巣鴨が 初めてだ と言ったら、まずは 定番の とげぬき地蔵尊、




あちこちガタがきているので 洗い観音の全身くまなく、額と腰は 念入りに ナデナデしてきました。


その後、相葉ちゃんが しやがれで行った にんにくの奈田利亭にも連れて行ってもらいました。




梅にんにく と 生姜糖を買ったら、にんにくスープを試飲させて下さって、「 他のお店はもう見てきたの? 」 って 周辺のロケをやったところを教えて下さったんですが、

蜂蜜屋さんには ロケに関する掲示物が なにもなくて、鰻屋さんは 少なくとも外には何も掲示物はなくて、お腹いっぱいで もう食べられないから入れないし~、すっぽん屋さんは シャッターが閉まっていました。


駅のホームで 右左 … 「 次は、若冲! 」 サトシックの合言葉(笑)。


好きな人の 好きなものを同じように 愛でたい という感情は、至極 自然なもの。 でも、久しく 忘れていた感情でもあります。

「 幸せって何なの? 」 と、翔くんが 「 Hey Yeah! 」 の中で問うています。

本人が 幸せを 感じていることと、端から 幸せそうに見えることは 必ずしも 一致しません。

条件的には 恵まれていても、それが 幸せを約束してくれるわけではないのですから。

               * * *


宮部みゆき の 「 悲嘆の門 」 を上下巻 一気に読みました。 独特の世界観に中てられたのか、少し落ち着かない感じです。

これをファンタジーの括りにしてよいのか、私には分かりませんが、現代の日本を舞台にした小説で、サイバーパトロールの会社が出てきます。

そこの社長の考え方として

―――― 書き込んだ言葉は、その人の内部にも残る。

―――― 誰も自分自身から逃げることはできないのよ。

 ネットの世界では、〈 言葉 〉 がそのまま 〈 行為 〉 だ。 言葉しか存在しない世界だから、言葉が全てなのだ。

 それが蓄積して、発信者の 〈 過去 〉 になる。


私は、それを 「 他の誰が知らなくても、気づかなくても、自分自身が発した感情や言葉は、自分の中に澱のように沈んで、その人を形成する。」 というように読みました。

コンサートの当落の時期に、「 言霊 」 といって、前向きな発言を好む人がいますよね。 そういう風に、言葉の持つ力や影響力を 感じることもある。

凹んでしまって愚痴を言うことも 多々あるけれど、

「 書き込んだ言葉は、その人の内部にも残る 」 と覚えておきたいと思いました。