47)/山崎豊子￥746Amazon.co.jp二つの祖国第4巻 (新潮文庫や 5-48)/山崎豊子￥780Amazon.co.jpじっくり味わって読むという上品な読み方ができなので、１日一冊ペースで読んだのですが、すっかり寝不足です。それは本を読んでいる時間のせいではなく、もう寝なくてはと思い本を閉じてもあまりの後味の悪さに寝付けないから。徹底的に陰鬱な気分にどっぷり浸かります。この長さでどのページをめくっても。M的には別段嫌じゃない。
31Oct
- 日本語の作文技術
  今読んでいる本。何かと曰く付きの著者。「わかりやすい日本語」に徹底して言及しているのですが、こういうのを読めば読むほど「日本語ってめんどくさい」とつくづく思うに至り。いやめんどくささが日本語の醍醐味という意味で。そしてやっぱりわたくしは、読みやすさなんか完全に無視したそれはそれは美しい言葉を操る作家の日本語に惹かれます。著者曰く、↑このような文が典型的悪文です。日本語の作文技術 (朝日文庫)/本多勝一￥567Amazon.co.jp
30Oct
- 塞翁が馬、
  わたくしも、なんですが。さて、思うところありまして、また書くことにします。「実益」を見込んで。趣味だったらいいのに。
06Oct
- 訃報
  知り合いではないけれど、その人の死を知って涙を流したことは過去何度かありました。リバー・フェニックス、手塚治虫、安部公房そして今日のスティーブ・ジョブス。近年のiphone、ipadはわたくしには縁遠いものですが、今まで彼が作ってきたもの、彼自身には多大な影響を受けてきました。最後の最後まで仕事だったのでしょう。どうぞゆっくり休んで下さい。
03May
- これは「正義」なのか
  昨日たまたまCNNを見ていたら「オサマ・ビンラディン死亡」のbreaking newsが。オバマ会見前からホワイトハウスのまわりには人が集まりそのニュースに歓喜する様子が映っていました。オバマ会見後も全米各地でお祭り騒ぎする群衆に改めて米国人はこれほどまで彼を恨んでいたのかと思い知ったわけですが、わたくし自身は報じられているような、喜ばしいこととか、何かを達成したような気には一切なりません。今回の結末はアメリカとして「そうせざるを得ない」ことなんだろうとは理解しても、喜ぶ群衆には非常な嫌悪感を感じます。それはなぜなのかを考えてみると人の死を喜んでいることが堪え難く不快なんだと言うことに気がつきました。たとえ誰であっても人の死を喜ぶという行為はわたくしにとって最も忌むべきもの。オバマが発言した「Justice has been done」正義はいったい成し遂げるような類いのものなのでしょうか。わたくしはアメリカが全面的な被害者という意識はありませんし、正義などという言葉はまったく無意味だと思っていますが、アメリカのトップとしてはそういったことを言う必要があったか。彼の死によって何かが変わるのか。それはわたくしにはわかりません。武力に依っていては何も解決しない、ただそんな気がします。