どうせ今日もやられてるんだろうなあ

と思いながら、帰宅後、PCを開けてみたら、

日経平均は大幅続落なのに、ぼくのポートフォリオでは

意外にも含み損が減少していました。

ぼくが主力にしている新興の不動産セクターが

引け際に反発を見せた結果です。

もっとも、▲190万が▲180万になったくらいでは

あまり大勢に影響はありませんが(><)

去年の春先にも、ぼくはかなりの含み損を

かかえていました。そういえば、あの当時も

「3月になったら」「4月になったら」と根拠のない期待を

胸中で繰り返していたような気がします。

一番よく覚えているのが日本ベリサイン(3722)で、

この銘柄は45.0万あたりで買ったと思ったら
たちまち下降スパイラルに入ってそのまま浮上せず、

ぼくは2ヶ月ほど我慢した末に、確か35.0万くらいで

投げました。

そりゃ、イヤな気分でしたよ、損失を確定したときは。

こんな株、二度と買うものか、とも思いましたし。

その後もベリサインの株価は折りに触れて見ていたのですが、

去年の12月に、ごく一時的でしたが、ベリサインの株価が

ぼくの買値を回復したときには、ある種の感動さえ

覚えたものです。なるほど、こういうこともあるのか、と。

これはぼくにとって、ひとつの経験則を形作っているのかも

しれません。日本経済のファンダメンタルズは良好なのだから

去年の今頃に比べればホールドのリスクはずっと少ないはずだ、

といった内心の声も何度か聞こえます。

だからこそ、いつまでもグズグズ持ってるんですよね、

高値で掴んだアセットM(2337)やダヴィンチ(4314)や

アーバン(8868)などを。

実はひとつ、ホールドが辛くなってきている銘柄があります。

フィンテック(8789)。買値が101.0万ですから、

今では半値近く。去年のベリサインの損失が何だか可愛く

見えてくるのは気のせいでしょうか(汗)?

人ごころ 移りはてぬる 花の色に

  昔ながらの 山の名も憂し (後鳥羽院)

大意:「人気の移ってしまった銘柄は名を聞くのさえ辛いことだ」☆


2006年第9週の確定損益:▲34.6万(年間通算▲38.3万)