先々週木曜夜、無事にヨーロッパ旅行から戻りました。
途上国から行くと、先進国の凄さを肌身に感じます。
日本から行くのとはまた違う感じ方。
基準が今住んでいる国になるので当然ですね。
物資の豊富さ、質の良さ、お洒落度、娯楽、民度、モラル、景観そしてライフライン。
面白いですよ~同じ地球か?!と思う。
でもどちらも好きです。
そしてもう一つ面白いのは、
「もしも駐在になったら、この国に住めるか否か?」
という視点で国を見るようになりました。
そして夫とも話し合います。
教育や政治、治安、物価、親日的かどうか、日本食入手可能レベルと駐在年数等々。
でもね、結局どこの国も一長一短。完璧だと思うところはないはず。
やっぱり私にとっては日本が一番かな。当然ですよね。
そして月曜日、2週間振りに学校へ行った子供たち。
たくさんの連絡プリントと共に元気に帰ってきました。
このプリントの山がかなりの難関で・・・
まずは読解作業から。(もちろん全てスペイン語)
ひぇ~~~
そしてそれらの処理。大変大変・・・
ペルーの学校は3月始まりの12月終わり。
つまり今月が学年末なわけです。
それは知っていました。
でもKORの学校が7日までだということ。5日に知りました・・・
えぇーーー!!年間予定には9日までって書いてあるのにーー
と、そんなことはよくあることなので、
今更そんなに驚いたりはしないけど、
年度末に加えて、クリスマスイベントもあるし
12月~2月まで夏休みになるため、
その間のお誕生日会も前倒しであるし
もうてんやわんやです。
我が家にとって、初めてペルーで迎えるクリスマス。
家内では日本で迎える時と変わらない感じで過ごすつもりでしたが
学校行事はそうはいきません。
ここでは一般的に貧しい方々への寄付をします。
①まずKOR、AKR共におもちゃのプレゼントを用意して欲しいとのこと。
実名と性別、年齢を書いた紙を渡されるので、それに見合うものを購入。
②孤児院や老人ホーム(恵まれない方々の)への食料も学校単位でまとめて
数か所へ届けるとのこと。
③リマ市警の子息への古着の提供。(お給料がとても少ないらしい)
今回は品物の指定がありました。
「缶入りミルクと粉乳」、プレゼントとこの他に古着も沢山寄付しました。
以前、幼稚園から消防署見学へ行った際にも
同じように食料品の寄付をしました。
ペルーでは消防員の方々は皆ボランティアなのです。
こういうシステムはとても良いと感じています。
分けられるものを分け合うこと。
恐らく、そこそこ裕福な子供たちが通う学校では
年に何度か行われているのでしょう。
義務でも強制でもなく習慣化している点に共感できます。
子供たちにとっても自分の置かれた立場を
見つめなおす良いチャンスになればいいと。
ペルーの中で、首都リマはとても特殊な街で
人も物資も商業も何もかもが一極集中しています。
それはリマから数時間車を走らせるとよく分かります。
水道も電器もガスもない生活をしている人がまだまだ沢山いるのです。
早くライフラインが整えば・・・と思っていたけど、
その考え自体が私のエゴなんだろうなぁ。
自然と共に生きる生き方の方が正に自然なんだろうと、
アマゾンに暮らす人たちを見て思うこの頃。
きっと彼らから見れば、私たちの生活なんて窮屈で仕方のないものなのでしょう。
ちなみに上↑の写真
四角い建物は住宅です。
全て不法占拠。
でも3年住み続ければ、自分の土地になるらしい。ほぇー