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Y○Uツアーから、2カ月ちょいぶりの名古屋。今回はひとりじゃなかったから、ライブまでの時間も名古屋コーチンの親子丼を食べたりはじめましてのアジ友さんに会えたり、わいわいして楽しかったなー☆

開場までの時間、ワンピな私は並びながら蚊に喰われまくった(笑)そんなに前じゃなかったのに、いざ中に入ってみたら難なくみんなで最前get☆5月はまともにステージが見えなかったのに、今度は近すぎて不思議な感覚だった。

まず一組目は、24~twofour~聴くのも観るのも初めてだけど、馴染みやすくて違和感なく楽しめた☆簡単だからみんなで歌ってって振られた曲が意外にわからなくて焦る(笑)

そして二組目はもうAJISAI。セッティングに出てきた松本さんのシルエットが細すぎる。。3週間前より更に痩せているのが薄闇の中でも容易に分かって、なんだか不安な気持ちになった。ふと気付くと、太作さんがやたらドラムを叩いている。こんなに叩いてるの珍しいなぁ。。緊張してるのかな。そのうち須江さんも加わって、軽いセッション状態が続く。きゃぁ格好イー☆この時間の須江さん好き。

一旦楽屋へ下がったメンバー。いつものSEが流れて、太作さんを先頭に拍手の中ふたたび現れる。松本さんが片手をあげて、SEが鳴りやむと同時に聴き慣れたビートが流れ出した。おー送信だ、この始まり方好き。普段あんまりステージ上で集まって合わせる姿って見せないけど、送信だけは別なんだ。ライブで聴く送信はそんなところも大好き。

アジ友さんに囲まれて一緒にはしゃいで、曲は大好きな送信。しかも最前の一番好きな場所。それなのに何処か気持ちが晴れない自分がいる。眩しい照明に浮かび上がった松本さんの顔がやっぱりシャープすぎるんだ。なんだか知らない人がそこにいるみたいで、鋭すぎる視線に戸惑って目を合わせられなかった。半泣きでmocchiに視線をずらすと、そこにはいつも通りの穏やかな眼差し。聴こえない声でワンツースリーフォーってカウントを取る口元に、不思議と柔らかい気持ちになる。あぁ私ったら、何を怖がっているんだろう。余計なこと考えずに音に集中しよう。

‥‥今日のギター格好イーなぁ。。須江さんのアレンジはころころ変わるけど、今日は弾けていながらさりげない見せ場がたくさんあって、何度も音につられて手元を見ずにはいられなかった。やっぱり大好きなギタリストの手元を見てるのって楽しい☆

曲終り、珍しく松本さんが須江さんにアイコンタクト。なにか小声で話し掛ける‥‥が、いつも通りうまく伝わらない(笑)場の空気を気にした須江さんが「なんだよ、やっちゃったみたいな顔してパンチ!」って笑って突っ込む。もちろん松本さんはいつも通りスルー。(笑)

続くイントロは。。。ん?なんだろう聴き覚えが無い。まさかの新曲。。?やがて耳慣れたフレーズが流れると同時にアジ友さんが手をあげる。うわー、素晴らしい反射神経☆便乗してはしゃいだのは世界の果て。そうそう、こういうのが聴きたかったんだ私は。この曲ならあの表情も似合うんだ。もしかしたら昔はこういう感じだったのかもしれない、そんなことをふと思いながら大好きな音に埋もれていた。やたら横幅の狭いロックンロールのこと、機材に阻まれて須江さん前に出てこなかったけど、やっぱりこの曲のギター格好よくてアガるっ☆コーラスも多くて好き♪

松本さんがアコギに持ち替えて、失恋レシピ。時々笑みをこぼしながら歌っているのに、やっぱりどこか違う人のようで不思議な気持ちで見ていた。そして太作さんが刻むビートは、、rain manだぁ☆まさにどしゃ降り日曜日、な今日にふさわしい選曲。後で訊いたら最初からセトリに入ってたらしいけど、やっちゃいますか!だよね(笑)速攻手をあげて手拍子して、楽しかったぁ~☆フロント三人が笑顔で手拍子を求めてるあの光景が好きなんだ。ありがとうって少し首を傾げながら笑うんだ。前回もこれは盛り上がったし、手拍子が多い関西にこの曲はぴったりだなぁって思う。楽しかったー♪

会場がほのぼのムードになったところで虹。いつもよりテンポが速めでノリやすかった☆土砂降りの後に虹(笑)名古屋の空には架からなかったけれど、ロックンロールの天井には鮮やかな弧が描けたね。髪が伸びたうえに終始うつむき加減だった太作さんの笑顔がちらりと見える。あぁ熊谷の時も元気なかったし、久しぶりにそんな表情が見られてよかったなぁ。。

楽しい時間はあっという間、最後の曲はサイハテトレイン。今日も大好きなこの曲が聴けて幸せだったWハート何十回聴いても全然飽きないよー☆

全編通して、須江さんのギターに心を奪われる瞬間が多いライブだった。いつもと聴こえ方が全然違って格好よかったなリラックマ ハート

チケットかわいくて好きハートパスも可愛い☆
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もうなんにもしたくないくらい、使い切ってしまったから本屋さんに寄り道。やっぱり活字に囲まれているとほっとするなぁ。。なんとなく背表紙を眺めたり、装丁に目を奪われたりぱらぱらしたり。


ふと見慣れた星空が視界を奪う。あぁ久しぶりに開く頁。


最後の頁の、大好きな言葉に心がふわりと微笑んだ。


いろんな感情を一回りして、やっとここに戻ってきたんだ。離れていても笑っていて、そんなの無理だよって思ったけどちゃんと笑えているよ。ほんとは最初から知ってたよ。


どうか君の夜空に、優しい星が流れますように。


交差点の信号待ち、堪えきれずにしゃがみ込んで号泣していた。


不意に、誰かがなだめるように頭をぽんぽんと叩く。‥‥めずらしいね、早く帰って寝なね。


顔を上げる前に立ち上がったきみ。遠のいて行くリュックとビニール傘を、呼び止めることもできずにただ呆然と見送っていた。


誰かが何処かで呼んでいる。号泣しながら夢から目覚めた。



たとえどんなに切なくても、あの瞬間に戻りたい。