こんにちは。Mayiです。




青年海外協力隊の2年間を綴ったブログでしたが、


昨年夏の旅で凍結していました。




旅のブログ自体、かなり遡って書いていたものですし、


帰国準備などで慌ただしく


その後の更新ができていませんでした。




2012年後半、特に12月に入ってからは


配属先の学校以外で日本紹介イベントを行ったり、


帰国前にはたくさんの友人たちが送別会を開催してくれたりと、


忙しいながらも充実した日々を過ごしていました。




そして、今年2013年1月5日に無事帰国しました。


中国へ発ったのが2011年1月6日。


丸々2年。




2年という時間のとらえ方は人それぞれだと思います。


2年も海外、しかも中国で生活していたなんてすごい!


という人もいれば


たった2年でしょ


という人もいるかと思います。




どちらが正しいということはありません。




ただ、たかが2年、されど2年。




2年にしてはさまざまなことを経験しました。




日本語教師として


中国人に日本語会話や作文、日本概況などの授業をしたり、


さまざまな所で日本紹介イベントを開催したり、


長い休みには国内を旅して見分を広めたり・・・。




協力隊の2年の経験は、決して浅いものではありませんでした。




イヤなことや慣れないこと、腹が立つこともたくさんありました。


でも、それも異文化理解の1つ。




そして、たくさんの友人ができたこと、


これは何よりの財産です。


みな常に気にかけ、助けてくれました。




彼ら友人たちがいたからこそ、


2年間が楽しく充実したものになったといっても過言ではありません。




濃い2年間を過ごした中国。


今後何かの形で関わっていくことができれば


これほどウレシイことはありません。





これまでお付き合いいただき、ありがとうございました。




今後ともよろしくお願いします!




朝になり、人も増えてきて、席に余裕がなくなってきたので、

自分の席にいるしかない。


寝台席はないかと訊いても当然ないし、

気持ち悪いので横になれる場所がないかと訊いてもないと言われる。


仕方ない。

15:30まで耐えるしかないしょぼん



胃が痛いし、腰も痛い。



更に最悪なことに、隣に座っていた男性と息子2人が異常なほど臭いドクロ

服もかなりボロボロだし、何日シャワーを浴びていないのって感じ。

もちろんこういう貧しい人もたくさんいるというのが中国の実情だし、

この人たちが悪いわけじゃないんだけど…。


でも、これほどまで体調が悪い時に、この匂いはキツすぎる。

気持ち悪さ倍増。

近づかないで…。


子供は裸足で下を歩いたりして、すごく汚いし。

触らないで。

途中からは、その匂いとの闘い。


子供は動き回るし…。

申し訳ないけど、かわいいとは思えない。

助けて―――――叫び



普段なら、時間はけっこうあっという間に過ぎていくけど、

今日は時間が経つのが遅いのなんのって…。


こんなに辛い移動は初めて。




15:30頃、向塘駅に到着。


ここがどの辺りなのか、見当もつかない。



どうやって南昌まで帰ればいいんだろう。

汽車もすぐあるのか、わからないし、

体調が悪いから、もうすぐにでも家に帰りたい。

直接タクシーで帰れる距離なんだろうか。

タクシーで200元(≒2,500円)ぐらいだったら、タクシーで帰ってしまおうか……。



改札を出ると、他の駅と同じように、

「○○行きー」と叫んで客を呼び込む人たちがたくさんたかっている。

普段は鬱陶しいと思うけど、今日はそういう人たちにさえ頼りたい気分。


声をかけてきた女性が「どこに行くの?」

「南昌」

「バスがあるよ。30元。30分で着くよ」


30分ビックリマークそんなに近いの!?


30分で30元は高い気がするけど、

もうとにかくすぐ帰りたいし、

他の人に尋ねる気力もない。


まぁ、いっかと契約成立。

バス乗り場まで連れて行ってもらうことに。

そこに着くと、どうやらバスは行ってしまったよう。

しばらく待つことになるが、大きいバスなので、

人が集まるまでどれくらいかかるかわからない。

もう少し先に小さい車があって、それなら40元だけど、速いと。


どうしようか迷ったけど、やっぱり少しでも早く帰りたい。


小さい車というのは、ミニバン。

既に客が乗っていた。


女性がミニバンの運転手にお金を渡していた。

女性は手数料をもらうんだろう。



すぐ出発。

よかったー。



途中で1人乗ってきたが、5元だと。

5元!?

