そういえば、
絵を描いたり、ものをつくったり

昔からそういったことが好きだった。

いつからか色に心を動かされたり魅了されるようになってた。

それがいつの間にか「そういえば」になっちゃって

学校で美術の成績がよくなかったり、

周りの人がすごすぎるのを気にして、

自信をなくして「私なんて」ってやらない言い訳にしてたから。

だからそれを「好き」だってことも

自分の中から消し去ってた。

自分では気づかないうちに。

やっかいなのは、自分では気づかないうちに、っていうところ。

フランスに来て思うのは頭で考えたことより、

感覚に正直になって選ぶ方が、

心地よい方に生きる方が

本当に私らしいってこと！

もちろん時には考えることも必要。

だけど答えを求めて数学の式を解くよりも

白いキャンバスに向かって絵の具を触っている方が心地いい。

ここにはたくさんの歴史の名残と色があって、
とてもとても綺麗だからフォトブックを作ろうと思案中。

できるかどうかもわからないし、
やったことないからやってみようと思うんだけど、

最近ひたすら自分に向き合ってたら、
やっぱりそれだけでは満たされなくて、

誰かと何かをしたくてたまらなくなった。

前の私みたいに「できない」を自分で決めちゃったり、
それに気づけなかったり、そういう人も多いのかな。

自分の感覚信じて、

弱い部分も認めて自分らしく居ながら
何もなくても楽しみながら作り上げることができたら

私自身も変われるかな。
「できない」が「やってみよう」に変わる人が増えるかな。

私がいつも周りの人からもらってる安心や、笑顔や、エネルギーを、

次は誰かに渡せるかな。

そのためには、もっと発信できるようになって、

私ももっと強くなることが今の課題。

生きてる。

命を纏う色なのか、

色が命を纏うのか。

感じたことを怖がらずに表現する。わかんないからやってみる。