皆さんは今まで「仕事をヘトヘトになって終わらせて遅い時間に家に帰ってきて、寝ようとしていたのにスマホを開いたらなぜか数時間経っていた……」なんて経験はありませんか?
突然何を言い出すんだという話ですが、ハードに働いて疲れていても、なぜか人間は
夜更かししてしまうことがあるんですね…。
普通に考えればそんな状態なら「帰ってすぐ寝るべきである」と誰でも自覚するはずです。
でも、「疲れたら帰って寝ればいいじゃん」と安直に考えられないのが今回のタイトルの「報復性夜更かし」です。
報復って、別に何か仕返ししてやろうってほどでもないと思いますが、つまり、日中に自由に過ごせずストレスが溜まった腹いせに、帰ってから寝るまでの時間で一日の楽しみを取り返そうとする、代償行為みたいなものです。
もちろん寝るまでのわずかな時間で解消できるわけもなく、就寝時間がズレていくことになります。
この状態になりやすい人の特徴は、
・嫌なことを先延ばしにする
・睡眠の優先度が低い
ということが挙げられます。
ここで言う「嫌なこと」とは、睡眠です。……睡眠が嫌とは?
仕事しかせず自身の喜ぶことは何も為さず一日を終える(就寝する)ということが嫌だから、そこから逃げているんですね。
仕事でストレスなく自分が喜ぶ状態なら、おそらく家に帰ったときには大きな充足感に包まれて、明日へと気持ちが向いているんでしょうけれども、そんな人はめったにいないんじゃないでしょうか?
あとは、睡眠の優先度が低いというのはつまり、睡眠の効果、重要性を分かっていないということで、これについては重要性を理解するだけなので誰でも改善の余地がありそうですね。
寝てしまえば、身体も脳も休めます。遅くまでスマホを使って発散しているストレス程度、すぐに回復してしまうでしょう。
そんなこと誰でも知っているのですが、悲しいのは「それを判断する力が残っていない」ことがあるんですね…。
「寝ればきっと回復できる、でもスマホで楽しい思いをして一日に楽しめなかった分を取り戻そう…!」という風に変な判断をしてしまうんですね。
これ悪循環になるんですよ……。
もちろん私はこうならないよう体調管理に努めています。
皆様も体調を崩されることのありませんように。