どこまで行くんだろうと思っていたら、私と同じく最後まで。


40元はぼったくりでしょむっ

私の方が少し長く乗っていたし、

女性が送ってくれる分とか手数料とか合わせて、

多めに見積もっても20元でしょ!


ま、仕方ない。

体調悪かったし、200元ぐらい出してタクシーで帰ってもいいと思ってたぐらいだったし。



ま、最後はかなり苦しい道中になってしまったけど、よく耐えた。

普段健康体だし、こういうことがないから、余計に辛い。



というわけで、無事南昌に到着クラッカー


1ヶ月強に渡る旅も終了。


広西チワン族自治区雲南省貴州省

を巡る旅でした。



以下は簡単な総括。



雲南省はけっこう回ったけど、それ以外は行っていない所もたくさんある。

本当に中国は大きい。

観光地化が進んで残念な部分もあったけど、

素敵な所、おもしろい所がたくさんあった。


時間とお金があれば、旅っていくらでも続けられるんだということを実感。


1人って不便なこともあるけど、自由でいい。


もちろん観光地自体が素晴らしいというのも大事だけど、

今回感じたのは、旅の1つの楽しみは人との出会いだということ。

旅行客との出会いもしかり、宿泊先の人たちとの出会いもしかり。

気持ちが満たされる、これってすごく大切なことだと感じた。


また行きたいなって思う所って、

例えば雲南省の瀘沽湖とか特別美しい景色とかは確かにまた行きたいって思うけど、

それ以外は「○○に会いたい」という人との出会いを求めている気がする。


もうこの先会うことはないかもしれないけど、縁あって出会えた旅先の人々に感謝。



そして、南昌に着いてみると、不思議な感覚。

去年の夏3週間旅行して戻ってきた時もそうだったけど、

とっても懐かしい感じ。

普段は人の声も車のクラクションの音もうるさいし、汚いし、

いいイメージはないんだけど、

しばらく旅に出て戻ってみると、何だかとてもほっとする。

家に帰ってきたって感じ。

愛おしくさえ感じる。


そう、去年もそう思った。

旅をしてよかったなと。

それは南昌のことが少し好きになった、というかそのように感じられたからニコニコ



旅日記はこれにて終了。





最後の朝。

最後というのは、西江での最後という意味もあるし、

今回の旅において、旅先(宿泊先)で迎える最後の朝でもある。

つまり、旅を終える時が来た。




またお餅を2つ食べた。


Mai Way in China



そして、ついにチェックアウト。



何だかお腹の調子が優れない…。

宿の中で人があまり通らない所で仮眠。



昼食は、最後にこの宿の人たちと一緒に食べたかったので、宿で。



ママさんに、「もう1日泊まっていけば?」とか、「ずっとここにいればいいのに…」

とか言われると、とても名残惜しいしょぼん

しかも、体調がよくないから、もう1泊しようかどうか、心が揺らぐ。

でも、そうやってると、キリがない。

やっぱりもう帰らなきゃ。


意を決して、宿を後にした。


ママさん、おてんば娘、おばあちゃん、おじいちゃん、大学生2人、

全員本当にいい人たちだった。

食事も本当においしかったし。
この宿を見つけられたのは、本当にラッキーだった。

やっぱり私って、運いいわーニコニコ


専用バスに乗り、入口まで。

そこから、行きと逆で、凱裏という町までバスで戻る。


でも、しばらくバスがなく、1時間以上待ちぼうけ。

かなり体調が悪いガーン


18:00発のバスに乗って凱裏へ。



凱裏へ着いてから、汽車の駅へ行き、南昌までの切符を購入。

しようと思っていたら、「南昌までは行かない」と。

!?どうすればいいのはてなマークはてなマークはてなマーク


「向塘は南昌からとても近いので、そこまで行けばいい」と。

他に方法がない。

仕方ない。


でも、南昌から近いといっても、どの程度近いのはてなマーク

