みなさま、あけましておめでとうございます。

本年の投稿はケニアからお届けいたします

さあ、あくまでメモなのでダラダラと。

 

●中国南方航空を利用

1/5 羽田15時発 → 広州で乗り換え → 1/6 ナイロビ着陸 朝5時

時差が日本マイナス6時間だから、移動の合計20時間くらい。

往復チケットで15万ちょっと。

 

≪感想≫

・シート狭し(エコノミー)、シート自体が安っぽい。

・機内食まずい。ご飯パサパサ。羽田ー広州間はメシが冷えてた。

・カーテン、シートポケットのベルクロがすべてはがれかかっている。

・USBポート、映画は見られる。タッチパネルの動作悪い。

・運航はすこぶる安定。着陸のとき、いつ着陸したか一瞬わからなかったくら静かだった。

(天候にも恵まれたのだろう。)

・広州で3時間持て余し、wifiを拾ってメールチェックしたかったので、有料ラウンジへ。

3時間300人民元 = 約50米ドル

wifiのつながらん!!残念。だがPCの充電は完璧。C型プラグが活躍した。

ちなみに、空港内のフリーWi-Fiも当然繋がらず。

・広州ーナイロビ間では、中国人の乗客9割のため、CAに何度も中国語で話しかけられる。

・時差ボケの調節うまくできず。結局、日本時間で眠ってしまう。

 

定刻より30分早くナイロビのジョモケニヤッタ空港へ到着。肌寒い。

手配していたタクシーでゲストハウスへ(agodaで予約)。

レセプションの女性、感じよし。超アーリーチェックイン、問題なかった。

ケニアシリングを持っていなかったので、100$をデポジット。

1泊4,000シル(4,000円)、部屋まあまあ広い。ツイン。机、トイレ、シャワー。

シャワー、熱いお湯出ず。残念。なんとかぬるま湯で浴びる。

クローゼットが無駄にでかい。そして、ハンガーバーの位置が無駄に高い。

 

YaYaセンターなるショッピングモールで戦利品を調達。

まず、SIMフリースマホ、4G (←日本ではスマホ使ってない)

Samsung ギャラクシー J5 prime で即決。2万円ちょい。

持参のwifiルーターにも使うため、SIMを2枚購入。会社はサファリコム。最もメジャーで無難。

初期設定はお姉さんが全部やってくれる。

 

m-pesaという電子送金システムの口座を開く。預金の上限は6万円。

これも携帯ショップで簡単にできる。銀行のように使える。安心・安全・確実。

両替所で7万円ほどを米ドルからケニアシリングへ。

現地のひとによると、ATMは問題なくつかえるので、できれば現金は最小限にして、東京UFJ銀行とか新生銀行などの海外出金に対応したキャッシュカードを持ってきたほうが安全。

 

YAYAセンター内でランチ。コーヒーダブルとオムレツ、ポテトフライ、トーストで1,000円くらい。

書店でスワヒリ語のミニ教科書をゲット(850円)。書籍は全体的に日本より高め。

 

夜、現地の知人と待ち合わせ。路上のサモサうまし。20円なり。

上に乗っかっていた刻みトマトが新鮮だった。

 

現地人しかいないBARでビールを。薄暗いのでビビったが、飲んでいる人たちはみんな気さくな男たち。

White Capというラベルにケニア山があしらわれたビールをいただく。うん、香りが◎

味はさっぱり、コクのないビールだが、なかなかいい。

地元のケニア人と熱く交流。最初から英語が通じる幸せ。

少し飲みすぎた。

 

ということで、初日終了。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016下半期に読んだ本をメモっておこう。
共読があればコメント大歓迎。

こうしてみると【2016下半期キーワード】がみえてくる。
マインドフルネス
ケトン体・糖質制限
組織論
社会企業
アフリカ

来年の読書テーマは既に決まっている。言わないけど。
さ、本ばかり読んでないで、仕事仕事。

↓↓↓

【読んでる】

チャップリンとヒトラー 大野裕之

マスコミが報じないトランプ台頭の秘密 江崎道朗

それでも、日本人は「戦争」を選んだ 加藤陽子

Essentialism;How to Indentify and Pursue Only What Really Matters, Stewart Osbourne

