令和4年もいよいよ数時間を残すのみとなりました。

今年の私にとっての重大ニュースを時系列で振り返ります‼️

日本人選手が活躍した北京オリンピックが(かなり昔のように感じますが)の2月、ロシアのウクライナ侵攻が始まりました。現在なお、戦争が続いているという悲しい現実があります。

7月には安倍元首相が銃撃、殺害されるというジョッキングな事件がありました。私もしょっちゅう前を通る奈良大和西大寺で起こった事件だけに驚きと悲しみに包まれた事件でした。この事件をきっかけに、旧統一教会問題始め、宗教2世の問題など明るみに出た闇の部分があり、今後早期の解決が求められます。

上記2つの共通点は暴力でした。
いかなる理由があろうとも暴力は許されない蛮行です強く非難します。

個人的なニュースに目を向けますと、
今年は宗門でお世話なった要職の方が続けて亡くなりました。

6月は久々に市民大学の仏教講座で講師を務めました。

7月は3年振りに東北被災地を訪れ、一昨年亡くなったお世話になった方のご供養が出来ました。いわき市も初めて訪れました。
途中で合流し一緒に旅した友人僧侶がコロナ陽性になってしまい、私濃厚接触者となりましたが運良く陰性でした。

10月は、お寺でピアノ演奏会を主催、私も超初心者ながら演奏(散々でしたが)良い経験となり、お寺で行う演奏会は意義あるイベントであり、また今後続けていきたいと思います。

更に10月は私が役員をしている宗門の会で自殺についてのテーマで研修会、私も司会として無事に開催できました。

11月には大きな年間行事、御会式は2人の住職に出仕頂き無事に円成となりました。

12月はワールカップサッカーでは、日本がドイツとスペインの強豪に2勝し盛り上がる中、(私もしっかりテレビ観戦)師走で何かとバタバタする中で、妻が全損交通事故を起こすも無傷で、物損だけで人身事故もなく不幸中の幸いとはこのことです。ハンドルを持つことの意味、改めて戒めなければと思いました。

更に12月は宗門組織の災害担当長として編集作業を行って来た『災害マニュアル』が漸く会議で承認され、年明けに発行できることになりました。
お陰様で災害、防災に関して詳しくなったことで防災士の資格を取り、今後の人命救助に役立てたいという気持ちが芽生えてきました。

以上、今年の大晦日に1年を振り返りました。
今年1年多くの方々に支えられ無事にここまで来ました。お世話になった有縁の方々に感謝いたします。
令和5年もよろしくお願いいたします。


「死刑のはんこを押す時だけがトップニュースになる地味な役職」と発言した葉梨法務大臣が更迭された。
司法での判決後、最終的に死刑の執行を命じるのは法務大臣のはんこであり、大変な重責であると言える。

死刑廃止論や国家権力が人命を奪うと言った事にも言及されているようだが、賛否はあるだろう。
今回の件は、大臣のあまりにも軽々ししい発言が問題となっている。

仏教には、十善という人間の行動の根本である身口意の三業を清浄に保つための十種類の戒律がある。
それらは仏教に於ける十悪を否定する形にした戒律となっている。

①不殺生(ふせっしょう)…生き物を故意に殺さない
②不偸盗(ふちゅうとう)…他者の物を盗まない
③不邪淫(ふじゃいん)…不道徳な性行為を行なわない
④不妄語(ふもうご)…嘘をつかない
⑤不綺語(ふきご)…飾り立てた言葉を話さない
⑥不悪口(ふあっく)…悪口を言わない
⑦不両舌(ふりょうぜつ)…二枚舌を使わない
⑧不慳貪(ふけんどん)…貪らない
不瞋恚(ふしんに)…怒らない
⑩不邪見(ふじゃけん)…間違った見方をしない

身に関わる行為は①から③、心に関わる行為は⑧から⑩、それぞれ3つずつに対して、口に関わる行為は④から⑦の4つと一番多くなっている。

いかに口は災いの元となり、失言を起こしやすいので慎むようにという戒めでもある。
特に重責ある立場の人の言動は極めて重い。
自分も取り返しのつかないことにならないよう、普段から心得ておかなかければならないと思った。


本日はお寺で演奏会を開催しました。
小学3年生から、きっと最年長で超初心者の私、ピアノの先生、プロ奏者までのピアノ演奏、合計8名の演奏者でお一人が津軽三味線の演奏♪

習っている子どもさんにとって、コロナ禍もあって中々発表する場がなかったり、何よりお寺という空間での演奏に、出演者も観客も、皆さんそれぞれが特別な思いで、楽しんで頂けたと思います。

タイミングよく始まる頃には降り続いた雨も上がっていて、『雨あがり』というドイツ人作曲の曲を演奏させて頂きました。2曲目が特にズタボロでしたが、皆さん温かくて良かったです🎶
















今回の反省点も踏まえ、次回第2回も開催したいなと思います。