津軽三味線 in ニュージーランド!

津軽三味線 in ニュージーランド!

海外ニュージーランドで津軽三味線を始めました。パートナーと一緒に三味線やってます。

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オーストラリアで活躍されているプロの津軽三味線奏者、只野徳子さんとお会いでき、夢のような時間を過ごしたその1週間後、実は私たち三味線グループ音緒(ねお)には、今年最後の大きなミッションが待ち受けていました。

毎年年末にオークランド総領事公邸で行われる天皇誕生日のセレモニーで、今年はなんと音緒に演奏依頼をいただいたのです!!

場所が総領事公邸というのもすごいのですが、またゲストもすごい。ゲスト数300人。市長、国会議員、市会議員、その他日本関係の団体の代表など、オークランド中から要人の集まるセレモニーなのです。

幸い私は、過去2年、音緒(津軽三味線サークル)のリーダーとして一ゲストとして呼ばれて出席させていただいていたので、イベントの大きさは知っていました。もし知らずに今年当日会場に行っていたら、事前に事の重大さに気づくことは無理だったと思います、笑。

リハの段階でマイクの数が足りないなど、いろいろとハプニングはあったものの(よくありがちなハプニング!)、本番はみんな落ち着いて演奏することができたと思います。お客様は三味線という楽器を知らない現地の方もたくさんおられたのですが、演奏後はいろんな方から声をかけていただき、「演奏すばらしかったよ!」とありがたいお言葉をたくさんいただきました。

演奏前。




緊張の演奏!


演奏後?



気づいた方もおられたかもしれませんが、今回はユニフォームを新調!今までチームのロゴ入りのTシャツだったのですが、もうちょっと和風な衣装?をということで、この秋くらいから作り始めてはいたのです。でも、目標は来年のジャパンデー(3月)ということだったのですが、そんな中での今回の演奏依頼!さすがにTシャツで出ることはできないということで、急遽4着、このイベントのために仕上げることに!

ユニフォーム作成は、今回演奏には出ることのなかったメンバーがやってくれました。演奏に出た者も、出なかった者も、みんなで頑張って成功させたイベントだったと誇りに思っています。

というわけで、今年最後の演奏を、このような素晴らしいイベント出演という形で締めくくることができたことに、本当に感謝の念に堪えません。今回出演の依頼をくださったオークランド領事館に改めてお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

今年の演奏は終わりましたが、ここニュージーランドは夏真っただ中で、1月以降も多くの演奏依頼をいただいています。ということで、夏の本番はこれからです!

というわけで、これからもイベントレポは続きます。

来年も引き続き、よろしくお願いいたします!





あー、今年は本当にブログから遠のいてしまった1年でした・・・・。

忙しかった、というより、今までのように発信方法が「自分の内面の思いをぶつける」というのではなくなり、「イベントの報告(+告知)」のような宣伝が主になってしまい、発信場所も主にフェースブックになってしまっていました。

来年はもう少しブログに戻れるようにするのが目標です!

さて、遠く離れつつあったブログですが、是非まだ読んでくださっているみなさんに報告+自分自身の記録として残しておきたい出来事が年末に連続してありました。

今日はその①。

もう一か月ほど前になりますが、長年私のあこがれの存在であった、オーストラリアでプロの津軽三味線奏者として活躍されている只野徳子さんと実際にお会いすることができました!

もし只野徳子さんをご存知のない場合は、こちらを!

https://www.youtube.com/watch?v=Qz10cdyn61M

オーストラリアのテレビのタレントショーにも出演されたことがあって、一気に有名になられた方です!

只野さんはニュージーランドには今までちょくちょく公演で来られていたようなのですが、いつもウェリントン。(私たちが住んでいるオークランドからは車で10時間ほど離れていいます。。。。。)

ところが今回はなんと、オークランドに来られることに!!!

ウェリントンでの公演もあったようなのですが、オークランドでは、領事館主催の日本映画祭のオープニング演奏、そして現地の学校訪問演奏で訪れられていたのです!

そして私たちの三味線サークル音緒(ねお)は、今回の学校訪問、映画祭と直接かかわっていたわけでもないのに、領事館からお声がけいただき、只野さんとのお食事会に誘っていただきました!



只野さんの横に座ってお食事・・・・夢のような時間でした!

短い時間ではあったのですが、私たちの活動のなれそめ、オーストラリアでの津軽三味線事情など、いろんなお話をさせていただきました。

只野さんと私とでは、プロとアマでポジションは全くことなりますが、津軽三味線という楽器が全く存在しなかった海外(只野さんはオーストラリアのメルボルン、私はニュージーランドのオークランド)で、現地の方に三味線という楽器を知っていただくという活動を行っているというのは同じで、いろんな苦労だけでなく、その過程を通じての喜びなど、共有できる部分がたくさんあると思います。もちろん、演奏クオリティーには雲泥の差がありますが、私たちには私たちのできるレベルで、そして只野さんの見習えるところは見習って、これからも活動を頑張っていこう!と元気をいただきました!

