今度は | アスペル君の父として

今度は

 運動会の代休日だった昨日、息子は一歩も家から出ずにゴロゴロしていました。


 そして今朝。元気よく起きて時間割もし、ごはんもおいしそうに食べています。

 よかった。特別支援教室の先生も、休み明けに息子に会うのを楽しみにしてくださっていたのです。

 私と嫁さんはそれぞれ仕事で朝から夜まで家を空けます。いつもは彼の帰宅時刻にいるようにするのですが、今日は無理なので登校前に確認させました。

「ちゃんと家の鍵持ったか?」

 息子はろくに確かめもせず「ない」と言い放ちます。

 しかし私が彼の鞄を探ると、たしかに合鍵が。

「なんでちゃんと確認しないの?」


 ……息子はふてくされて泣いてしまいました。


 結局いま、パンツ一枚で脚の皮を剥きながらぼうっとしています。汚れた茶碗も、弁当の入った鞄もそのままに。

 先生は君に会うのを楽しみにしてたのにね。


 アスペルの親は、子供に注意も何も、まったくしちゃいけないんですね? すべてはいはいと言うことをきいて、ひたすら怒らせないようにしておけばいいんですね?


 これで今週は月曜日から、何もせずただゴロゴロと家の中で過ごす日々が連続4日。

 もう、ずっとこのままだったりして。


 以前発達支援センターの先生がおっしゃっていた、養護学校に併設された医療施設への入院を、いま考え始めています。