先日 サトケンさんの重ね煮教室 に参加してきたことをお話しましたが

その後お会いしたお友達に佐藤初女さんのご本をいただきました。

いのちの森の台所 (集英社文庫)/集英社: ￥735; Amazon.co.jp

この中にね　はっとする一文があったのです

ちょっと長いけれども引用させていただきますね

人も野菜も透明がいい

透明になるときは、野菜のいのちが私たちのいのちとひとつになるために生まれ変わる瞬間、

いのちのうつしかえのときです

いのちが生まれ変わる瞬間には、すべてが透き通るんですよ

セミやザリガニが脱皮するときも、蚕がさなぎに変わる時も透き通っているそうです

また母乳も透き通ったのがいいそうです　昔、皇室で乳母制度があったころ

最終審査では黒塗りのお盆にお乳を絞り、黒いお盆が透けて見えるお乳の人に

決定したということです　

お母さんのお乳が赤ちゃんにいのちを与えている　まさにいのちのうつしかえですね

透明というのは、本当にきれいです　

なにか煩わしいものがたまっていると、たちまちにごりが現れます　

食べ物も人も、透明がいいと思います

・・母乳のくだり、経験があります

初めての子の時、なれない母乳育児の中、いろいろと調べたのね

その中で赤ちゃんにとって一番良い母乳は透き通っていること　ということを知り

そのためにはお母さんは野菜中心、お肉は控え　ケーキなどの乳脂肪分を避けること

そうするとさらさらの母乳になり、赤ちゃんは美味しい良質のお乳のおかげでお腹に負担がなく

結果いつもご機嫌で育てやすく　さらにその結果お母さんも育児が楽になる

そうなんだぁ　と思って素直に取り入れて

野菜とお米を盛り盛りといただいてました

どんぶり飯（笑）

また　人も透明がいい

ということも体験として知っています

内観世界のお稽古の時に　透明な身体がいい　ということをお聞きしています

透明な身体とは　自我が外れ　そのままをそのまま受け取れるカラダということ

自我が外れているといってもいつも常に、というわけではもちろんなく（だって、人間だもの）

その瞬間　「技として客体（肉体）と自我が綺麗に離れている状態」をさします

そういう時って　するすると身体に何かが通り　肉体のみならず

運命の流れのようなものの滞りもないのです

だから　さらさらと日々健やかに過ごせます

自分の道を透明に歩いている

今日作った、サトケンさんに教えていただいた重ね煮　透き通っているのが見えるかなぁ？

お水も一滴も使わず　少々のお塩だけであとは野菜の力だけで作り上げる重ね煮というお料理

陰陽の順に野菜たちを重ね　お鍋の中で調和する宇宙を作り出します　

切り方にもちょっとしたコツがあります　あと・・魔法の呪文もね！（笑）

重ね煮で、体調が良くなった　病気が治った　という話もあるそうです

何かが「透き通った」んでしょうね　うん　

そんなサトケンさん を今度我孫子にお招きして重ね煮教室を開いていただくことになりました！

こちらがサトケンさん

９月９日（月曜日）11時～　参加料金4000円前後の予定です　

お料理する方　これからする予定の方　ご興味のある方　是非いらしてください！　

きっとお役に立つこと間違いなしです

人生観、変わる方もいらっしゃるしれませんね(^-^)

詳細はまた後日　お日にちだけひとまずあけておいてくださいね！

透明な身体は透明な野菜で作られる

・・・のかもね( ´艸｀)