汽車ははてなマークバスははてなマークあるのはてなマーク

どうすればいいの―――――叫び


ネットで凱裏→南昌で調べたら、出てきたが、

切符が買えないようになっていた。

どういうことなんだろうと思っていたけど、そういうこと。

ないのね…。


ネットで調べた列車は2:00,AM頃発。

乗るのは11:35,PMなので、少し早く乗れるけど、

それでもまだ3時間ぐらいある。


本当に胃が痛い。

辛い。

大丈夫かなぁ。

かなり不安ショック!



椅子に座って寝たりしながら、やっと乗車。



11:30,PM


席は既に寝転がって寝ている人がいて、占領されている状態。


Mai Way in China

Mai Way in China




寝台席は満席なので、硬座。

とにかく寝たい。


普通なら座ったままでもよく寝られるけど、ここまで体調が悪いと辛い。



あまり混んでいなかったので、

2人掛けor3人掛けの席に横になって寝ている人がたくさんいる。



辛くて我慢できずに、私も空いている席を借りて、横になることに。

ついに、完全に中国人化してしまった汗

でも、今回はそんなこと言ってられない。


やっぱり横になって寝ると、全然違う。

かなり楽。

でも、しばらくして、ここの席の人が来たので、自分の席に戻ることに。



夜中の2時でも3時でも、降りる人も乗ってくる人もいる。





昨日、宿で出会った広州の男性2人と一緒に山の上の景観台へ。
行きは歩きで。


Mai Way in China


やっぱり私は夜景より昼間のそのものの姿の方が好きだな。

Mai Way in China


Mai Way in China



下りるのは専用バスに乗って。



宿に戻って昼食をとろうと思ったけど、団体客がいて宿の人たちの手が回らない。

ということで、団体客の対応が終わるまで私の部屋で待つことに。


大人4人+子供(幼児)2人。

子供が暴れまくるガーン

ちょっと、汚さないでよーあせる



団体客の歌声が聞こえてきた。

オーナーが民族衣装を着て、歌ってお酒を飲ませながら回っている音譜

すごく楽しそう。

見ているだけでも楽しいニコニコ

Mai Way in China


Mai Way in China


Mai Way in China

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一行が去ってから、食事。

広州の彼らがごちそうしてくれた。


Mai Way in China





滞在を延長した1つの理由は、

同期のZhiheたちもここに来るから。


彼らも貴州省を旅行していて、同時期に西江に来るという話。

旅先でたまたま出会うなんてなかなかないから、

タイミングが合うなら会いたいなぁと思っていた。


宿が気に入ったし、彼らにも会いたいしということで、延泊。



で、彼らは今日の午後、ここ西江へやって来た!

夕食は私の泊まっている宿で一緒にすることに。


彼らは酸湯魚を食べたいと思っていると。

街を歩いていると、飲食店の前にはこの名前が書かれているから、

気になっていた。

でも、1人で食べるには高いし、量も多いだろうから、

食べていなかったのでちょうどいい。


ママさんと相談して、作ってもらうもの、メニューを決定。

鶏や魚はママさんと一緒に市場へ買い出しに。

魚も生きたものだし、鳥も殺したて!?



Zhiheたちがやってきたビックリマーク


酸湯魚、

辣子鶏(これもよく店の看板で見ていた)、

揚げ魚(ここで食べてすごくおいしかった)、

その他野菜の炒めものなど。


酸湯魚、おいしいビックリマーク

スープがすごーくおいしい。

タイ料理のトムヤムクンのような感じだけど、

酸っぱすぎるということもないし、辛すぎないし、まろやか。

大ヒット!!


