頑張ってるのに、できないこと | ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

大阪を拠点に活動中。発達障害児を育てるお母さんに向けて「信じて見守る子育て」を発信しています。元毒親。息子の発達障害をきっかけにコーチングを学び、起業しました。「気質」×「コーチング」×「方眼ノート」でありのままの子どもを認めて伸ばす子育てを伝えています。

こんにちは!

ハンサムおかん☆きよみんです。

 

今日も朝早くから登校する長男を

玄関で見送り

リビングに戻ってみると、

荷物を詰めていたあたりに

なぜか筆箱。。。

 

 

こんなに大きなものなのに、

どうして気付かなかったんだろう。

以前はそう思って、

なぜか腹立たしい気分になっていました。

 

リビングを出る数分前、

長男は自分の目の前にある

自転車のカギを

探していました。

 

キッチン側にいる私からは

すぐに鍵があるのが見えたので、

「そこにあるよ」と

伝えましたが、

以前なら、

本当に目の前にあるのに、

なぜ気付かないんだ?

とイラッとしていました。

 

彼が探しているものの

半分くらいは、

すぐ目の前にあるもの。

あと半分くらいは、

決まった場所に戻さず、

無意識にふっと

そのあたりに置いたもの。

本当に見つからずに

大変なのは

わずかしかなかったりします。

 

目の前にあるのに気づかない。

ということが

理解できなかったおかん。

毎回なのに、

また無意識にそこらへんに

持っているものを置いてしまうことが

理解できなかったおかん。

 

だからがっつり

怒りましたし、責めました。

 

でもあるとき、

当時通っていたジムで

マシンに乗ってウォーキングしようとしていて、

自分の目の前にあった

ドリンクホルダーに

全く気付くことができず、

持っていた水筒を手に

ウロウロしてしまい、

スタッフの方に笑顔で

「ここですよ♪」と

教えてもらったとき、

「目の前にあって気付かないことってあるんだ。」

とようやく気付きました。

 

眼鏡をかけて

生活していた頃、

寝る前に外して

どこに置いたのか

朝起きたら全く覚えていなくて、

自分では見えないから

探せなくて、

いつも次男に

見つけてもらうようになって、

うっかり置くことを

責められなくなりました。

 

長男に

少し優しく接することが

できるようになったのは

そういうことがあってからだと思います。

 

人は、

自分が当たり前にできることを

できない人がいたら、

「こんなに簡単なことなのに、信じられない」

と思ってしまう生き物。

 

だから

大多数の人が

当たり前のようにできることが

できない人がいても、

なぜできないのかを

理解してあげられないで、

できないことを

責めてしまったり

するんでしょうね。

 

けれど

頑張ってやっていても

みんなのようにできない人

できないことって

実はたくさんあるし、

自分だって

テンパっていたら

見えなくなってしまうことがある。

 

できない本人は

一生懸命です。

指摘されたら、

「なんでこれができなかったんだろう」

って自分を責めたりします。

「こんなこともできない自分は最低だ」

って

自分自身を否定してしまったりも

しています。

 

わざとしないなら

しょうがないけれど、

本気で頑張っていて(そうは見えなくても)

でもうまくできないことは

責めずに見守るか、

普通に

「ここだよ」

「これだよ」

「こうすればいいんじゃない?」

って言ってあげたい。

 

完璧な人なんていません。

 

自分自身だって

いろんなことができなくて、

わかっていても

できないこともたくさんあって、

それでもなんとか

やっている。

 

だから

自分はできても

子どもができないこと、

そんなに責めるの

やめませんか?

 

たぶん

それができなくて

困ることはあっても

死にはしないから。

困ったときは、

できる範囲で

助けてあげればいいから。

そして、

「きっとできるようになる」って

信じて見守っていればいい。

 

 

「こんなにガミガミ

言わなくてよかった」

ってこと、

どのくらいありますか?