院長です。


私の大好きな牛乳が

「カルシウムを摂取する食品としては有効ではない。」

という、記事をよく目にするので、色々調べてみました。



1、吸収率

 牛乳のカルシウムは乳糖のなかに含まれていて、
 乳糖が分解されないとカルシウムを体内に取り込む
 ことができない。ところが、日本の成人の約85%は、
 乳糖を分解する消化酵素を持っていないというデータ。
 俗に言う、乳糖不耐症ですね。


2、動物性たんぱく質が血液を酸性に傾ける

 「牛乳に含まれるタンパク質によって血液は酸性に傾く。」
 これは間違いの様です。
 しかし、肉類の動物性たんぱく質は血液を酸性に傾けます。
 酸性の血液を戻すためにカルシウムが使われるとのことです。
 牛乳とさらに肉類というのは好ましくないということです。
 植物性たんぱく質にしましょう。



3、マグネシウム
 
 カルシウムはマグネシウムとセットで必要な無機質です。
 マグネシウムはビタミンB群とともに栄養素を代謝したり
 歯や骨にカルシウムを沈着させたりします。
 また、カルシウムと協同で血圧をコントロールしたり
 精神を安定させたりします。
 ところが牛乳にはほとんどマグネシウムが含まれない為、
 マグネシウム不足になってしまう訳です。




なるほど。

手軽に摂取できるカルシウム源としてはいいようです。

ただし、摂り過ぎはダメ。

朝食に、トーストとカフェオレなんていうのが

いいようですね。(それは私の朝食。)

あ、もちろん野菜も。