限りなく完璧に近い人々

 

【読了】

●社会・歴史・経済・宗教

トランプ ワシントンポスト取材班

生きてくうえで、かけがえのないこと 吉村萬壱

日本でテロが起きる日 佐藤優

タンザニアを知るための60章 栗田 和明

沈みゆく大国 アメリカ(逃げ切れ!日本の医療) 堤未果

新型インフルエンザー世界が震える日 山本太郎

命の格差は止められるか イチロー・カワチ

我が志アフリカにあり 島岡由美子
続・我が志アフリカにあり 島岡由美子

タンザニア100の素顔―もうひとつのガイドブック

「学力」の経済学 中室牧子
コンテナ物語ー世界を変えたのは「箱」の発明だった マルク・レビンソン

 

●文化人類学・宗教

世界5大宗教前史 中村圭志

「その日暮らしの」人類学

The Culture Map, Erin Meyer

6色クレヨンの島ーサモアの蚊日記 一盛和世

裸のアマンーソマリ人少女の物語 ヴァージニア・リーバーン

 

 

●娯楽・漫画

日本人の知らない日本語 1~4 蛇蔵、海野凪子

 

●心理・スピリチュアル

ゴエンカ氏のヴパッサナー瞑想法ー豊かな人生の技法ーウィリアム・ハート

他人を支配する黒すぎる心理術

マインドフルネスの教科書 この一冊ですべてがわかる 藤井英雄

マインドフルネス瞑想入門 吉田昌生

 

●ビジネス・自己啓発・実用書

最強の働き方 ムーギー・キム

いつかすべての子どもたちに ウェンディーコップ

考具 ―考えるための道具、持っていますか? 加藤 昌治

35歳の教科書―今から始める戦略的人生計画 藤原 和博

P2M プログラム&プログラムマネジメント 標準ガイドブック

知的生産の技術 梅棹忠夫

読書の技法 佐藤優

人生のルール リチャード・テンプラー

Go Wild 野生の体を取り戻せ!―科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス ジョンJレイティ、リチャード・マニング

仕事が早い人は「見えないところ」で何をしているのか?木部智之
結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる 藤由達蔵
なぜ、あなたの仕事は終わらないのか 中島聡
仕事はたのしいかね? デイルドーテン

新しい自分に生まれ変わる「やめる」習慣 古川武士
30日で人生を変える「続ける」週間 古川武士

「やりがいのある仕事」という幻想 森博嗣

必ず出会える!人生を変える言葉2000
「あるある」で学ぶ忙しい人のためのパソコン仕事術 杉山靖彦

ラクして受かる勉強法 鈴木秀明
「最高の授業」を世界の果てまで届けよう 税所篤快
前へ!前へ!前へ!ー足立区の落ちこぼれがバングラデシュで興した奇跡 税所篤快
グーグル、ディズニーよりも働きたい「教室」 松田悠介
サンプルサイズの設計ー後悔先に立たず 山口拓洋

人生が変わる哲学の教室 小川仁志
「日本で最も人材育成する会社」のテキスト 光酒井穣
3週間続ければ一生が変わる ロビン・シャーマ

炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学 夏井睦

学習する組織 現場に変化のタネをまく 高間邦男
異文化理解力ー相手と自分の真意がわかる エリン・メイヤー
0ベース思考ーどんな問題もシンプルに解決できる スティーヴ・レヴィット、スティーブンダブナー
シリコンバレー式 自分を変える最強の食事 デイブ・アスプリー
働き方ー「なぜ働くのか」「いかに働くのか」 稲盛和夫

アンソニ―・ロビンズの運命を動かす アンソニー・ロビンズ
アンソニ―・ロビンズの自分を磨く アンソニー・ロビンズ

エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする グレッグ・マキューン
ZERO とONEー君はゼロから何を生み出せるか ポーター・ティール

