みなさんへ②。
『ポチたま』の監修をして下さっている獣医さんの信用問題になるコメントがあったので、
書かせて下さい。
まさおを診てくれていた獣医さんはその方1人ではありません。
番組とは全く関係ない他の獣医さん2人にも朝と夜、病院に連れて行ったり来てもらって診ていただいてました。
そのうち1人はまさおが幼い頃からお世話になっている獣医さんです。
3人とも「まさおの病気は食べ物やストレスが原因ではない」という同じ見解でした。
【まさおが闘病生活をしている事をなぜテレビで教えてくれなかったのか】
犬や猫は自分が極めて弱った時や、死ぬ時は誰にも悟られずひっそりと闘病する、死を迎えるという習性があります。
これは、狼時代の名残りで自分の群れの勢力が衰えている事を、他の群れ・敵対動物に気付かれないようにするためなんだそうです。
まさおはああ見えてもアルファが強くプライドが高い、いわゆるリーダータイプの犬でした。
病気が末期に入り、自分では立てなくなってもトイレは抱いて外に連れ出さないとしませんでした。
ついに、寝返りさえもうてなくなり寝床で排便をしてしまった時、まさおのとても悔しそうな顔が忘れられません。
確かに、視聴者の皆様あっての番組・まさお・僕です。
しかし、本当に申し訳ないのですが、そんなまさおのプライドを尊重させてもらいました。
こういう事を世間に公表する事自体が、まさおのプライドを傷つけている事になるので相当悩んだのですが、
お世話になった獣医さんを守る為、まさおも許してくれると思います。
何年後かに僕があっちに行く時に美味しい肉をたくさん持って行きます。
題名に【松本秀樹の】が急についた理由。
最初からブログの画像には書いてあったのですが、登録?するタイトルには書き忘れておりました。
僕のミスです。
良い機会なので1つみなさんに謝っておきたい事があります。
先にも書きましたが、視聴者の皆様あっての番組・まさお・僕です。
しかし僕は、番組で頑張ってくれているまさお・だいすけ・ダイアン、エルフ以下まさおとダイアンの仔達・ポチ・たま、旅で出会った犬や猫、他の動物が何より1番大切です。
こんなに応援してくれているファンの皆様はその次に大切という事になってしまいます。
本当にごめんなさい。
今日のブログも本当だという証拠は何もありませんので、信じていただくしかありません。
それから、みなさんにお願いです。
仲良く、楽しく、前向きに会話して下さい。
明るく楽しいブログを待ってくれていたみなさん、
2日続けてこんな内容になってしまってすいません。
明日から楽しいブログが書きたいですっ!!
みなさんへ。
コメントの中で色んな意見が寄せられてますが、みなさんは仲良くして下さいね。
どんな意見もまさおやだいすけ、犬に対しての愛情だと信じています。
『ポチたま』という番組に携わり、まさおが天使になり、こういうブログを書いている。
僕やテレビ東京、その他制作関係スタッフは何を言われても構いません。正直、全員覚悟はしております。
特に僕は、あのコーナーで唯一出演している人間です。
どんなコメントも全て読ませてもらって、考え、改善点があれば改善にあたる。
また、そうしなければいけない責任があると考えております。
しかし、このブログに足を運んでいただき、読んでいるみなさん同士で言い争う事は辞めて下さい。
先にも書きましたが、みなさんのまさおやだいすけ、犬、僕、番組に対しての愛情がこぼれたものだと信じたいんです。
テレビやメール、ブログは相手があってのものなのに、ある意味【相互通行】のようで【一方通行】なものなんですね。
途中で「ちょっと待って」と割り込む事はできず、都合の悪い意見は無視して逃げられる。
この辺にテレビやメール、ブログの難しさがあり、だからこそ発信する側の責任が生じてくると思うんです。
発信させてもらっている立場の僕は、逃げない。
逃げたくない、まさおやだいすけ、番組スタッフのためにも。
12日のブログにも書きましたが、6年間のロケ中、まさおにとって嫌な事、怖い事、つらい事もたくさんあったと思います。
高所にあり下が見えるつり橋、なまはげ、山羊、猫、にんじん・・・
怖かったでしょう、嫌だったでしょう。でも、まさおはこんな僕に付いて来てくれました。
「こいつといれば楽しい」「こいつといれば大丈夫」「こいつと一緒にいたい」とまさおが思ってくれたからだと思っています。
犬の祖先は狼です。
1万3000年前、その狼を家で餌付けし飼い始めたのが【犬】の始まりだそうです。
