21th Try


まずはじめに、先週ジョン・レノンと書いたのは、

クラプトンの間違いでした。 失礼しました。


あ~恥ずかし、、、    


気を取り直して、、、



ラオス(って国)に来て知り合い、行動を共にしていたT氏さんと

4000アイランドと呼ばれる地上の楽園チックなところへ来た。

メインの島のひとつ、コーン島を満喫し、

もう一つのメインの島であるデッド島にやってきた。

そこで健さんと出会い、3人で飲みに、、、


まだまだ序盤のビール2本目の時、トイレに行った。

階段3段のぼってトイレ。

ドアを開けたまま用を足してたらめまいが、、、




目を開けたら国際色豊かな人達の

          心配そうなお顔が円を描いていた。



T氏さん: 「大丈夫? 大ちゃん? わかる?」


大ちゃん: 「は? 何? 意味わかんないっす。」


T氏さん: 「大ちゃん倒れて頭打ったんだよ。」 


大ちゃん: 「え? なんで、、、 頭?

                、、、痛ってーーーーーー!!!


倒れた事がわかったら急に後頭部に激痛。



どうやら、トイレに行って用を足している途中、

めまいがして、真後ろに倒れてしまったらしい。

その時に頭を打って、白目で変顔みたいな。


みんなびっくりして集まってきたって流れかな、たぶん。


 サプライズ大成功!!  って馬鹿~~~~


いやしかし、おしっこしながら真後ろに倒れたってことは、、、


 放物線な感じ?



地面に倒れてた時は、、、


 「ピョコ」って出てたのかな?


だって俺、、、絶対チャック閉めてないし、、、



そのことについて、

 T氏さんも健さんも何も言わないんだよね。


だいじょうぶ、、、

きっと倒れた拍子にシュルッて in したんだ、、、



まぁ、それはいいとして、、、

頭激痛な上に、首から胸元にかけて風があたるだけで超激痛。

身体を動かしたり、触られたりする度に叫んでた。


 痛てぁぁぁぁああああああああ!!!


やべ、、、神経いっちゃってるかも、、、


マジで思った。



この時俺がいたデッド島。 まじド田舎なんだ。

電気は発電機だし、風呂は雨水だし、、、


病院なんかあるわけないの。  やばいじゃん。



この時自分はひたすら痛がってたからさ、

こっからはあとでT氏さんに聞いた話だけど、

すぐ近くのコーン島に診療所みたいな所があったらしくて、

いろんな人が協力してくれてボートで連れて行ってくれたんだって。


そしたら、先生が 「ここでは治療できない」

ってなったらしくて、、、        超やばいじゃん。


みんな「どうしよう」ってなってさ、困ってたらさ、

ほんとたまたまタイ在住の欧米人さんが車で通りかかってくれて、

乗っけていってくれたんだって。


だけどさ、島じゃん!? 夜じゃん!?

本島と行き来するフェリー終わってんだ

                   、、、ハイパーやばいじゃん。


ここは、痛がりながらも覚えてるんだけど、まじ感動だよ!!


T氏さん、健さん、車の欧米人さん、、、


 対岸に向かってひたすら叫び続けてくれたんだ。



まじ普通声が届く距離じゃねぇから。

届いたとしてもそんな時間に川沿いに人いねぇから。


だけどさ、俺まじ超幸運。

助けてくれた全ての人にマジ感謝!!


 気づいてくれたんだ。


        営業時間外なのに


                 来てくれたんだ。


やばいっしょ?

まじ思い出すだけで泣けてくっから。


超小っこい俺をさー、


自分の事だけ考えるのが精一杯なダッサイ俺をさー、


チャック開いたまんまの俺をさー、


 めっちゃくちゃいろんな人たちがさー、

       120%のパワー出して救ってくれたんだ。


   まじ全員だいすけ平和賞だから!!




この後結局パークセー(南部の主要都市。)の病院まで

8時間位かけて連れて行ってもらったんだ。


痛みで叫び続けてるめんどくせぇ俺を、

T氏さんと健さんと車の欧米人さんは

何時間もずっと励ましてくれたわけ。


俺ってホント幸せもんだと思う。 、、、ほんと


、、、ほんと


、、、ほんと?



だってさ~、救急って感じで運ばれたんだけどさー、、、


お医者さんたちみんな超笑ってんだ。


 「外人キターーーーーーー」 みたいな感じで



頭、、、麻酔なしで縫う

              フューチャリング笑い声。


俺は叫び声。


いろんな人の協力で連れてきてもらった病院。


超感謝!!


でも、、、



俺助かるのかな?