 

●語学

カリスマ同時通訳者が教えるビジネスパーソンの英単語帳 関谷英里子
えいごのつぼ 関谷英里子

 

●科学・医学

ウイルスは生きている 中屋敷 均

ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になる 宗田哲男

人類最強の「糖質制限」論 ケトン体を味方にして 江部康二

死の貝 小林照幸

死の虫 小林照幸

●人物

大村智ものがたり”苦しい道こそ楽しい人生” 馬場練成

 

●フィクション
星の王子さま (新潮文庫) サン=テグジュペリ
世界から猫が消えたなら 川村元気

ノルウェイの森 上・下 村上春樹


●ノンフィクション・
モリー先生との火曜日 ミッチ・アルボム

【積読】
ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか ランドール・マンロー
それでも、日本人は「戦争」を選んだ 加藤陽子
社員をサーフィンに行かせようーパタゴニア創業 イヴォンシュイナード
なぜ人と組織は変われないのか ロバート・キーガン
学習する組織ーシステム思考で未来を創造する ピーター・M・センゲ
モチベーション3.0 ー持続する「やる気!」をいかに引き出すか ダニエル・ピンク
China 2049 マイケル・ピルズ・ベリー

さて、唐突ですが来月からアフリカへ引っ越します。

インターンシップと修士研究のためです。8か月ほど、向こうで過ごすために必要な準備を進めているので、ここに記録しておきます。

 

≪済ませたこと≫

・常備薬の準備

・市役所にて転出届 → マイナンバーは失効する。帰国時に顔写真を持参して再申請。

・不動産会社へアパートの退去日の連絡と内観チェックの依頼。

・荷物預かりを知人に依頼(本当にありがたい)。

・現地で使用するWifiルータ、変圧器、変換プラグ、充電式電池を購入

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B015664DFK/ref=oh_aui_detailpage_o09_s00?ie=UTF8&psc=1

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01ASQ2G6G/ref=oh_aui_detailpage_o09_s00?ie=UTF8&psc=1

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01625WHCU/ref=oh_aui_detailpage_o01_s01?ie=UTF8&psc=1

 

・現地に持っていく書籍を選定(これが悩ましい)。

・防犯グッズ: ドアロック、ホイッスル

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0091FJGEQ/ref=oh_aui_detailpage_o01_s00?ie=UTF8&psc=1

・奨学金の継続願

・大学へ各種書類を提出

・海外旅行保険に加入

・健康診断と予防接種(打ちまくり)

・VISAの取得

・郵便物の転送届

・航空券の購入

 

≪これからやること≫

・米ドルを準備。2,000$くらいか。

・電気、水道、ガス会社に連絡

・現地でSIMを購入。フリ延長申請のため)

・南京錠、自転車用のワイヤーロック

・各種協会の休会届

 

こんなところだべか。

無理しない、無理しない。

年の瀬も押し詰まり、ここで毎年恒例の振り返りを。

まずはキーワードで行こう。

 

・フィリピン ・ケニア ・コンゴ民 ・岡山 博多 ・熊本城 ・軍艦島 ・五島列島 ・雲仙島原 ・国際緊急援助隊 ・研究計画 ・疫学・統計 ・マインドフルネス ・瞑想 ・糖質制限 ・治験 ・プロジェクトマネジメント ・睡眠の技法 ・インターバルジョギング ・Cakistenics

・石井ゆかり ・脱テレビ ・A.MのDisconnection(情報断食) ・脱!午後の珈琲 ・蒸留酒 

・ショートカットキー ・ハードマウスピース ・プチ断食 ・脱植物油 ・空腹への気づき ・ショートスリーパー化 ・能動的睡眠 ・Essntialism ・脳のトリセツ ・ProcrastinaorとGratification monkey ・Panic monsterを起こさない ・反応しない練習 ・完全無欠コーヒー ・多読と速読 ・中高レベル学習への回帰 ・世のほとんどはノイズ ・祖母との別れ

