まもなくターミナルに到着します

ディラックの空の天候不順と機関室の不調のため、思いのほか時間がかかってしまいました。
大変、お待たせいたしましたが、みなさんをお乗せしたロストレイルは１０月３１日、ターミナルに到着し、同日よりキャラクター登録と掲示板コンテンツの利用が開始されます。

それにともないまして、この開発ブログは更新を終了とさせていただきますね。今日まで、ありがとうございました。

いただいたご質問やご要望について、すべてにお応えできていないのが心苦しいのですが、可能な限りはサイトの更新などに反映してあります。また、このブログ上での記述と、サイトの記述に矛盾がある場合、今後はすべてサイトのほうが正しいものとお考え下さい。

「アリオの冒険」の一部は、サイトに「とあるプロローグ」として掲載しました。
このブログのログは、当面はそのままですが、数ヵ月後をめどに予告なく削除することがありますことをご了承下さい。

本日より、Twitter上に公式アカウント「@lostrail」も開設しております。アリッサのつぶやきに乗せて、ターミナルの情報もアップしていきますので、どうぞお楽しみに！

本編は、１１月７日頃よりチュートリアル的な掲示板イベントを行う予定ですので、合わせてご注目下さいね。

さあ、いよいよ、みなさんの、ロストナンバーとしての旅が始まります。

どうぞ、よい旅を！

プレサイト、公開しました。

螺旋特急ロストレイル
http://tsukumogami.net/rasen/

ただいま、プレオープン中です。
ワールドガイドなど、一部のコンテンツのみご覧になれる状態になっています。

キャラクター作成については、設定項目など、マニュアル内で詳しくご紹介しています。また、設定などは、開始時点でこれ以上の情報は公開されませんので、今の段階でも登録のシミュレートが可能となります。

誤字などのご報告をいただいた方、ありがとうございます。順次、対応しております。

今しばらく、ロストレイル車中での待機時間となりますが、よろしくお願いいたします。

おわびとおしらせ

『螺旋特急ロストレイル』のキャラクター登録を１０月１０日開始と広報いたしましたが、この日程を延期します。

キャラクター登録システムの最終チェック段階で不具合が発見され、万全を期すために、開発期間を当初予定以上にとらせていただくことと致しました。お待ちいただいております皆さまには、ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞご理解下さい。

なお、１０月１０日には、サイトのプレオープンを行い、ワールドガイドなどが公開される予定です。

　

おしらせです。

あっという間に、９月も終わろうとしていますね。みなさんのお住まいの地域も、秋は深まり、しだいに冬の足音が近づいてきているのではないでしょうか。思えば、「銀幕～」以後、第２作を運営するかどうかを正式に決定し、その企画に着手したのは2008年の１０月のことでした。それからおよそ一年を経て――

大変、長らくお待たせしました。

２００９年１０月１０日より、『螺旋特急ロストレイル』のキャラクター登録を開始します。
10/4追記：予定を変更しました。

ただし、各種コンテンツにつきましては、その後、順次運営開始という形にさせていただきます。今のところ、掲示板→イラスト→シナリオの順で実装される予定です。予定は変更になる場合がありますことをあらかじめご了承下さい。

それでは、みなさんとターミナルにてお会いできるのを、楽しみにお待ち申し上げております。

すべての記憶と引き換えに

以前、ロストレイルではキャラクタータイプは「コンダクター」と「ツーリスト」の２種類だとお伝えしました。実際には、第３のキャラクタータイプ「ロストメモリー」が存在しています。ですがこれはNPC専用タイプですので、特に解説していませんでしたが、せっかくですので、紹介しておきましょう。

旅人たちはもといた世界への帰属を失うため「ロストナンバー」と呼ばれることは以前にもお話したとおり。かれらは自分が再び帰属すべき世界を探して旅を続けるのですが……なかには、なんらかの理由で旅をやめてしまうものもいます。

旅をやめ、世界群の中に自分の帰属先をもとめるのではなく、「０世界に帰属することを選ぶ」、そんな選択肢もあります。０世界には、本来、セクタン以外に土着の生物はいません。この世界の新たな住人として認められるためには、０世界の中枢である＜アーカイヴ＞に、自分に関するすべての記憶を差し出さなくてはなりません。

一切の記憶を差し出したものは、本人はそれ以前の記憶を失い、また、すべての世界群からその存在の痕跡が消されます。普通、たとえば、ロストナンバーになった人間は自分の世界から放逐されても、自分は昔のことは覚えていますし、もといた世界では、消えたロストナンバーのことも知られています（残された人視点では神隠しのような感じですね）。そういった、自分自身以外のものがもつ自分に対する記憶も消えてしまうので、最初からどの世界にも自分がいなかったかのように、世界が再構成されます。

こうして、自分が存在した過去をすべて失い、０世界で生きることになった人々を「ロストメモリー」と呼ぶのです。

ロストメモリーは旅には出ず、ターミナルで生活します。
多くは世界図書館の職員として働き、世界司書になることが多いようですが、世界図書館以外の、ターミナル内での産業に従事するものもいます。ターミナルで開業するお店屋さんなどですね。また、ロストレイルの乗務員になったものなどは、例外的にロストレイルに乗って０世界から離れることができますが、旅先で自由な行動はとれません。


※ロストメモリーたちをちょこっと紹介
左／甘露丸。料理人。異世界の食材を使った創作料理を日夜研究中。あなたも彼の依頼で異世界の食材探しに赴くことがあるかも……。
中／ウィリアム・マクケイン。アリッサに仕える執事。館長公邸の一切を取り仕切っている。こわもてだが物腰はエレガント。
右／リリイ・ハムレット。ターミナルで仕立屋を営む謎めいた女性。『画廊街』の片隅に猫と暮らしている。