死と再生のプロセス④ | 人間進化プロセス『札幌&全国☆五次元アカデミー』

人間進化プロセス『札幌&全国☆五次元アカデミー』

能力開発トレーニング/ヨガ&瞑想&呼吸法ワーク/ビジネスコンサルティング/コーチング/各種セミナーなどを通じて、あなたの中に眠っている天性の才能を目覚めさせるお手伝いをいたします。

死と再生のプロセス④ ~ダークナイト・オブ・ザ・ソウル


魂の闇夜(ダークナイト・オブ・ザ・ソウル)とは、聖十字架のヨハネ(1542~1591年、スペインのキリスト教会神秘家、司祭。『カルメル山登攀』 『暗夜』などの霊的著作がある)によって初めて使われた言葉です。


私たちの霊的覚醒の旅路において、聖ヨハネの魂の闇夜が一体何を意味するのかを、さらに深く考察してみたいと思います。


聖ヨハネは、表面的には似ているが実際には明確に異なる2つのプロセスについて言及しています。


まず最初のプロセスを彼は「感覚の闇夜(ダークナイト・オブ・ザ・センス)」と呼んでいます。そして、魂の闇夜(ダークナイト・オブ・ザ・ソウル)については、その後に説明が記述されています。まず、この2つを明確に区別したいと思います。


私たちのほとんどが、人生において憂うつや辛い孤独感、あるいは感情が干乾びたような体験をします。こういった状態は、現れては消えていくときもあり、一方で何週間や何ヶ月間も、ときには何年間も続くことさえあります。


こうした体験の大半は、「心理的プロセス」だと言えます。この過程の中で、私たちは大変心細くなり、自分をちっぽけな存在と感じ、自分には何の価値もない、誰からも愛されていない存在だと感じています。自分の生きている宇宙があまりにも広大で恐ろしく感じ、安心感や情緒的な安定を求めてどこかに逃げ込むかのように、小さな小さな箱に引きこもろうとします。


そして、他人から切り離され、世間の中で迷子になったように感じます。夢を叶えることなど私にはできないのだ、と思い込んでしまいます。未知なる人生を恐れ、自分の心に作り上げた暗い洞窟の奥に引っ込み、狭い檻の中で、怒り・裏切り・孤独感・悲しみ・苦悩というネガティブな感情を次々と際限なく体験します。


未だ癒えない心理的な問題に向き合うのは非常に苦しいですが、ディクシャはこのプロセスを加速させ、私たちを完全性(光の存在)へとパワフルに押し進めてくれます。


多くの場合、私たちを照らす光の輝きが強ければ強いほど、私たちの内側にかき立てられる暗闇も色濃くなります。


泥水が入ったコップがあるとします。多くの場合、泥水の泥はコップの底にねっとりと溜まった状態になります。そこに、純粋で綺麗な水をゆっくり注ぐと、底に溜まった泥がコップ全体に舞い上がり、コップ内は一時的に汚れ度合いが増すかのように感じられます。しかし、純水を注ぎ続けることによって、泥水はコップの外に溢れだし、コップの中から徐々に流れ出て行きます。最終的には、コップの中は純粋で綺麗な水で満たされた状態へと変わるのです。


私たち人間も、このコップのようなものです。


ネガティブな心理的プロセスが浮上することは、長いこと泥の下に埋まっていた「自分の影の一面」を目の当たりにすることなのです(「自分の影の一面」というとき、それは単に自分を通じて現れてきたネガティブな親の影響、ネガティブな社会的観念、先祖や過去生の否定的記憶のことを指しますので、厳密に言うと、自分のものではなく、自分を通じて現れてきた人類共通の否定的記憶のことです)。


そうした影の側面を、長いこと否定したり、変えようともがいたり、他人のせいにしたり、フタをして誤魔化してきましたが、ほとんどの場合は強固に残った状態のままです。


浮かび上がってくるこの無意識の泥を、私たちはどのように対処したら良いのでしょうか?



つづく


死と再生のプロセス⑤へ





宝石緑 ライトワーク総研 宝石緑

個人セッション・コース

  宝石ブルー個人セッション ・コース

各種ワークショップ・コース

  宝石ブルーアウェイクニング・コース

  宝石ブルー富のディクシャ・コース

  宝石ブルー健康のディクシャ・コース

  宝石ブルーバクティ・ヨーガ・コース

宝石赤「お問い合わせ」

宝石赤「ご予約受付け」