大阪・堺市で工場火災、溶解炉燃える 1人死亡、3人けが
フジテレビ系(FNN) 4月9日(火)17時2分配信
大阪・堺市で起きた工場火災で、従業員1人が死亡し、3人がけがをした。9日午前11時前、大阪・堺市の工場から、「工場の中が燃えている。けが人がいる」と消防に通報があった。
現場は、堺市の臨海工場地帯の一角で、金属製品を製造する「日本伸銅」の工場で、銅を溶かす溶解炉などが燃えた。
近所の人は「煙が見えたんです。雲みたいに上がっていた」と語った。
近くで働く人は「ふと見たら、煙が来てひどかった。すぐ救急車とか来だして、やっぱりひどいなって」と語った。
出火当時、溶解炉では、銅と亜鉛を混ぜる作業が行われていた。
その周辺にいた男性従業員4人のうち、心肺停止状態で搬送された37歳の男性が死亡し、54歳の男性が全身やけどの重傷を負い、救急搬送された。
現場のすぐ横では、作業着を着た多くの従業員が、立ちすくんでいた。
この火事で、消防車や救急車など、23台が出動したほか、大量の消火薬剤を放射することができる特殊化学車が工場に入り、作業にあたった。
火は、およそ1時間後に消し止められ、警察は火災のくわしい原因を調べている。
富山県射水市、「処理場屋根に穴 航空機から落下か」の原因判明、
下手したら人死んでるところだったかもしれない。
金属片?:処理場屋根に穴 航空機から落下か--射水 /富山
毎日新聞 2012年08月25日 地方版
射水署は24日、射水市新堀の半導体メッキ会社の排水処理場にある汚泥タンクから金属片が見つかり、処理場の屋根に穴が開いていたことから、金属片が上空から落下してきた可能性があると発表した。同署などは国交省に航空機などの飛行状況を確認している。
同署によると、見つかったのは銀色で縦約8センチ、横約8センチ、厚さ約3センチ、重さ約1・3キロの はんぺん状の金属片。23日午前10時半ごろ、処理場の隣にある事務所にいた同社の従業員が「ドン」という物音を聞き、同日午後2時ごろ、排水処理場の屋 根に穴が開いているのを点検中の従業員が確認した。翌24日午前、穴の直下にある汚泥タンクを捜索したところ、金属片が見つかったという。金属片は工場で 使用していたものではないといい、同署などは金属片を鑑定すると共に、国交省航空局に同社の上空を航空機などが飛行していなかったか照会している。【成田 有佳】
2012年8月25日付で毎日新聞富山版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
射水署は24日、射水市新堀の半導体メッキ会社の排水処理場にある汚泥タンクから金属片が見つかり、処理場の屋根に穴が開いていたことから、金属片が上空から落下してきた可能性があると発表した。
同署によると、見つかったのは銀色で縦約8cm、横約8cm、厚さ約3cm、重さ約1.3kgのはんぺん状の金属片。
23日午前10時半ごろ、処理場の隣にある事務所にいた同社の従業員が「ドン」という物音を聞き、同日午後2時ごろ、排水処理場の屋根に穴が開いているのを点検中の従業員が確認した。
翌24日午前、穴の直下にある汚泥タンクを捜索したところ、金属片が見つかったという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/toyama/news/20120825ddlk16040604000c.html
その後、8月26日付で読売新聞富山版と朝日新聞富山版から、また8月28日付で毎日新聞富山版から、170m離れた工場から飛来したものだったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
金属の塊は、約170m離れた別の工場で使われていた木材破砕機の部品だったことが25日、射水署の調べで分かった。
同署の発表によると、塊は、木材の輸送などを行う「北陸ポートサービス」の射水市の工場の屋外で使っていた木材破砕機の一部。
23日午前10時半頃、円筒形の軸の外側に鋼鉄製の刃を18枚取り付けた破砕機を稼働させていたところ、そのうちの一つの刃を留めた金具が高速回転する軸から外れ、メッキ工場まで飛んだらしい。
25日に新聞で塊の写真を見た北陸ポートサービスの社長が従業員に確認して破砕機の破損を知り、同署に相談して判明した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20120826-OYT8T00008.htm
<福島第1原発>線量計に鉛カバー 下請けが被ばく隠し
毎日新聞 7月21日(土)11時46分配信
東京電力が発注した福島第1原発事故の収束作業を巡り、下請け会社の役員が作業員に対し、放射線の線量計を鉛のカバーで覆うよう指示していたことが分
かった。労働安全衛生法の規則で上限が決まっている作業員の被ばく線量を少なく見せかけるための工作とみられ、厚生労働省は同法違反の疑いがあるとして調
査を始めた。
この下請け会社は、福島県の中堅建設会社「ビルドアップ」。東電が昨年11月、東電グループ会社の「東京エネシス」(東京都港区)に発注した工事の下請
けに入った。作業は第1原発1~4号機近くにある汚染水処理システムのホースを保温材で巻くもので、昨年12月に実施。ビルド社によると、この役員は「事
前に現場に行った時に線量計の音の速さに驚き、被ばく低減の措置をしようと思った。現場で1度使用し、人数は9人」などと話しているという。
労働安全衛生法22条は労働者の健康障害防止のため必要な措置を講じなければならないと規定。鉛で線量計を覆って作業にあたらせれば違反となり、6カ月以下の懲役か50万円以下の罰金になる。
福島労働局などは21日、同原発内の東京エネシス事務所を立ち入り検査した。
ビルド社の和田孝社長は「大変お騒がせして申し訳ない。誠に遺憾で、ことの重大性を深く受け止めている。作業員からの情報を基に正確に調査し報告させて
いただく」と説明。東京エネシスの担当者は「19日に和田社長から報告を受けた。鉛のカバーを作ったのは事実のようだ。あってはならないし、信じられな
い」と言う。
東電広報部は「東京エネシスから19日に報告を受け、事実関係を調査して速やかに報告するよう指示した」とコメント。厚労省労働基準局監督課は「過去に
線量計をつけないなどの問題はあったが、今回のようなケースは聞いたことがない。悪質な場合は書類送検なども考えられる。法令違反が確認され次第、厳正に
対処したい」と話している。【福島祥、市川明代】
◇原発作業員の被ばく線量
労働安全衛生法の規則は、被ばく線量の上限を通常時で1年間50ミリシーベルトかつ5年間100ミリシーベルト、緊急時の作業期間中は100ミリシーベ
ルトと規定。福島第1原発事故の3日後に緊急時の上限は250ミリシーベルトに引き上げられ、昨年末に100ミリシーベルトに戻された。今年1月末時点で
作業員約2万人のうち50ミリシーベルト超~100ミリシーベルトは756人、100ミリシーベルト超は167人。
最終更新:7月21日(土)13時47分