お食事会を楽しんだその日の夜は、上述の日本映画祭で只野さんが演奏されるということで、メンバー何人かで一緒に見に行ってきました!



いやー、この演奏がほんとうに素晴らしかったです!

三味線が素晴らしかったのはもちろんのこと、彼女の力強い歌声にも感動。本当にたくさんの元気と勇気をいただきました。こんな風にかっこよく三味線が弾けたらいいなーって!

お話させていただいた時間も本当に短かったのですが、別れ際には、また是非近い将来、お互いが行き来できるといいですね、というはなしになりました。日本からみたら、オーストラリアとニュージーランドってお隣で近いような印象はあるかと思いますが、実際は飛行機で4時間くら飛ばないといけないし(笑)そんなに頻繁に行けるところでもありません。でも今回お会いしたことで、今まで雲の上の存在であった只野さんがかなり身近な存在になったのは事実。近い将来またお会いできるよう、私たちもそれまでまた演奏活動がんばります!

というわけで、夢のようなイベントだったわけですが、この年末はまたさらに大きな!?イベントがありました。

続きはこの後!

わー、アップが一週間も遅れています!汗

もう今年は後半から演奏依頼が絶えず、一つ終わってやっと一息、って思ったらまた依頼が来て・・・・の連続で。今回の演奏依頼もTaste of Japanの演奏の直後に来ました。私たちの活動が徐々に知られてきている証拠で、うれしくはありますが、事が起こっているスピードになかなかついていけていない私・・・・笑。

さて、タイトル通り、初めて地元のオークランド大学の文化イベントで演奏させていただきました。

今回は大学でのイベントとあって、演奏が初めての若-いかわいいー(かっこい!笑)メンバーも連れて行ってきました!

本当は、演奏依頼によって内容で勝負できれば一番いいんですが、急に依頼が増えて、なかなか内容で対応していけてない私たち・・・・。だから、メンバーで勝負です、笑。










若い学生のメンバーはまだサークルに入って半年くらいで、まだ弾ける曲数も1,2曲なんです。が、今回は見てくれる人が大学生ということで、若いメンバーに刺激されて「私たちも三味線がやりたい!」って思っていただけたらー、と思い、このような状況で3人の学生さんに声をかけました。すると、直前にもかかわらずみんな演奏したい!ということで、緊張しつつもみんな見事に初舞台をこなしてくれました!すごく頼もしかったです!

実は今サークルには、3人のハーフの若者がいます。ハーフ日本人、ハーフNZ人です。この中には、生まれも育ちも日本っていう子もいるんですけど、なぜかニュージーランドに来てから三味線習い始めてるんですよね、笑。(日本には立派な先生もたくさんいらっしゃるのに!)でもこれって私にとってはすごくうれしいことで。きっと、みんな、無意識ながら自分のルーツを探ってきたんだと思います。そして、三味線に出会った。そしてみんな、のめり込んでがんばって練習しています。もともと私が三味線を始めたのは国際交流が目的のところが大きかったので、もっと現地の人が参加してくれるかと思ってたんですが、今のところ残念ながら少なく。でもこのハーフの若者がたくさん参加してくれるようになったのは、ある意味うれしい誤算でした。かれらはある意味日本人よりも真摯で、私自身もかれらから学べることがたくさんあります。これからの成長がとてもたのしみな3人です!

さて、これから年末にかけて、まだまだイベントが続きます。ここではまだ公表できないこともあるのですが、また後々報告させいただきますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします!





今週末、テースト・オブ・ジャパンという日本文化お祭り的なイベントがあり、そちらで演奏させていただきました。

それにしても、死ぬかと思った!笑。怒涛のスケジュール。

始まりは木曜日、今回のおそらくスポンサーであったと考えられる領事館により、オープニング・セレモニーが開かれ、領事公邸に招かれ、数曲演奏させていただくことになりました。



お客様は少なかったものの、距離感が半端なく、あまりに近かったためかなり緊張・・・・。目の前にはオークランド総領事も座っておられました。演奏後は「とてもよかった」とお声掛けをいただき、うれしかったです。

金曜日、最終リハ!





過去2か月にわたって毎週練習してきましたが、いよいよ最後のリハ!だったのですが、思わぬハプニング。初めて演奏時間を計ってみたら、思った以上に短い・…笑。前日になって曲を一曲加えることに!笑。なんという失態。しかし、前日に気づいたのが救いでしたー、笑。

そして本番、土曜日!

