おはようございます
お盆休みに入りましたね…
いつもなら、必ず愛知の実家に帰省して、
庭の草取りや、お墓参りに行くのですが、
今年はどうしても、私と主人のスケジュールが合わず、
結婚して初めて、お盆に帰省することができませんでした
(そのかわりに、9月のお彼岸に帰ることにしましたが )
主人の両親はすでに亡く、
私の両親も随分と年をとり、
特に母は、数年前から軽い認知症が始まっていましたが、
今月に入って、とうとう本格的な認知症となってしまいました…
綺麗なものが大好きな母でしたが、一切、興味を持たなくなりました…
自身の親が認知症になるのは、とてもショックなことで、
私も、同居していた義父(主人の父)が認知症になってしまった時は、
心だけでなく、身体も参ってしまった経験があります。
ただ、義父の介護経験があったためか、
自分自身の、実の両親の、「 老いによる衰え 」は、すんなりと受け入れることができたようで、
今回の母の認知症も、義父の時ほどのショックを受けることはありませんでした。
また、母の場合は、兄夫婦と優しい孫たちが同居して、しっかりと見守ってくれているので、
私が不安になる要素などありませんし、
ましてや、同居してくれている兄嫁は介護のプロ(ケア・マネージャーさん)なので、
もう、全てお任せ状態で、本当にありがたいことです。
ただ、もしも、自分が介護経験がなく、
近しい家族が認知症になるという経験が、初めてのことであったら、
もの凄くショックを受けていたであろうことは、想像できます。
認知症になられた親御さんを目の当たりにして、
ご家族は大変なショック状態となり、
その現実(親御さんが衰えてしまったという)を、
受け入れがたくなってしまうことは、多々あるでしょう。
ただ、自分もそうでしたが、
これは、もう受け入れるしかありません。
親御さんが、老いて、身体機能が衰えていくことを、
そして、そう遠くない未来に、旅だっていくのだという現実を、
まずは受け入れないことには、
心の平安は得られないように思えます…
介護の第一歩は、
親の「 老い 」を、しっかりと受け止め、
受容することから始まるのかもしれません…