この何ヵ月、ずっと、
暗闇にいた。
ブログに伝えたい言葉があったのに、
聞いてほしい言葉があったのに、
何度も書いては消して
書いては消した。


人生は、本当に残酷だな、と、思う。


わたしは、今まで二度、そう強く思った日がある


1度目は、息子が、生後すぐ、敗血症になったとき。
2度目は、息子が、小腸をなくしたあの日。


昨日までの当たり前の幸せが、
一瞬で消え去るあの恐怖。


それでも、
息子は、2度もこの手に帰って来てくれた。

奇跡はあるし、
幸せは何度でも戻ってきてくれた。




3度目は、
思いがけないかたちで、突然、また、やってきた。



目の前の息子を、
取り戻すことが、
できるだろか。

また、たくさんの先生たちに、
任せるしかない、
偉い先生たちが、ついてくれてる。


点滴をしながら、それでも、
静かにゆっくり長く、
息子とともに、
生きていけるの当たり前だと


信じてた。


現実を受け止める勇気がなくて
わたしたちは、
いま、
目の前の告知から、
目を背けている。




小腸がない息子。
でも、今まで、ほんとに、
順調で、
元気で、
奇跡だったんだ。
そして、今この瞬間も、
息子は、
光輝く青春の中に、いる。

肝臓さえ、
悪化しなければ
きっと、
ずっと、
『いま』を、失うことは、ない。


先生から伝えられたその時間は
わたしが思っていたより、
はるかはるか、
悲しい数字だったけれど、

それでも、わたしは、
息子の未来を信じてやまない。


あの瞬間、
わたしたちは、一緒にたくさん泣いた。
息子も、泣いた。
なんて、悲しい日を
息子に与えてしまってんだろう。
親なのに、
震える息子に、何もしてやれなかった。


わたしたちは
決断を迫られている。
辛い決断を。
いや、
信じる未来か。
答えを出せずに、
ただただ、
願って、祈る。





ブログを通じて、

点滴をしながら、自分の生活を懸命に生きている人たちの姿を通じて、

息子と重ねながら、
一緒に喜んだり、嬉しい気持ちになったり、
時に応援する気持ちになったり、

点滴を離脱する記事をよむと、いつか息子も、
と、希望をもたせてもらったりした。

周りに点滴をして生活してる人なんていないけど、
ブログのなかでは、息子と同じ気持ちや悩みを持った人に、たくさん出会えた。


わたしは、何度も助けられたとおもう。
1人じゃないと、
がんばれた。
ありがとう。




わたしのブログは、
一度ここで、長いおやすみです。

辛いことを綴っていくには、
すこし、わたしの心が
弱すぎるから。
このブログを、希望のブログにしたいから。


私たちがまた、奇跡をおこすことができたら、
必ず、
ここに戻ってきたいと
思います。




わたしたち家族を応援してくださって、
いつもあったかい言葉をいただいて、

本当にありがとうございました。
これからも、わたしは、
皆さんを応援しています。

わたしたち親子も、頑張りつづけます。


よおこ