・美しい文章 ・越語リハビリ ・起床2時間後の決断と3時間後からのアウトプット ・Small step ・Multipul taskという幻想 ・この出来事から学べるものは何か ・Lang-8 ・Grammaerly ・脱自動操縦モード ・何をやらないかの決断が重要 ・人生は3万日 ・すでに幸福 ・いま、ココ。 ・すぐ、やる技術 ・持たない幸せ、捨てる技法、断る技術 ・休憩の効果 ・親切の押し売り ・ストレングスファインダー ・前夜のリアルシミュレーションと自己宣言 ・いま、何が重要か。 ・深い呼吸 ・行動のしくみ化 ・作業時間の見積もり ・人間の真理はすでに誰かが述べている ・ヴィパッサナー瞑想 ・「もったいない」の克服、サンクコスト

・言葉のとてつもない力 ・感情ラベリング ・語彙力こそが教養 ・Phrasal verb. ・Cultural relativism ・1日2%の成長 ・即メモ即レス ・迷うことの損失 ・教えて記憶、寝て記憶

・没頭する工夫 ・界王拳20倍

 

数年後にこの記事を見た時、2016年の学びを鮮明に思い出せるだろう。

今日はこの辺で。無理しない、無理しない。

みなさま、ご無沙汰しております。

青年海外協力隊時代にいつの間にかフェードアウトしたこのブログ、また再開することにしました。名前もタイトルも一新してみました。

あんまりガッチリと決意表明をしてしまうと、記事更新をさぼった時の罪悪感が半端ないので、今度はゆるーくやっていこうと思います。

思考の整理、マインドフルネス、そして人間としての生産活動を取り戻すため。

私の2017年のテーマは、「アウトププット」。

またお暇な時にお付き合いいただけると幸いです。

ここでは原則日本語で書こうと思います。更新頻度とスピード重視で。

では今日はこの辺で。

 

無理しない、無理しない。

よそ2ヶ月ぶりの更新。みなさんこんにちは。
私は生きております。

ここ2ヶ月で大きな出来事が3つありました。

① 母と妹が任地に遊びに来た
② 初めて他院のリハビリテーション科を見学しに行った
③ ダナン国際マラソン大会に参加

い、①から。
8月上旬、うちの家族が来ましたよ、ダナン市に。
母上は初の海外旅行。
それにしてもすごかったのが、同僚のモイ(家に招待されること)。私の家族が来ると言った日から次々とモイのお誘いが。ありがたいことですね~。
今回は、ホームステイ先、科長の家、同僚の家でモイされた。
母上はずっと恐縮してました。
ベトナム人、みんな声がデカいし距離が近いので、そうとう消耗したらしいです。
これは科長の家でのモイ。
 
科のスタッフほぼ全員が集まってくれた。
母の左のマッスルなおじさまは院長です笑

3日間という強行日程だったので、今度はゆっくり来て欲しいな。たぶんもう来れないけれど。
ある程度通訳ができるようになった自分に、少しだけ自信がもてたのも収穫。


てさて、②番。
ティエンザン省のミトーというところで作業療法士として活動中のGさんを訪問しました。
いや~、なんというか、素晴らしかったです。
作業療法士の国家資格が無い(理学療法士も国家資格ではないが)この国で、これほどしっかりと作業療法室がある病院は少ないのでは?
 
