いやいや・・・・苦しいですなぁ~

仕事が無いというのは・・・苦しい


あてにならんという言葉をつくづく実感したことがありまして、非常に腹が立ってます


だいたい、家の塗替えをするにあたって、多額のお金が動くのはわかりきったこと

しかし、獲りたいがために単価をべらぼうに下げるバカがおるから、なかなか獲れない


材料費はそこそこだと思ってください

まず、人件費です

ひとつひとつの作業をこなすのは、職人の腕によるもの

それこそが技術であり、今後また、お客さんに気持ちよく住んでいただくための外壁塗装であります


安くすればお客さんは喜ぶでしょうが、蓋を開ければ・・・・

時間に追われる(低見積もりのためコストをかけれない)

つまり、雑な仕事


はたして、材料は機能性に優れ、適しているのか?

色なんてもんは、塗ってしまえば、どれもキレイに見えるんです

それを、塗ってしまえばいいという問題じゃないんです

下地に手間をかけ、中塗りがあり、仕上げがあり、最終的なチェックをして・・・・


そのお宅の既存状態から、材料を選び、今後、どうのように保たせたいか、色合いはどうがいいのか?


こっちはね、一生懸命、試行錯誤して、どこにも恥じない仕事をやっとんですよ




あきらめませんよ




こんな何も始まってないのに、人生が終わったようなこと言ってられません


塗替えをするお宅、一軒、一軒が、気持ちよく過ごせる家をメイクして、喜ばれるように





金に振り回されてたまるか!!

寒い日が続きますなぁ・・・

どうも、僕です


阪神大震災から17年目

その、被害の大きさはテレビなどをとおしてからでないとわからなかったのが事実

このたびの東日本大震災も、また同じこと

この目で、身体で実感してないオレが言うのもなんですが・・・

一日も早い復興と、皆様の笑顔が取り戻せることを、心からお祈り申し上げます






さて、今年に入って、わずかながらの現場を、コツコツとやっていっていますが、今日は、去年の12月に施工したお宅を紹介いたします


東広島市高屋高美が丘 I様邸




職人魂

施工前

築20年超だそうです


外壁はスタッコ仕上げ

建売だったそうで、近所には同じタイプのお宅もチラホラ


状態は、地域の環境のせいか、カビが目立ち、築年数に納得のクラックも多く見られました


施工プランは・・・

スタッコのデザインを生かし、微弾性をベースに平塗り~仕上げ


職人魂 ←スタッコ仕上げ



デザインを生かす理由は見ての通り、スタッコは骨材入りの材料をベース吹きした後、玉吹きをして玉の部分を押さえてカットするというもの

せっかくカットしてあるんだから、まんま使わせていただきましょう♪


しかし、このスタッコというやつは塗替え時に注意しなければなりません

ざらついた荒い素材の上、ボコボコと玉を吹いて、カットでしょ?

塗替えをするにもわずかな隙間ができて空気を含んだまま新たに塗装してしまうと・・・・

空気が熱膨張して、せっかくの塗膜が膨れてしまいます


微弾性を平塗りする前に、さらに密着させるため、浸透性のシーラーを塗布しましました

そして、微弾性を塗布

希釈を多めにせず、ほどよく濃い感じで粗い目を潰すように塗布していきます



微弾性のあとは、アクリルシリコン塗材で仕上げ

1階と2階は微妙な色替え

屋根は屋根用シリコン塗材で艶消しの黒


雨樋・雨戸はいずれも、セラミックウレタン塗材で仕上げ




職人魂

天気が悪くて画像が・・・・・


施主様も、家が明るくなったとコメントしていただき、大変、よかったです




どうも・・・僕です


ウチのエースの弟は、よそ様へ応援に行っている日々で、

アタシはというと・・・・


ゴソゴソ、一人で営業やら、安価な仕事をコツコツやっているわけでして・・・




儲かりませんなぁ(笑)




ところで、“日本家屋” ご存知ですよね?

田舎では必ず目にする、のどかな風景と和風なお家


私の住んでいる三原市にも数々の日本家屋的なお宅を拝見していますが・・・


さて、この日本家屋。

壁が漆喰壁で腰板が木で作られているのが多く見られます





職人魂


木の部分は当然、日焼けや劣化により色褪せたり、表面が腐食したりしています

もちろん、漆喰壁も同様に劣化しているはずです


和風であろうが洋風であろうが、キレイにすると見映えも気持ちも変わります


ぜひ、1度、外へ出て、まじまじと、お宅の外観を見てください


「こんなかったよな・・・」


って思いますよ(笑)



話はそれましたが、この日本家屋の腰壁の塗装


施主様と、何度も検討を重ねて、提案させていただいて・・・・





職人魂

キレイにしてみました♪


木への塗装は、いずれにしても、まずは、浸透性のもの、防腐性能なものを使うということを、どこの職人さんも思うと思います



職人魂  




職人魂


こういう塗装もありますんで、松田塗装 をよろしくお願いします