■第三者の声

ある商品を購入するか否かを迷っている時、第三者が「これは良いよ」とお勧めしてくれるだけで、購買意欲が高まりますよね。

つまり、決断を迷っている人にとって、第三者の声は決断のひと押しになるのです。

また、人間は心理的に家族や友人、尊敬する人などに商品やサービスを勧められると、その商品やサービスについて興味を持ちやすくなります。セールスマンが商品やサービスを説明していても聞く気になれなかった人でも、自分の親しい人が説明すれば聞くと思います。

■お客様の声

ランディングページでは、第三者の声をお客様の声として掲載することが出来ます。お客様の声はコンバージョン率アップにも繋がる重要な要素の一つです。

■効果的なお客様の声とは

お客様の顔写真を掲載する
商品やサービスを使って問題が解決したことをイメージさせるような、笑顔の写真が良いかもしれません。

お客様の身元が分かる
例えば、「株式会社○○の○○さん」としたり、お客様が運営しているHPのアドレスを載せるなどすると良いでしょう。

著名人から声を頂く
誰もが知っているような社会的に信用のある人物から推薦を受けることは、商品やサービスに対する信頼感のアップに繋がります。


■お客様の声を集めるには?

簡単な方法としまして、商品やサービスのモニターを募集し、お客様に無料で使って頂く際に、顔写真と感想をWEB上で載せることの同意を得ると良いと思います。
■LP(ランディングページ)内において、商品やサービスの価格をどこに明記すべきか?

大きく分けて2箇所考えられます。

1.ファーストビューで見える位置

2.商品・サービスの紹介が一通り終わったページの最後

最近見かけるランディングページでは前者の方が多い。特に大手企業のLPではファーストビューで価格を明記しているのをよく見かけます。

後者の場合は、情報商材を販売するページでよく見かけます。


■では、ユーザーの視点から立つとどちらが良いだろうか?

私だったら前者の方が安心します。価格が明記されていないと、文字を読むのを途中で止めてカーソルを一気に下にスクロールしてしまうこともあるからです。ただし、これは個人差があるので一概には言えませんが・・・。

ただ、LPではユーザーに疑問を持たせてはならないので、その点を考慮するとファーストビューで価格を明記しておくと親切ですね。


■ファーストビューで価格を明記するデメリット

「ページを離脱する可能性が高くなる。

これは、あらかじめ予算が決まっている場合に多く発生します。1万円までの商品やサービスを探しているのに、39,800円と明記されていれば、ページの内容を読まずに離脱するかもしれないからです。つまり、直帰率が高まります。

しかしこれが、ページの最後に価格が明記されていた場合、もしかしたら商品やサービスの良さを知って、予算がオーバーしても購入してくれるかもしれません。


■ファーストビューで価格を明記するメリット

「ユーザーにとって親切である」

「価格の近くに買い物ボタンを設置することで、キャッチコピーだけで購入をさせることが可能になる。ユーザビリティも良くなる。」


このようにメリットとデメリットを理解した上で、価格の明記をどこにするかを決めると良いでしょう。または、ABテストを実施するという方法も有効です。

■LP(ランディングページ)の基本


それはファーストビューで・・・


「LPの内容をユーザーに伝えること」


ファーストビューのデザインに凝り過ぎて、スクロールして文章を読まないと何のLPなのかが分からない

LPをたまに見かけます。


キャッチコピーとリード文を読んで、このLPで何が書かれているのかユーザーが理解できなければ

直帰率は高まります。理想はキャッチコピーとリード文を読んで、ユーザーにとってどんなメリットがあるのか

伝えられる良いでしょう。


わざとキャッチコピーで興味を惹き付け「何だろう?」と思わせて、LPを読ませる方法もありますが、

基本的には「ファーストビューでLPの内容を伝える」と分かりやすいLPになります。


分かりづらいとユーザーは考えないといけません。考えると面倒になります。面倒になるとLPを雑に読みます。

もしくは読まずに離脱するかもしれません。


あなたのLPはファーストビューで内容がユーザーに伝わっていますか?



■アンカーリングとは

例えばある音楽を聴くと、昔付き合っていた恋人のことを思い出す。と言うように、心に強く
印象が残っていたことが音楽によってよみがえるような現象を言います。

■アンカーリングするには

人間の5感(聴覚、視覚、嗅覚、味覚、触覚)に対して強烈な印象を与えることで、アンカーリン
グすることが可能です。

例えば、海外旅行に行きドリアンを食べたとしましょう。その時、強烈な匂いが嗅覚を刺激します。

その後、旅行から帰ってきてお店でドリアンが売られていました。その臭いを嗅いだ途端、アン
カーリングにより、旅行先でドリアンを食べた情景が鮮明に思い出すことが出来るでしょう。


■これをLP(ランディングページ)に活用するには

LPではキャッチコピーファーストビューでアンカーリングがしやすくなります。

LPの場合、嗅覚と味覚と触覚でアンカーリングすることが出来ません。

聴覚と視覚でのアンカーリングになるわけです。

聴覚の場合であれば、LP内に音楽を取り入れることが考えられます。しかし、印象付ける音楽を
制作するのは非常に難しいですし、費用もかかり現実的ではありません。

そうなると、視覚でアンカーリングした方が簡単です。

例えば、強烈なキャッチコピーを作ってアンカーリングする方法や、
インパクトのある画像をファーストビューで見せてアンカーリングする方法などが考えられます。


■視覚と聴覚に同時に印象付ける方法

これは動画を用いることで可能になります。

動画であれば視覚と聴覚両方に訴えることが出来るので、アンカーリングしやすくなります。

強烈なキャッチコピーの下に、印象に残る面白い動画を設置するのが理想的な方法でしょう。


■テレビCMが良い例

アンカーリングと言えばテレビCMです。

例えば車のCM。気持ちが良いドライブ風景に、BGMが流れています。

その後、どこかのお店でCMで使われていた音楽がBGMが流れていた際に

「この音楽は○○○(車種)のCMで使われていた曲だ」

と思い出すことが出来ます。

私は今でも

「カローラⅡに乗って~♪買い物に出かけたら~♪財布ないのに気付いてそのままドライブ~♪」

というCMを今でも覚えています。このメロディを聞いただけで、カローラを思い浮かべることが
出来ます。

このように、強烈なキャッチコピー、覚えやすいメロディ、印象に残る映像により、
アンカーリングすることが可能になるわけです。
■お客様が店舗に求めることベスト3とは

実地店舗において、お客様が求めているベスト3は下記の通りです。

1位 清潔でキレイ。整理整頓されていること

2位 スタッフの接客の良さ

3位 価格が見やすい


■これをLP(ランディングページ)に置き換えると

「清潔でキレイ。整理整頓されている」

これはサイトのデザインと構成部分に当てはまります。

色使いやテキストなどのデザインはキレイで見やすいかどうか。
情報が整理されていて、欲しい情報が分かりやすく配置されているか。


「スタッフの接客の良さ

これは<サイト内のfont color="#FA8072">文章に当てはまります。

丁寧で、誰でも分かりやすい文章を使って書かれているか。


「価格が見やすい」

価格をLPのどこにも表示せず、購入ボタンをクリックするとそこで
初めて価格が分かる。そんなLPでは親切であるとは言えません。
価格を見やすい位置にしっかりと表記してあることをお客様は求めています。