アンザン省やドンナイ省で活躍中のリハ隊員と同行できて、得るものが多かったです。
南部はプロジェクトが入っているので進んでいる、というイメージ。
ベトナム人スタッフの患者への対応も優しいし、ハンドリングも丁寧。
脳血管障害の患者さんを訓練する前に、必ず血圧測定を行っているところは、私の任地でも取り入れたいところです。はあ~、すごい。
 
ティエンザン総合病院のみなさん、Gさん、Yくん、M、ご一緒させてもらってありがとうございました。いい写真だね、これ。


して、③。
とうとう出ました、海外マラソン。
任地で発の国際マラソン大会が開催されるなんて、私はなんと幸運なことか!
結果;フルマラソン
4時間54分、順位42/164名

スタートは朝5時。
 
暗がりでのスタート、外国人だらけっていうシチュエーションにテンションが上がる。
ダナン市の警備にあたってくれた白バイの台数はハンパ無かった。
ランナーひとりが通るだけのために、交差点を完全に封鎖してくれた。
こっそり親指を立てて応援してくれる警察官に涙が出そうになった。
国籍関係なく、沿道で応援してくれる人々。

感じたこと。

世界はひとつ。
お互い母国語で声を掛け合ってゴールを目指すランナー達の姿には考えるものがあった。
やっぱりマラソンは続けよう、と思ったよね。

気象は残念ながら涼しくはなかった。幸い、ゴールするまでは直射日光にさらされることはなかったけど、蒸し暑かった・・・。
2kmごとにある給水ポイントには食べ物が全く置かれていなかったので、食べ物を携帯しておいてよかった。母が日本から持ってきてくれた梅干が、低ナトリウムを防いでくれた。
もう、北海道マラソンのときの失敗はしたくない。。。その一心で走りましたよー。
低ナトリウム血症で立てなくなっちゃったからね、2年前。
思い出したくもない30km地点で無念のリタイア。

ゴールで職場のスタッフや隊員が待っていてくれたのに感動したんだけど、ゴールラインを越えた瞬間に立てなくなってしまいました。
そして、そのシーンが地元のネットニュースに掲載されるという奇跡。↓
http://kenh14.vn/xa-hoi/da-nang-soi-dong-ki-nghi-le-voi-giai-marathon-quoc-te-20130901012723589.chn

はい、これですこれ。
 
同僚のラムさんがすかさず助けに来てくれました。
全身こむら返り状態で、左耳が聞こえない状況でした。
あーつらかった・・・。
科長から花束も!
 


今回の反省点
1、練習不足
2、痩せすぎた

1、はまあわかる。2、は良くないね。レース1週間前までカラダを絞って、2日前から炭水化物をがっちり摂取することを「カーボローディング」というんだけど、それに失敗。
あんまり食べられずレースの日を迎えてしまった。


次は10/27(日)
世界遺産、ハロン湾のレースに出ますよ。



もうすぐ、ベトナムに来て1年。
活動らしい活動はなーんにもできておりませんが、日越民間外交官としてはまずまずかな?

鹿児島県から選ばれし20名の中高生たちが、私の配属先を見学に来てくれました。

鹿児島県の青少年国際協力体験事業というものだそうです。
12~17歳の学生さんたちがベトナムでホームステイをしつつ、様々なところに見学に行くのだそうです。学生さんたちもさることながら、引率スタッフの方々も大変なご苦労があることとお察します。
しかし、10代から海外に出てあちこち見学ができるなんて羨ましいですね。
とても良い事業だと思います。予算削減の荒波に揉まれながらも、継続されている鹿児島県の皆様に敬意を表します。

前日に準備された「歓迎」の横断幕。
 
院長の意向で日本語も加えてくれました。


病院内を見学してもらったあと、自分の活動紹介をさせていただきました。
   

しぶりに日本語で発表する機会をいただいたので、つい話に熱が入りすぎてしまいました。

・ちょっとわかりにくかったかな?
・ちゃんと伝わってるかな?
・楽しく聞いてもらえたかな?

中高生向けに内容を易しくしたつもりでしたが、スライドの情報量が多すぎたかも。
写真をたくさん見てもらったのは良かったけれども、病院内の活動に関してはもっと端折るべきでした・・・。今回は反省点多しです。
みなさん、たくさん質問をしてくれてどうもありがとう。
これからもっとうまく伝えられるように精進しますね。

活動紹介の後は、みなさんがベトナムと日本の歌、トランペット演奏、剣道などを披露してくれました。
 


30分前からスタンバイしていてくれた、スタッフ&患者さんたち。
お待たせして御免なさい。
 

院長をはじめ全スタッフのみなさん、会場設営などありがとうございました!
訪問してくれたみなさん、また世界のどこかで会いましょう。
引率スタッフのみなさん、お疲れ様でした!


