人に言いたくなるマサイ族のあれこれ。 | チー旅。〜世界一周する(仮)〜
はじめは、

「行っても行かなくてもどっちでもいいかな」

って思ってたマサイ族の村。

最終日の朝、マサイ族の村を訪れるオプションが付いていました。

私たちは、キャンプの人に案内されてマサイ族の村へ向かいました。




村の入り口で、お金を払います。

なんだなんだ商業用マサイ族じゃないか。

1,000シリングの入場料がかかることは

ナイロビの宿の人も事前に言っていました。

用意していた1,000シリングを渡して村の中へ。




あたりまえだけど、子どもがいます。



マサイ族=ジャンプする背の高い集団

というイメージだったので子どもが

駆け回るその様子は少し予想外でした。

いや、あたりまえなんですけどね。







マサイ族の家の中を見せてもらいました。




背の高いマサイ族にとって、割に合っていない小さな造り。

私も狭いと感じるほど。







この小さな家を造るのはなんと女性です。

20人ぐらいが2か月ぐらいかけて一つの家をつくるそうです。

私がお邪魔した家の間取りは、入り口すぐ正面に子牛の部屋、

奥に入ってキッチン。キッチンを挟むようにベッドルームがふたつ、

ゲストルームがひとつ。それだけです。

もちろんシャワーもトイレもありません。




煙のための小さな排気口がひとつあるだけで

そこから入る明かりはほんの少し。

外は明るい朝なのに目の前に何があるか、

この家に今何人の人がいるかも分からないほど家の中は暗い。



キッチンの真ん中で火が起こされ炭が立てる煙に喉がしみる。



「日本の家もこんな感じ?」


まさかね。


「日本の家はもっと窓がたくさんあって大きくて

ボタンひとつで電気がついてじゃぐじをひねれば

いつでも水が出て、火だって一瞬で着く。いつでも。」



「いつでも?」

「うん、いつでも。」



この家を見る限り、幸せかそうじゃないかは別問題として

彼らの生活がこんな時代に便利な生活でないことは確か。


電気は無い。

水は毎日川へ汲みに行く。

火は薪でおこす。




「今より便利な生活を望む?」

「そう思う。」



マサイの村から出たいのかな?

出たくても出られないからここにいるのかな?




「ナイロビに住んだり、海外に住むことは出来ないの?」

「できるできる。全然不可能なことじゃないよ。」




「マサイの人はどうやって結婚相手を見つけるの?」

「男が他の村に結婚相手を探しに行くんだよ。」


男性は20~22歳、女性は17~20歳ぐらいで結婚するらしい。

今は国際結婚もあるらしい。

ついこないだも、この村でカナダ人の女の人と

マサイの人が結婚したって。

少し村に住んでたけど今はカナダに行ったとか。




英語の話せるマサイの人がちらほらいるのは

村の近くに建てられたマサイのための学校のおかげ。


ここで5~13歳まで通って勉強したり英語を覚えたりするらしい。




「みんなケータイ電話持ってるの?」

「持ってるよ。」

「月どのくらい払うの?」

「プリペイドカードを買うんだよ。」

「月いくら?」

「1日200シリングだよ。(260円ぐらい)」

「1日?じゃあ毎日買うの?」

「そうだよ。」




でも、そのお金はどうやって稼いでいるんだろう。



「何してお金を稼ぐの?」

「ウシを売る。」

「それだけ?」

「そう。あとはこういうツーリストの落とすお金かな。」



ちなみにマサイ族はひとり当たり

ウシを300頭持っているそうです。

すげー。





「みんな幸せ?」

「とっても幸せ。」





何事も経験ですねやっぱり。

ここに来てよかったと思いました。

経験は、関らず身になる。

悪いことには繋がらないようにできてる。



辛いことも、




人が嫌がることも、




本当はやりたくないことも、機会が来たならそれはきっと

“自分が今やるべきこと”で、それにはきっと意味があるんだと思ったりする。






結果が良いものにならなくても必ず何かを得るんだね。













後半マサイ族関係なくなっちゃった!!!!!(汗)

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