柏の美容室 PICASSOのこだわりブログ -878ページ目

縮毛矯正、ストレートパーマの季節到来!!

ここ最近、気温も上がってきて、もう少し経つとくせ毛の人には憂鬱な梅雨がやってきますね~。

柏の美容室PICASSOでも、縮毛矯正のお客様が年間で最も増えてくる時期です。

とにかくこの「縮毛矯正」というのは、「これで完璧!」という完成形がなくて、いつでも試行錯誤、日進月歩を繰り返している技術だと思います。

そういうわけで、「今現在のベターなカタチ」というのを学ぶために、昨日は「しっかりストレート講習会」に参加してきましたよ。

まずは施術前のモデルさんの画像を↓





いやあ~、ロングで拡がりやすく、しかもハイライトのウィービング、その他、ご自宅での利尻昆布(?)ですか?、とにかくそういった「髪に残る系」のトリートメントを自らしていらっしゃる、非常に難易度の高い髪質です。

この素材を、どうツヤツヤのストレートヘアーに変身させるのか。

薬剤塗布から、放置タイムを経て、インストラクターによるアイロン操作です↓



縮毛矯正を美容室でされた経験のある方はお分かりの事と思いますが、この「アイロン操作」の行程は、果てしなく長く、時おり地肌や耳のあたりが熱くなったりと、決して快適なものではないですよね。 

美容師に求められるのは、「スピーディーでありながらも、決して雑にはならず、それでいて良い結果を出す。」というなかなか難易度の高いスキルです。

根元と毛先はダメージの程度が違うので、薬剤を強弱で使い分けたり、アイロンの熱をその都度調整しながらプレス(アイロンで挟む作業)していきます。

結果の画像は、ちょっと写真の出来がイマイチだったんで、掲載するのはやめときますが、実際は毛先のポーラス部分(ブリーチされて色が抜けきっている部分)も、まずまずの収まり具合でした。

そうそう、これは自分が常日頃感じている事ですが「全く傷まない縮毛矯正はあり得ないと思ってます。

身も蓋もない話ですが、素の状態の髪に、化学的で刺激の強い薬剤を作用させて、高温(160~180度)の熱を当てるわけですからダメージゼロ、むしろ髪に良いと謳うのは無理があると思います。

でも、やはりお客様は「頑固なくせ毛を何とかしたい」、「サラサラストレートでボリュームやパサつきを抑えたいと希望していますからね。

普通」にやったら「10」かかる負担、ダメージを「5~6」くらいに抑える努力をしたいといつも思いながら仕事してます。