 

 

JICAの訓練所に入所したのが昨年の7月11日。
ベトナム語の学習を初めてから1年経過した。

今日はベトナム語という言語について、また非英語の習得について私的な感想を述べてみたい。
 

ベトナム語の特徴を簡単に、
・ABC・・・のアルファベットが用いられるので、新たに文字自体を覚える必要はない。
ただし、以下の特徴がある。
① F,J,W,Zは使われない。
② D(d) の他に Đ(đ) が存在する。
③ Aは3種類、O は3種類、Uは2種類、Eは2種類ある。

・発音は世界一難しい(あくまで私見です)。
中国語の4声調を上回る、6声調。

・もともと中国からの派生語が多く、それをフランス人がアルファベット化しただけなので、日本語に近い単語が多い(熟語に多い)。その代わり発音は全く異なる。

・動詞、形容詞などの変形(活用)が全くない。未来形、過去形もあまりこだわらない。
つまり、文法はかなりシンプルである。接続詞も英語に比べると少ない。

・単語がすべて短い。基本的に、1単語の中には1ヵ所の母音のみ。
故にネイティブの会話スピードは凄まじい。


この国の言語は発音が命。
カタカナ読みでは絶対に通じない。
という特徴が外国人学習者を苦しめる。だからこそ、通じたときに一種の快感がある。
会話のコミュニケーションというのは1秒、いや遅くとも2秒以内には返答できないと実用的とは言えない(と思う)。友達とゆっくりcafeするくらいなら良いが、仕事上は差し支える。
右肩上がりに上達してきた感のあるベトナム語だが、中だるみや夏バテとともに伸び悩みを感じている。そろそろ次のステップに進まなくては。そこでっ、

昨年読んだ、Google元副社長の「村上式、シンプル英語勉強法」の内容を思い出した。
 

その中でも、「毎日1万語と出会う」という考え方には衝撃を受けた。
幸いにも、この国では辞書が安く買えるので(1冊3~5ドル)、家と職場に合計5冊を置いてぱらぱらと眺めている。
しかーし、とても1万語は目を通せないものですなあ・・・。

一歩外に出れば、リスニングの教材(失礼っ、)がたくさんいらっしゃるし、なんといっても職場に英語を話せる人がほとんどいなことが幸いである。
「ほほう、やってやろうじゃねーか!」って気になる。(たまに不便)


こ一年間で、外国語を習得すべく奮闘する自分と出会えたことは、協力隊に志願したことによる財産だと感じている。
自分はこんなに言語伝達というものに興味を惹かれるということを初めて知った。

そもそも、この国に来てからというもの、知的好奇心が出てきて大変だ。
夜中に気になって眠れなくなり、暗い部屋でパソコンを開くことも増えた。

こんな自己開拓をさせていただけていることに心から感謝したい。
JICA、世界中の同期隊員のみんな、ベトナム隊員のみなさま、ベトナム人の方々、そして日本でサポートしてくださっている方々、家族・・・。

あと1年2か月。

後悔の無きように。

そう、ブログを書いているヒマなどないのである(笑)。

最後に、I LOVE ベトナム中部弁。


うとう6月はブログ更新せず。相変わらずのナマケモノです。
私は元気です。

はい、26~30週に何をしていたかの備忘録。

5/27~:うーん、(・_・;)思い出せません。

6/3~:先輩シニアボランティアのプチ送別会。

6/10~:「端午の節」ということで、昼休みにスタッフ詰所で宴会が開かれました。
学生も交えてわいわいと。
写真なし・・・。今回の学生さんは今までで一番コミュニケーションをとりました。
いい子達だった。カトコトのおっさんPTに質問しに来るし、毎朝「おはよう」と挨拶してくれるし。
掃除やシーツ替えなどの雑用も熱心だった。