オークランド美術館での演奏。





美術館という立派な建物だけあって、音響が半端なくよかったのです。当初はマイクを三味線用に2本用意する予定でしたが、本番はなしということで決定。それでも歌い手さんの声が負けていたというフィードバックをいただきました。新たな教訓です。

そして二日目、日曜日、オークランド博物館内のイベント・センターでの演奏。





見てください、この金屏風!これだけで緊張マックすですよ!笑。すごいプレッシャー!こちらも立派な建物で、気持ちよく演奏させていただきました。こちらはマイクの調節もばっちりで一安心。

二日続けての演奏でかなり疲れましたが、二日目は幾分慣れたせいか、メンバーも落ち着いて演奏することができ、1日目よりずっといい演奏ができました。

そして今回印象的だったのは、今までになく演奏後、いろんな方から声をかけていただいたこと。そして、「入会したいがどうしたらいいか?」という方がたくさんいらっしゃったのには驚きました。

今回は初級者も数名舞台にあがったため、曲の難易度も低く、私たちを逆に身近に感じていただけたのかも、と思いました。とてもよいことだと思いました。初級者を含めるとできることも幾分限られてくるのですが、今後もできるだけこのような大きなイベントには、レベル関係なく、できるかぎり多くのメンバーと舞台にあがりたいと思います。メンバーの自信にもつながるし、このように不特定多数の方から声をかけていただけることは大変うれしいことです。

そして!もう一つ印象的だったのが、かなりの方が歌い手さんに声をかけられていたこと。ある意味、主役ですね!笑。一応津軽三味線のサークルなんですが、やっぱり歌い手さんが上手だと目立つみたいです、笑。伴奏に徹した演奏ができた、と思えばいいことなのかもしれませんが、歌い手さんのレベルに負けないように、私たちも精進していかないといけない、と改めて思いました。練習あるのみです!

そして!実は、自分の演奏技術にあまり自身がなく(笑)、かなり広報が中途半端なのですが、実は今回、サークル演奏とは別に、自分の和楽器+詩吟ユニットでのデビューも果たしたのです。なので、週末で4公演をこなしたのですが、さすがに疲れました‥‥笑。



すみません、スクリーンショットしかなかった、笑。(って、これくらい誰にも宣伝してなくて、写真を撮ってくれる人もいなかったということなんです!笑)

サークルは過去3年ほどでどんどん成長し、メンバーも育ってきていてうれしいのですが、自分の成長をあまり感じられる瞬間がありません。自分はサークルを引っ張っていく存在ですから、みんなにそれなりに納得してもらえるよう、技術も磨いていかなければならない。そのためのユニットをつくりました。二つの活動は大変ですが、とてもやりがいはあります。ただ、こちらは主なイベントが決まっているため、出演が絶対かぶります、笑。なので1つの体で二つ分こなさないといけない。最近年を感じることも多く(笑)、体力的にかなーりきついですが、まぁこれも年に何回かのことですので、あと数年(?笑)、力の続く限りやっていけたらなー、と思います。

というわけで、今振り返ってみて、ほんとうにこんなスケジュール、良くこなしたな、と自分で誉めてあげたい!笑

でもしんどかったけど、楽しかった!

これで一つ大きなミッションを遂行させ、次は、2019年3月のジャパンデーへの準備が始まります。

みなさん、これからも応援していだけると嬉しいです。よろしくお願いします!






みなさん、ごぶさたしています!

最近なかなかブログに費やす時間を作るのが難しく・・・・。

でも、大事なことは忘れたくないので、書いて残しておこうと思います。

先週、久々にパブリックでの演奏がありました。

落語とのコラボです!

コラボ・・・・とはいっても、落語のバックで弾くわけでもなく(笑)、落語の出囃子を弾かせていただくわけでもなかったのですが・・・・。

落語の演目演目の間にはいらせていただいた、という感じです。

そもそも、ここ、NZのオークランドに、英語で落語をされてる方がいらっしゃるというのは知ってはいたんです。でも、まさか私たちに演奏依頼がくるとはー。びっくりでしたがうれしかったですねー。

会場が、お客さんマックス40人くらいしか入らないところ、ということで、3人で参戦、ということだったんですが、三味線だけだったら飽きるかなー、と思い、思い直して歌い手んさんを連れて4人で行ってきました!

小さな会場でお客さんが近く・・・・この状況って、私、すごく苦手なんですよね・・・・。お客さん近すぎて緊張しすぎて吐きそう・・・・・みたいな、笑。逆に、すんごい大きなシアターで、真っ暗でお客さんの顔が見えない中演奏する方が緊張しなかたりするのです。だから心配してたんですが・・・・。

当日は、三味線と落語の演目を交互に行い、落語を見てリラックスした後の演奏だったから、ほぼ全く緊張せずに演奏することができました。












ちなみに今回お誘いいただいた落語のNさんは、大学時代に落語研究会で落語を勉強され、アメリカ留学をされていて英語が堪能、そして現在は俳優さんとして活躍されているそうなんですが、落語は趣味でされていて、日本の伝統を紹介するべく、このような活動に積極的に取り組まれています。同じように日本の文化・音楽を伝えるべく活動している私たちも見習わなければならないところがたくさんあり、本当にいろいろと勉強させていただきました。あらためて、このようなイベントの一部となってご協力できたことを誇りに思います!

さて、大きなイベントが一つおわったんですが、実は8月末にまた演奏機会があり、休む間なく練習に励んでいます。

その告知はまた後日させていただきます!

以下は思い出のチラシ!