そして、吠える声や噛む力、脚力、大きさ、引く力などを人間の仕事のために働けるように改良を重ねられてきました。
今日までの間、ほとんどの犬は人の側にいて、人に仕えてきたという歴史・本能・生得的な行動や心理があります。
まさおやだいすけは【ラブラドール・レトリバー】という犬種です。
元来、人間が撃ち落した鳥を持ってくる(レトリーブ)という仕事をしていました。
性格は忠実で従順、人にも他の犬にも友好的、非常に穏やかで、飼い主と一緒にいる事を好み、泳ぎが得意な働き者。
なので、普段から【持って来い】などの簡単なゲーム、責任を持たせるような仕事をしないとストレスが溜まる犬種なのです。
合わせて犬という動物は、家族単位もしくは家族単位の集合体、つまり【群れ】で生活、移動する習性があります。
ロケは月に2・3回、1度のロケで3~6日程度。
ディレクター、カメラマン、音声、カメラアシスタント、アシスタントディレクター、まさおのトレーナー、僕。
だいたいこの7人でロケに行きます。
ロケの準備をするとまさおはもの凄く喜びました。
移動のための車にも自分から飛び乗り「早く行こうぜ」という顔をしました。
これはおそらく、偶然にもロケが飼い主と一緒に狩りをしていた頃の本能・習性に近い行動・タイムスケジュールだったからではないでしょうか?
加えてロケに行き、知らない匂いを嗅いだり、知らないものを見たり、普通の犬ではできない経験をして刺激をうけ脳にも良かったのではないかと思います。
番組には獣医さんやプロのトレーナーさんも監修してくれています。
まさおのロケにもトレーナーさんがついてきてくれています。
「まっちゃん、これはまさお(犬)は食べられないから、捕られないでね」
「まさお、食べ過ぎ、夜ごはん半分にしておこうな」
「今日はまさおには暑いな、夕方まで休憩しよう」
「この肉、まさおに捕られてしまう可能性があるので、味付けしないで下さい」
僕を含めロケスタッフはまさおの健康・体調面を第一に考えて6年間ロケを進めてきました。
獣医さんにまさおが天使になった病気は、先天的なもので食べ物やストレスが原因ではないと言われました。
しかし、僕を含めたロケスタッフ全員がどこかで何かで自分がまさおにした、させた事が原因なんじゃないかと考えています。
そうしないと全員、まさおの死に対して納得がいかないんです。誰のせいでもなく死んだなんて、やりきれないんです。
これだけは、胸を張って言えます。スタッフ全員、みんなまさおを愛していました。
まさおが天使になったのが、9日(土)。
このアメブロに引っ越してきたのが10日(日)。
「人気者のまさおの死を利用して知名度をあげようとした売れない芸人め」
「本当に犬がすきなら、犬が死んだ次の日にあんな楽しいブログ書ける?」とコメントをいただきました。
ごきげんようの前説仲間全員(4人)がアメブロ利用者で、僕も仲間に入りたくて6日(水)の夜、アメブロに引っ越す事を決めました。
9日にテレビ東京さんから「つらいだろうけどまだ発表しないでね」と連絡があり了承した事と、まさおの死をまだ受け入れられず、信じたくないという思いから【まさおが生きているように嘘をつかなければ】という心理が働き、10日(日)、11日(月)のブログがあんな楽しいブログになってしまいました。
まさおの死をきっかけに僕が芸人だった事を知った方がいて、HPやブログがある事を知った方もたくさんいて、松本秀樹という芸人の知名度が上がった事も確かです。
もちろん「芸能界の中で【犬と言えば松本秀樹】と言われるようになりたい」という野心もあります。
だから、3年程前からHPを立ち上げブログも書かせてもらっています。
しかし、そのためにまさおの死を利用したという事は断じてありません。
僕はここで、まさおが出会わせてくれた、つなげてくれたみなさんのコメントを読んでその数と暖かさに「日本はまだまだ捨てたもんじゃないぞ」と思いました(偉そうですいません)。
人間だけが得をして、気が遠くなるほどの数多くのわんちゃんが犠牲になっている日本のペット業界。
ここに足を運んで下さるみなさんとなら、そんな劣悪な業界を変えていけるのでは?いや、変えたいと思っています。
相当長くなってしまいましたが最後に、
今日書いた事が本当だという証拠は何もありませんが、信じてもらうしかありません。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。