12日からは首都ハノイで「ボランティア総会」が開かれる。
  
 
平成23年度1次隊の先輩たち、おつでした!日本での活躍を心からお祈りしております。

6/17~:んで、ハノイから日曜日に戻ってきて次の日仕事。この週はカラダがキテたな・・・。
そして、追い討ちをかけるようにリハ課長からの一言。
「今週から学生は夏休みに入ったから、あんた頼むわよ。」

あ・・・、そっか。。。そんな季節か。

すかさず質問。「期間はどのくらいですか?」

科長:「1ヶ月半よ。」

・・・。

常に10人くらい学生がいることで、楽チンに業務が回っていること(これは問題だが)が身に染みてよくわかった。
ということで2週間前から担当患者さんがみるみる増えて、てんやわんやになっております。。

6/24~:さらなる追討ちがっ!
男性スタッフの1名とリハドクター1名が徴兵訓練に行ってしまう。
もうね。日本のように時間いっぱい患者さんと訓練です。時間過ぎるの早い早い。
あれ・・・?気づいたらボランティア(私)だけ働いてねえか!?ってことが多々ございますが、そんなことにも平気になった自分に少しだけニンマリ。

ところで、徴兵訓練の義務があるなんて知らなかった。
男性は年に1回行くのだそうだ。銃の分解・清掃、発砲の実習なんかもあるらしい。
ちなみに女性も大学生まではみんな訓練を受けるらしい。(就職してからは女性は免除)

・・・てことは、いま私の周りにいる健康な男女は全て発砲した経験があるということですな?
Σ(゚д゚lll) Σ(゚д゚lll) Σ(゚д゚lll)
まったく、知らないことだらけです。

※以下、ウィキより転載
ベトナム人民軍は1944年12月22日に設立された。徴兵制を採用しており、18-27歳の男子に原則として2年の兵役義務が課されている。主力部隊、地方部隊、民兵の三結合方式を採用している。国家国防安全委員会主席は国家主席が兼任し、首相が副主席である。中越戦争時には正規軍だけで170万人の兵力を有していたが、現在は48万4000人まで兵員が削減された。陸軍41万2000人、海軍4万2000人、空軍3万人である。このほか予備役と民兵が300-400万人。予備役将校の職業はさまざまで、高級官僚や大学教員も少なくない。

世界のおよそ半分の面積の国々が、徴兵制を実施しているんですね。

ちなみに日本は志願制ですね。(自衛隊)
中国は徴兵制と志願制の並立制だそうな。

だいぶ、話が脱線しましたが、まあ仕事は多忙を極めているわけです。

週は亜急性期の脳血管障害患者の担当を命じられたので、これはチャンス!などと思っています。なぜなら、早期離床・早期立位がまだきっちり行われていないのです。
離床基準もかなりいい加減なので、まずは自分がやってみせていこうと思います。
寝たきり患者 = ベッドサイドでROM訓練のみ、離床は家族任せという現状に少しつっこんだアプローチをかけてみようと思います。

て、9/1に開催されるダナン市の国際マラソン大会にエントリーしてしまいいました。しかもフルマラソン。やっちまいました。
http://www.rundanang.com/ ←サイトはこちら。
自分にハッパをかけるために、配属先の同僚には宣伝済み。
「お金を払って走る日本人、お金をもらっても走らないベトナム人」
とはよく言ったものです(笑)。
参加費80$だと伝えると、「マサ、80ドル使うんなら飲みに言ったほうが健康的だぞ!?」
「何回飲み会できる?」などと余計なことを言われます。

10/27は、世界遺産ハロン湾で開催される、日越友好大会にも出場予定です。
はい、これもフルにエントリー。
http://halongbay-marathon.com/outline.html ←サイトはこちら
こちらは参加費100$。さすがに高けーー!
これにも出場すると言ったら、同僚に何言われるかわかったものではありません。

発の海外マラソン。心配のことが2つ。
・前日までにお腹を壊していないか?(今現在壊している)
・暑いんじゃないのか?