揚げ魚もやっぱりおいしいビックリマーク

これまた大ヒット。


鶏もおいしい。


全て大好評合格


Mai Way in China


Zhihe、奥さん、息子、奥さんの妹。


Mai Way in China



米酒も注文。

すごくまろやかで、飲みやすいしおいしいビックリマーク

大好評。


ママさんとおばあちゃんが歌を歌いながら、米酒を持ってやってきた。

歌の内容は、

音譜好きなら飲め~、好きじゃなくても飲め~音譜

みたいな感じ。


Mai Way in China

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全員回って、最後に再びZhihe飲まされるの巻。


Mai Way in China



息子は遊ぶのに必死あせる

テンション高すぎアップ



Zhiheが着ていたのは、二本松でのJICA派遣前訓練の生活班で作った5班Tシャツ、

ならばと、私も3班Tシャツに着替え、記念撮影。


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彼らの宿まで一緒に。

だいぶ奥まった所で、静か。

しばらくゆっくりして、自分の宿へ。


最後に少しカラオケに参加して、終了。




日程を微調整したとはいえ、旅先で偶然友人に会えるなんてめったにない機会に

私もテンションUPアップ

こういう出会いも、また楽しやニコニコ





迷いに迷ったあげく、もう1泊することに。



朝5:30頃宿を出て、日の出を見に。

まだ真っ暗。

昨日行った山の上に登ることに。



真っ暗なのはいいけど、時々足音に気付き、犬が吠える。

繋がれてるなら全然問題ないけど、もし野良だったらと思うと怖いショック!

そりゃ、こんな暗い時に足音が聞こえたら吠えるわな…。



徐々に明るくなり始めた頃、上に辿り着いた。

先に3人いて、少しずつ人が増えてきた。


Mai Way in China


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もう明るくなっちゃった?

6:45頃、下に下り始めた。


Mai Way in China

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他のことに気を取られていて、

7:00過ぎ、ふと山の方を見上げると、お日様が半分頭を出している。

え、今なの!?


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下りた道を引き返して上に登ったけど、

太陽は出始めたら速いのね。


上に着くまで2,3分だったと思うけど、すっかり姿を現していた。

こんなんだったら、ずっといればよかった…。

一応見られたけど。


でも、山からひょっこり丸い太陽が顔を出すのって、何だか感動的目


Mai Way in China

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野菜などを下の街まで運んでいる。


Mai Way in China



下に下りて朝ごはん。

小龍包を食べて、その後また糍粑を。

ちょうどお餅をつき終わったところだったので、おいしそう。

やっぱりつきたての餅は柔らかくておいしいグッド!

でも、やっぱり中に入れる砂糖(大粒のグラニュー糖)は合わないと思う。

ガリガリしていて、お餅との一体感が出ない。


食べた店のすぐ近くの店も、餅つきたて。

こっちも食べたくなった。

今度は中には何も入れないで、外にきな粉だけをまぶしてもらった。

お餅もおいしいし、やっぱりこっちの方がベター合格



昼間は少しぶらぶら歩いたけど、あとは宿で本を読んだりしてゆっくり。



また市場へ買い物に同行。


鶏肉購入。

一羽ね。

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昨日と同じく、まず首をガッとやって、その後このドラム缶のようなものの中に。

乾燥機のように、ゴトゴト揺れている。

そして、中から出てきたのは、羽がきれいにもぎ取られた鶏。

これは羽をもぎ取る機械。


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夕食は宿の外で。


ここのオーナーと舞台に出ている出演者たちも一緒に。

オーナーは舞台の演出などを手掛けている。


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ビールを乾杯、乾杯ビール

楽しいけど、徐々に酔っぱらってきたショック!

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ビール瓶1本ちょっとだけど、私にしてはけっこう飲んだ。

やっぱり一気で飲むと酔っ払う。


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引き続き、カラオケカラオケ


広州から来ている別の客2組も一緒に。

そこでもまたビール。


うーん、頭が痛くなってきた…ガーン

若干足元がおぼつかなくなってるし…。


宿の中で少し休んだけど、呼ばれるし、

私も楽しいからやっぱり外に出て参加。

すごく楽しかった~ニコニコ



おてんば娘。

犬とダンス音譜

カワイイニコニコ


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