今回は、総まとめとして

改善したポイントを紹介していきます




既存照明を


LEDダウンライトにすると視覚的にも

スッキリします!

 

リノベ前のトイレ 

 

 リノベ後のトイレ

 壁紙を張替えるだけではなく

同時に

バランスを考え床も白系プレーンなCFを

古く汚れたフローリングの上に新たに張ります

ここで、重要ポイント1!

気づいた方もいるとおもいますが

まずペーパーホルダーも新調

他賃貸物件通常使用のホルダーより

2ランク上のものを使用しています

ここで

細かすぎて伝えにくい話ですが

ホルダー側面(サイド)も

四角ではなく柔らかい印象にするため

あえて丸みがあるものを選んでいます

ほぼ毎日使う場所の

小物なので


前回の繰り返しになり大変恐縮ですが

小物(スイッチ ドアノブ レバー 水栓器具など)は

予想以上にその存在を主張しますので

ディテールにもこだわります

ホルダーの後ろに見えるのが

なんと

ウォシュレット付温水便座のリモコン



便座一体式ではなく、リモコン壁付です


安いタイプの一体式は使いづらいので

壁タイプは視認性も良く

やっぱり使い易いですよね!


 既存のフローリングはだいぶ前のもので

そのままの状態だと色味が濃いため

空間が

暗く重い印象になります

繰り返しになりますが

重要かつ大切な事は

まだ使えるから使うのではなく


入居者が清潔さを感じ

気持ち良く使える

環境であるのか


この一点が非常に大切なんです!



古い外観でトイレも暗く重い印象の物件では

入居したいとは誰も思いませんよね!

カーテンレールも同様です

皆さん、このカーテンレール

どのような印象をもちますか? 

僕は、チープで冷たく感じます!


使えるからこのままでよいの典型です

改善後

 使用したレールは

通常賃貸物件で絶対に

お目にかかれない一品!

(このフレーズが好きなので   笑)

デザイン性と機能性にも配慮した

レール業界の老舗

TOSOのエリートという商品です

カーテンレールどれも同じゃありません

改善前のものは

見た目もかなりチープで最安価のものです

いまだに結構な頻度で目にしますし

カーテン開閉時にスムーズに動きません


エリートは色味も10種ほどあり

見た目も全然違いスマート

レール内ローラーが大型なため

開閉がスムーズで大変楽です!

通常タイプの2ランク上のレールです

続いて

そのまま放置されがちな古い分電盤

改善前 

 

 

 改善後

 説明不要のアフター画像ですが

皆さんご存知のとおり

意外と古いままの物件は多いですよね!

でも

クロスだけ張替えて分電盤が古いままでは

余計に古さを強調させてしまうので

ここもカバー付の上ランクのものを

使用します

 お待たせしました!和室のリノベ

天井部分の汚れも目立ちます

ので

ちゃんと下地処理 をします

パテは当たり前ですが

重要なのは

天井部の不吸水下地の合板ベニアに

シーラー処理

をする


経験上、ほとんどの業者はしておりません

なぜか?

賃貸の張替えの場合

ほば外注の激安下請け業者が施工のため

手間代が非常に安いです

だから

逆にできるだけ手間をかけません!

話すとだいぶ長くなるので

次回詳しく説明します


 重要ポイント2

断熱材を入れる!

畳からコンパネ下地をつくりCF

を貼っていきますが

コンパネ下地の下が

空洞(断熱材なし)だととにかく

冬場冷えますので

この様に断熱材を入れます!

間取り的に高い確率で、

この部屋が寝室になることに配慮します

かりに寝室でなくとも

入居者のよりよい生活を考えれば

入れてあげるべき!

そこに快適性が生まれますので

 リノベ後

重要ポイント3

オーナー様の意向を取り入れる


遠目ではわかりにくいですが畳調のCFです!


オーナー様は

やはり和室は畳という固定観念が強く

あまり和室感を崩したくないという

お話しを事前に伺っておりましたので


その意向も組み

和室感を崩さずとなれば

メンテナンス性も抜群な

畳調CFしかございません!


先程も説明したように

寝室として使用される確率が高い部屋なので

冬場の寒さや冷えを考慮し


この和室床は

贅沢に店舗用(2.3ミリ)を使用!


歩行感とクッション性がよく

下地の中にも断熱材が入っているため

冬場でも寒くなくとても暖かいです!

住宅用(1.8ミリ)と0.5ミリしか違いませんが

断熱性と歩行感は段違いです!

よって


オーナー様の意向を組みつつ

入居者の住環境もアップと

言う事なしです

 

リノベ前 

 いくら安い物件だとしても

この外観だと

僕も皆さんと同じく

いろいろな意味で躊躇してしまいます!

そこで

 汚れて劣化していた波板屋根を

取外し

物干竿を入れる部材を新たに取付けます

ぼくの提案で、使い勝手を重視しました


リノベ前の状態だと

洗濯物を干すスペースはあるが

このままだと使い勝手がよくない

そこで

洗濯物の干すのに最適な高さに穴を開け

このスペースを最大限に活用しました

また

木部や鉄部を新たに塗装し

外観の印象を一新!

本来なら外部全塗装したいのですが

予算が限られているため部分的に


もちろん外部玄関照明も交換!

リノベ後

 入居後の画像です

即御入居をして頂いたのは

小さなお子さんがいる若い夫婦の方です!


外観印象としまして

お世辞にも新しいとは感じません

リノベ前の

汚ならしく嫌な印象はありません!



反対側から 

 雨樋も新たに取付けました

縦樋を取り付ける柱がないので

雨落しクサリで

雨樋の水を下に落とします


この雨樋も

通常賃貸物件では使用するランクのもの

ではないです


ハウスメーカーでも標準では使いません

ランク上のものですから


よって


デザインも素晴らしく耐候性アップ!


なんと樋状の金属を

高耐候性の素材で包みこんであります



だから

耐久年数も長く

著しい経年劣化はしません!


このへんも重要なポイントです



通常ならホームセンターに置いてある

皆さんご存知の丸みのある

濃茶の最安価丸樋でしょう

もちろん、僕は使用しません!


理由は、総プラスチックの安物だと

夏場の暑さですぐひん曲がったり

色褪せが早い!

あと、やっぱり


見た目チープなのは

気分が上がりません


ここは予算を削るところではなく

本来なら


予算をかけるところなんです!!

 

 

 

 

 

リノベ前 

 作業が夜なので見づらいですが

側面のモルタル剥き出し

でも

それより驚きなのは

フローリング調のCFを玄関に貼ってあること


不誠実な内装屋はフツーにやりますね

配慮のないこんな感じの仕事を


多分、どこかの現場で余った在庫のCFを

とりあえず貼っただけでしょう


リノベ後 

 キッチンやトイレは白系のプレーンなCF

ですか

ここは玄関で土足スペースなので

少し色味があるものを使用しました

理由としては

汚れを目立たせないためですが

あまり色味が濃いと暗く重い印象になるので

このあたりがベスト


夜なので暗く感じますが

日中だと2トーン明るくなるので

ちょうどよい見た目になります



本日も最後までお付き合い頂き

ありがとうございます!


次回もよろしくお願いいたします