道産子の私にとって暑さは天敵です。一昨年前の北海道マラソンでは30km地点でリタイヤするという情けない結果も残しています。スタート時点で29.5℃でした。
ベトナムのスタート時間は早いです。ダナン大会は朝5:00。ハロンは7:00号砲。

あと2ヶ月切ったぞーおいおい。。。


週の月曜日から面白い展開が。

 床屋のおじさんと飲みに行く。「カワサキ!」と私のことを呼ぶ。(それしか日本語を知らない。)
何が食べたい?と言われ、そこそこ良いサービスのある海鮮レストランへ行った。
床屋のおじさん2人といろんなことを話なながらビールと海鮮。

 わからない言葉は聞き流しながらも、おじさんとこうやってビール飲みながら世間話ができるようになったんだなあ、と我ながら驚いた。語学訓練を日本で2ヶ月、こちらで1ヶ月やって、8ヶ月住んでいて、たいした語学力は伸びてないなあ、と思っていたけれど、成果はこんなところに出るんだね。配属先ではまだまだ使えない越語だけれど、日常会話は面白い。

さて、酔いもいい感じになってきて、お会計。・・・?
ひとりのおじさんは先に帰ってしまっている。残っているおじさん、払ってくれる気配なし。
「あ、なに、俺が奢るの??」と心の中でつぶやく。

 まあ、たいした金額ではないから騙されたわけではないと思うんだけど、まさにカルチャーショック。思えば、ベトナムに来てからベトナム人と一緒に行った外食のほとんどは、私の財布から金を出していない。
 よく思う。日本の1/8~1/10くらいの収入、日本の1/5~1/3の物価の中で生活している彼らが、日本人にメシをご馳走してくれる。それもためらいなく自分の財布から金を出す。
なぜだろう。私が日本人だから?給料もなく働いているから?
食べ物に対する「ケチ」な感覚は、この国では御法度なのだろう。
ベトナム人には、そんな粋な感覚がある。



先週、金曜日は午後3 
時から職場でビリヤード大会。
 
こんな横断幕を作ってしまう、院長。(その予算はどこから・・・?)

曜日は配属先スタッフの結婚式。
この新郎くんがビリヤード大会の優勝者だ。よかったね。気持ちよく結婚できたね。
これが招待状。この国では、バラまくように招待状を配りまくる。
日本のように御出席・ご欠席にマルをつけて返信するなどということはない。
このように私の名前入りで招待状を受け取っても、当日連絡なしで欠席しても可。
 
会場はなかなか立派だった。
 
 
 300人くらいはいたんじゃなかろうか?ビッグ披露宴。
ある方のアドバイスにより、予定時刻よりも30分遅れて行けと言われた。
時間通りに始まらないかららしい。
試しに40分遅れていったら・・・ちょっと遅刻した(笑)
ホームステイ先の主人と会場で遭遇。
(お互い出席するのを知らなかった。ああコミュニケーション不足。)

言うまでもないが、とにかくビールをイッキさせられる。
へろへろになって会場を出ると、殺人的な陽射しにやられる。
言うまでもなく、帰って爆睡しましたよ。ええ。

週から何故か同僚と学生が日本語を勉強したいと言い出した。
いつもハイハイと聞き流していたのだが、どうやら少し本気のようである。
なぜわかるか?
ひらがなとカタカナを教えてくれと言い出したからである。
3日で飽きるだろうと思いっていたら、意外にも1週間以上頑張っている様子。
ということで、職場でなんちゃって日本語教師始めました。

近同僚との距離がぐっと縮まったような感覚がある。
配属先に来て半年経ったこと、少しだけ越語のコミュニケーションに慣れたことなどが要因だろうか。仕事の仲間として受け入れてもらえているのなら、最初の半年間としてはなかなか良い経過ではなかろうか?


体力・気力ともに戻りつつある私です。
それでは、また。